ダフロン

2012年09月06日

アニソンの神様/大泉貴

4800201209アニソンの神様 (このライトノベルがすごい! 文庫)
大泉 貴 のん
宝島社 2012-09-10

by G-Tools

アニソン好きが高じて、ドイツから日本へとやってきた少女、エヴァ。彼女の夢は、アニソンの聖地・日本でアニソンバンドを組むこと。今、その夢が動きだす――。音楽と青春。「CHA-LA HEAD-CHA-LA」から「太陽曰く燃えよカオス」まで、アニソンの名曲を賛美する、すべてのアニソン好きに贈る、友情物語!

 君の心にアニソンは流れているか!

 アニソン好きな留学生と音楽に悩むギター少年がおくる歌とバンドと狂騒の青春エンターテイメント

 読めばアニソンが聞きたくなる! 歌いたくなる! 踊りたくなる! アニソンが好きだと叫びたい!!
 アニソンに憧れて日本へ留学にやってきたヒロイン・エヴァが、音楽仲間を集めてアニソンバンドを結成し練習を重ね、学園祭でのライブで観客たちを熱狂の渦に巻き込む光景に胸がいっぱいになりました!
 アニソンが大好き!という気持ちで突き進むヒロインの強い熱意が眩しくて、素晴らしかった。

 日本人以上にアニソンに詳しいドイツの女の子・エヴァの自由奔放な魅力が弾けてますね。
 幼い頃から日本のアニソンを聞いて歌って育ったせいか、アニソンの持つパワフルで、大胆で刺激的、ジャンルという枠にとらわれない特徴がそのままキャラになったかのような、まさにアニソンの申し子!
 夢見ていた日本での学校生活を精一杯楽しんでるのが伝わってきて、こちらまで嬉しくなります。

 アニソンバンドをやりたいと言っても、最初は誰も相手にしてなかった周囲ですが、諦めないエヴァのチャレンジ精神に押されて一人、また一人と集まってきて、バンドが組み上がっていくところが素敵。
 彼女と出会うまではアニソンを批判していた弦人も、原作のアニメは知らずとも、次第にアニソンの持つ音楽性に惹かれていき、殻に篭っていたいた自分の世界が広がっていく姿はまさに青春ですね。

 アニソンを通じて繋がったバンドメンたちの努力が結集したライブ描写は圧巻の一言だった。
 日本のTVは毎日アニソンを流し、街を歩けばお店のBGMや駅のチャイム、携帯電話の呼出音、どんなところにもアニソンが溢れている。私もアニソンの神様の息づかいを感じれるようになりました。
 バンド集めや練習で必死なとこもいいけれど、登場人物たちの人間ドラマもマイ見所でした。

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