![]() | 踊る星降るレネシクル 5 (GA文庫) 裕時 悠示 たかや Ki SBクリエイティブ 2014-05-15 by G-Tools |
絶叫を残してレンヤは石となった。ミカホシ市、そして日本をも巻き込む戦争の行方は、今やレンヤの愛弟子・すまるの手に託された。覚醒する最強の力、しかし支払った代償はあまりに大きすぎて――。一方、レンヤの幼馴染み・瑞貴はこの覚醒の裏にある陰謀を感じ取り、学園を離れることに。
三ツ星は愛の光で輝く
己の個性で戦う若者たちが集う街でランキングトップを目指す師弟カップルの学園異能ラブコメ。
3年も待った甲斐がありましたよ。『俺修羅』なんかを賛美してる奴はにわか。真の裕時通は『るるル』!
石化したレンヤの最後の言葉によって覚醒した愛弟子・すまる、恋心を自覚したツンデレ乙女・ななな、愛に燃える熱血少女・瑞貴。三人のヒロインたちがレンヤを救うために戦いに殉じる姿に魂が打ち震えました。
正直、前巻のストーリーや登場人物を忘れかけてましたが、『前巻までのあらすじ』付きで助かったぜ!
『天楼のベツノカ』の星降りに成功し、すべてを凍らせる力を手に入れたはいいけど、この副次効果はヤバイやーつですね。すまるを利用しようとする千陽院狼輝と莫迦奈は悪役以上に狡猾で、なんというか、ずるい。
事態に翻弄され流されるばかりの生徒たちに「それでもミカホシの人間か!」と不甲斐なさを感じるだけに、退屈な平和よりも刺激的な闘争を望む瑞貴や赤巨星たちの単純さ、バトルマニアな反骨精神が小気味良い。
周囲の助言によってレンヤへの恋心を自覚し、彼を助けるために命を代償に『剣星のユギストロ』の星降りに挑むか、それとも恋敵への敗北を認め引き下がるか、葛藤で揺れるななながピュアでいじらしかった。
同じ一人の男への片思いをかけて臨んだ少女たちの戦いの結末は過酷で、石化から解かれたレンヤを待ち受けていた衝撃は相当なものだったけれど、彼女たちの想いに応える漢の姿に魅せられました。これはモテるわ。
すまる、ななな、瑞貴の三者三様の恋愛模様がそれぞれ違っていて、それぞれ素敵でした。
レンヤが自分を救ってくれたように彼女たちを救ってくれると信じていますが、よくよく考えたらこの結末って、もうふちゃん一人勝ちじゃねーの……。どうせなら本妻のいぬ間に脇役ヒロインにフラグ立てよーぜ!
次回は、また3年後とかならないですよね。新シリーズは絶対に始めないでくださいなんでもしますから…


