![]() | ブラック・ブレット (7) 世界変革の銃弾 (電撃文庫) 神崎紫電 鵜飼沙樹 KADOKAWA/アスキー・メディアワークス 2014-04-10 by G-Tools |
日本の主要五エリアによる首脳会合が開催され、議長国の東京エリア国家元首・聖天子は、四エリアの首相たちを迎えることになる。五エリアの融和を説く聖天子に対し、のらりくらりと同調を示さない彼ら。各エリアの思惑が交錯し、成果も出ないまま会談が終わろうとしたとき、仙台エリア首相・稲生紫麿が爆弾発言をする。
変わる世界、変わらない光景
人類を脅かす超生命体ガストレアと戦う少年少女の近未来ヒロイック・アクション。
やはり幼女たちが仲睦まじく殺し合う光景はいいな。実に可愛らしくて癒やされるわー。
ゾディアックガストレアの天秤座(リブラ)が仙台エリア近郊に現れ、東京エリアがガストレアを操っているとの嫌疑をかけられ、エリア間の緊張が高まるなか、事態の収拾に奔走する蓮太郎の姿に手に汗握る。
アニメも始まって、波に乗っているところに出版したかったんだろうが、薄いな! まな板にもできんぞ!
日本統一を目指した聖天子の呼びかけで開催された各エリアの首脳会議ですが、集まった者たちは誰も彼も一筋縄ではいかない政治家ばかりで、お互いに猜疑心と警戒心を抱え、融和とは程遠い話し合いがもどかしい。
一方、小学校に編入した延珠は、『呪われた子供たち』への偏見が色濃い教師やクラスメイトに馴染めなくて不登校に陥ってしまう姿が哀れでならない。傷つくくらいなら学校なんかいかなくていいよ!
リブラの出現に勝手な憶測や疑惑で東京エリアに丸投げする仙台エリアの対応も腹立たしい。聖天子の主張は、相手も同じくらい心が綺麗でなければ通じない、ただ舐められるだけってことにそろそろ気づいて欲しい。
事態を招いた本当の首謀者リトヴィンツェフは、あと一歩のところで刑務所から脱獄して姿をくらませてしまって、タイムリミットが迫るなか、解決の糸口を探して焦燥感にかられる蓮太郎と聖天子の姿が歯痒かった。
凶悪なガストレアが目の前にいるのに、人間同士で醜い政治闘争なんかしている場合なのか、どうして汚い大人たちのために罪のない幼女たちが苦しまなければならないのか、まったく苛立たしくなります。
そういえば、木更さんがようやくデレたというのに、出番すくないっすね! ああでも、意識しまくってる木更さんかわええ。相変わらずヒロインとしては役立たずだけれど、そのポンコツぶりにも期待してます。


