![]() | 紅―ギロチン 片山 憲太郎 集英社 2006-07 by G-Tools |
【悪宇商会からスカウトが来た。テストに応じた紅真九郎を待っていたのは大男と《ギロチン》の二つ名を持つ殺し屋、斬島切彦であった】
「斬島はすべての剣士の敵だ」
m9(^Д^)ギャハギャハ
斬島切彦のイカれっぷり素敵!
雪姫といい、≪斬島≫は私のツボをブッ刺してくるよ!
少なくとも舞台は「電カノ」から十年前後過去らしいから、
「後の斬島雪姫である」ということはないんだろうけど。
普段の基地外体質も遺伝なのかすごいぞ≪斬島≫完璧!
まあDQN女が大好きなだけです。社会不適応っ子萌え。
そんな斬島切彦に脅され、ビビリまくりの真九朗は、
やっぱまだまだ経験不足だよなという様子。
しかし、エネルギー源のロリータさえあれば無敵の戦鬼へ変身って、どんな仮面ライダーだそりは。
テコ入れするキャラの見極めが素晴らしい。
とくになんだあの夕乃さんは! 溺愛にも程があるwww
あれじゃ痴女と紙一重だよなと思いつつ、ツンばかりでデレがなかった銀子の株価が相対的に急上昇しましたか?
お互いの仕事には深く関わらない、その微妙なスタンスが幼馴染の余裕ですかね。
最近の片山は、小悪党がオレオレ哲学を語りすぎてるよ。
確かにコイツらの狂ったキャラクターも魅力の一つですよ。
歪んでネジ曲がってるほど、ブッ潰し甲斐があっていい!
でも、あまりに低能で小物すぎると「ウザ!」と思ってしまう。
それに比べ、斬島は無駄にクドクドと語らず。
サクっと殺っちゃってくれるからわかりやすくていい。
真の人斬りにとって、人斬り以上の理由は存在しないし、
動機もなければ、余分な思考を練る必要もない。その通りだ。
リン・チェンチンの惨殺ぶりには、思わず歓喜の悲鳴を上げてしまいましたよ。そうよ、これぞ片山!
これぞ狂気の美学!
またもや残酷で救われない物語ですが、
それでも魅せられてしまう狂気の芸術を作り上げている。
ひたすら苦いのにニヤリと美味しいシーンが豊富でした。
《ギロチン》にもフラグが立ったし。妄想が膨らむ。
ああ、またもやいまから次回が楽しみですよ。
今度はコンセント引っこ抜くなよ。作者。


