ダフロン

2011年04月07日

カレイドメイズ 2 もえない課題とやける乙女心

404474405Xカレイドメイズ2もえない課題とやける乙女心 (角川スニーカー文庫)
湖山 真 鵜飼 沙樹
角川書店(角川グループパブリッシング) 2011-03-31

by G-Tools

カイルたちは古代魔法王国の時代から続く秘祭に向かう。ネーフェの天然ぼけアプローチを見向きもせず、村の遺跡を調査するカイルの前に、超越遺物を持った謎の少女が現れた。ライバル登場!? 半熟姫さらなる奮闘へ!

 恋に焦がれて 愛に焼かれて

 古代文明の遺跡に眠っていたお姫さまと現代の魔法使いの少年がおくる古代ロマンファンタジー。

 限定された視界の中で対象の全体像を見極めるところにロマンがあるのですね教授!(覗きの話です)
 調査のレポートを書くために古代から続く"炎謝祭"が行われる村へとやってきたカイルですが、子作りに燃えるネーフェと言葉が足りずにすれ違ってしまい、されどお互いを真摯に想い合う姿に和まされる。
 ここ最近の王道ファンタジーの中では期待株の作品です。今回もドキドキ、ワクワクさせてくれました。

 ネーフェの天然ぶりは相変わらずですが、カイルにだけちょっと意地悪になってきたのが可愛かった。
 お互いに愛のない性交渉はできないと引いてしまうヘタレなカイルですが、ミオレッタに誘惑されるカイルにやきもちを焼くネーフェを見る限り、ただ子種が欲しいからだけではない気がするんだけどなぁ。
 カイルも人前では保護者のような口ぶりだけど、本音はバレバレだからニヤニヤしちゃうんですよね。

 自分はきっとよい父親にはなれないときっぱりと断って落ち込んでしまうカイルに対して、諦めないネーフェは彼に振り向いてもらえるようにあれこれと考えて、そんな前向きなところがいい子なんだよなぁ。
 一時は離れ離れになってしまったけれど、自分の身を呈してネーフェを守るという誓いを果たしたカイルと、過去を振り切ってカイルと一緒に現代を生きる決意をみせたネーフェが素晴らしかったです。

 トラブルメイカーのレナートスやお節介好きなビアンカのカップルも愉快で楽しいですね。惜しむらくはラインスタインソードなんで焼失してしまったん……。もう貧乳育成日記の続きは読めないのか。
 黒幕が案外あっさりと正体をバラしてしまったけれども、ネーフェの記憶にはまだ隠されているなにかがあるようだし、何よりもメインキャラクターたちが魅力的なので、さらなる活躍を期待していよう。
posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 角川スニーカー文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。