ダフロン

2010年08月02日

猫物語 (黒)/西尾維新

406283748X猫物語 (黒) (講談社BOX)
西尾 維新
講談社 2010-07-29

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それは美しき吸血鬼と出遭った春休みの後――空から女の子が降ってくる、少し前。おさげに眼鏡、成績優秀、品行方正、委員長の中の委員長、羽川翼。化物語のファーストヒロインである彼女が、ゴールデンウィークに魅せられた怪異とは!? これが阿良々木暦の初恋だ!

 黒き翼は、闇夜に鳴く

 怪異に魅せられた少年と少女たちがコミカルに繰り広げる新本格怪奇譚。

 お兄ちゃん、また妹のおっぱい触ってるの!? 胸が手を揉んできたとか、新手の解釈すぎるぜ!
 休日の朝から妹と下着を見せ合って、胸を揉み、足を舐めまわし、80ページ近くの猥談をして出た結論が妹から金を巻きあげてエロ本を買いに行くですか! マダラ木さんパネェっす!
 世の中の妹の兄は、みんなこんなことをやっているというのか? 妹のいる兄貴とか、死ねばいいのに!

 阿良々木くんの羽川に対する想いは、例えそれが好意であれ、性欲であれ、憧れであれ、なんであれすべからく恋として、愛として、芽吹く可能性があったんじゃないだろうか。
 その自分自身の気持ちをどう育てるか、どう向き合うかで翼ENDかひたぎENDか結末も変わったと思うけど、ここで恋愛を理解するには、まだまだ阿良々木くんの人間強度は未熟だったんだろうなぁ。

 考えて見れば、羽川翼も重い女でしたね。長年の家庭環境に抱えるものがヘヴィー。
 彼女がブラック羽川となった引き金は、ストレスと障り猫だけでなく、阿良々木くんに気遣いをされたことも影響してるんじゃないかな。他人からの優しさや同情も、時には重荷に感じるでしょう。
 完璧すぎる人間や善人すぎる人間は気持ちが悪いですね。羽川翼も鬱積が重なればキレもする。やはり彼女も人間なんだなと、それまでより少し身近に感じるようになりました。

 GWの大部分は幼女に土下座して過ごしましたとか、さすが我らの阿良々木くんである。
 忍も意表を突いたところで実に愛らしい姿を見せてくれましたし、いくつかの伏線の回収もありましたね。
 というか、前半のファイヤーシスターズの存在が輝いて後半の羽川の登場シーンが浮いてるなぁ。
 そしてまたもやアニメネタやら時系列を無視した設定ネタやら、セリフと地の文がメタメタしい……。

 まあ、なんのかんの言いつつもたっぷり楽しんで読んでしまいましたが、これだけいい加減に書いているのに読者を満足させられるというのは凄いなぁ。猫パーセント趣味、侮れない。
 次回の猫物語(白)は10月発売とのことですが、そのあとさらに6冊の刊行予定が決まってる…だと……!? いつも続きを書くのが嫌だ嫌だと語っているクセにノリノリの作者である。
 アニメの第二期も決まってしまいましたし、止め時を見失っている感もありますが、頑張ってください。

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2009年06月25日

西尾維新アニメプロジェクト ガイドブック

 無料配布小冊子としては常軌を逸した『西尾維新アニメプロジェクト ガイドブック』を運よく手に入れることができました。

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 確かに無料冊子で、これは豪華すぐる! 持った瞬間、重さで厚みがわかります。
 私がゲットしたのは立川のゲーマーズでしたが、昼過ぎの時点でもう残り僅かでしたので、欲しい人はこんなブログを読んでないで早く店に駆け込むんだ!
 配布場所は「化物語アニメ化記念フェア開催中の書店様、及び、アニメイト・ゲーマーズ・ソフマップ・とらのあな 等のアニメ商品取扱店様」とのこと。

 肝心の中身は、オールカラー40ページにて、アニメ『化物語』・『刀語』についての作品紹介、キャラクター紹介、監督・制作スタッフ、西尾維新本人にインタビューを伺った内容になっています。


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 前半20ページくらいが、ほぼ作品紹介とキャラクター紹介。この辺りは公式サイトの登場人物紹介ページをそのまま持ってきたってカンジですね。

 続いて監督の新房昭之さんとディレクター尾石達也さんの対談の様子。制作の過程や作品に対する意気込みなど語っています。
 まあ、とくに気になったくだりといえば、
 新房:主題歌に関しては各エピソード毎に変えます。神前さんには「それぞれ個性をつけてほしい」というリクエストを出させてもらっています。主題歌もBGMも、どこまでギャップをつけていただけるか凄く期待しています。
 なん・・・だと・・・。うーん、つまりキャラ毎にOPやEDが変わったりするということなんだろうか?
 けど、ファンが一番気になっているのは、『バックは誰が踊るのか?』というその一点につきる。

 西尾維新本人への直撃インタビューは、かいつまむと『原作は趣味100%で書いています』、『アニメ版についても新房シャフトに期待してね』、『ドラマCD「佰物語」の脚本はセリフを出すことを考えて書いたよ』、みたいな。

 またアニメイト、ゲーマーズ、メロンブックス、ジュンク堂などの書店員さんからの応援メッセージが数ページ。

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 『刀語』については、最後にほんのさわり程度にキャラクターと『第一話 絶刀・鉋』のストーリーと制作関係者の話を8ページちょっとくらい。
 『刀語』についての内容が少なかったけれど、まだ来年の話だからこんなものかな。


 なんにせよ、ファンならば一読の価値がある。アニメ放送開始までに確保しておくことをお勧めする。
 また6月29日には、早くも『アニメ化物語オフィシャルガイドブック』が発売となる。こちらも買いである。

4062154986アニメ化物語オフィシャルガイドブック
講談社BOX編集部
講談社 2009-06-29

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化物語(上) (講談社BOX)化物語(上) (講談社BOX)
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化物語(下) (講談社BOX)化物語(下) (講談社BOX)
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傷物語 (講談社BOX)傷物語 (講談社BOX)
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偽物語(上) (講談社BOX)偽物語(上) (講談社BOX)
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偽物語(下) (講談社BOX)偽物語(下) (講談社BOX)
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2009年06月10日

偽物語 下/西尾維新

4062837021偽物語(下) (講談社BOX)
西尾維新
講談社 2009-06-11

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"ファイヤーシスターズ"の参謀担当、阿良々木月火。暦の妹である彼女がその身に取り込んだ、吸血鬼をも凌駕する聖域の怪異とは!? 青春は、にせものだけでは終わらない。『化物語』後日談これにて完結!

 お兄ちゃん、妹のおっぱい触り過ぎ!

 怪異に取り憑かれた愛する妹のために、お兄ちゃんが頑張るぜ!というお話。

 お兄ちゃん、妹のおっぱい触り過ぎ! あとキスし過ぎ!
 朝っぱらから歯磨きブラシで妹をイかせたうえに、ベットに押し倒している兄。なんて鬼畜野郎だ!
 さらには湯上りの下の妹を廊下でひん剥いておっぱい触ったり、寝込みを襲って唇を奪ったりと、やりたい放題だな! そのくせ、まったく悪びれてないのが怖いわ!
 兄妹愛が強いのはわかるんだけれども、変態度では実行しちゃってる分、神原よりタチ悪いよ!
 妹への性虐待でページ数の大半使っているとか・・・・・・いいぞ、もっとやれ(本音)

 いつになく阿良々木暦のセクハラが酷くなってますね。受験勉強のストレスでおかしくなっちゃったのかしらと思い返せば、そもそも元からな気がしてきたよ。
 まず阿良々木ハーレムの女の子たちが、そもそもオープンすぎるからなぁ。
 奴隷根性満載の神原を筆頭として、踏まれて喜ぶドMの火憐、もう存在意義が委員長からおっぱいになってきた羽川など、エロ要員の偏りが大きいのも暦を増長させる一助になってるのは間違いない。

 メインヒロインである戦場ヶ原ひたぎさんがデレたそうですが、本命が八九寺すぎる!
 恋人がいる身で堂々と小学生にプロポーズするとか、その場にデレたぎさんがいたら、もう拉致監禁じゃすまされないよ。本物のヘヴン状態だよ。
 しかし、そうした困難と障害を乗り越えて、八九寺と結ばれるという感動のグットエンディングを期待しないでもない! やはり八九寺との掛け合いが一番楽しいなぁ!
 ついに登場すらしなくなり、もはや名目上の恋人となったデレたぎさんの巻き返しはあるのか。

 それにしても本編の物語以上にアニメ化関連のメタ会話が多すぎですねー。
 制作がシャフトに新房なら完成度は心配してないが、間違いなく原作が食われるだろうなぁ。
 阿良々木暦のキャラ絵を見て私も思ったのは、やっぱり鬼太郎だったけど。それよりも忍野メメが格好良すぎてふいた! しかも声がスザクとか、若作りしすぎでしょ。

 『化物語』の頃と比べると、ヒロインたちとの漫才ばりのコントトークは控え目になったけれど、従来の西尾維新らしさ、言葉遊びや戯言回しを多用するようになってきました。
 本当におバカな会話ばかりしているけれど、最後は愚直なまでに熱血というストーリーのスタイルは一貫して変わっていないので、1ページたりとも飽きさせることなく、とても痛快でした。

 これでついに『化物語』シリーズも終わりかとしみじみしていたら、え、まだ続くの!?
 まあ『化物語』と『刀語』のアニメ化に加え、最近では少年ジャンプで漫画の原作も始まったし、好調の波に乗ってるしね。いけるところまで行ったらええやん。
 しかし、この作者、初代プリキュア好き過ぎである。

 ところで、蛇足というか、今回のオチ。
 「もう、お兄ちゃん、妹のおっぱい触り過ぎ!」
 「それ、そこだけ切り取って聞くと、なんだかものすごいキャラだな・・・・・・」
 「今の言葉、書店用ポップとかで使うからね!」
 「どこの書店さんが使ってくれるんだよ、そんなポップ」
 「我こそはと思わん書店さんに、期待したいよね」
 「やめろ、煽るな」

 作中のこの会話、絶対に釣られる書店がいるでしょ。
 昨日の今日で、アキバ界隈の書店を見回ったりはできなかったのでわからないが。
 後日、アキバBlogさんやカトゆーさん、かーずSPさんあたりに取り上げられることを期待して。
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2008年12月07日

真庭語/西尾維新

4062836874真庭語―初代真庭蝙蝠 初代真庭喰鮫 初代真庭蝶々 初代真庭白鷺 (講談社BOX)
西尾 維新
講談社 2008-12-02

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不穏な気配ただよう、歴史の暗がりで、静かに命の火花を散らす者たちがいた。その名も真庭忍軍。しのびである彼らがこの時代を生き抜くために選ぶ、あらたな道とは!?

ご先祖さまは、すごい!

 『刀語』完結から1年。『刀語』の名かませ役・真庭忍軍の初代頭領たちを描くスピンオフです。

 『刀語』シリーズ本編では、鑢七花や変体刀の所持者の強さをアピールするだけのかませ犬に終始していた真庭忍軍の愉快なみなさんですが、ご先祖さまはとんでもなく強かった。
 やっぱりどうしても鑢七花の戦った当代ズと初代ズとを比較せざるを得なくて、平和な時代になって以降、弱体化してたのかなぁと思わずにはいられないんですよ。まあキャラ的にも、どこかしら三下感が漂っていたもんなぁ。奴らは主人公を見下しすぎていたよ。

 初代蝙蝠さんは、なんともストイックな御仁でした。戦いや名誉に酔わないところがまたCOOL!
立身出世や野心を抱かない無欲さが人間としての風格となって現れているよねぇ。
 変人奇人ぞろいの真庭忍軍で狂人といえば、初代喰鮫がこれまで出てきた中ではトップでしょうな。狂人というよりは、むしろ狂信者といった方がしっくり来る。宗教電波っ娘なんて生やさしいもんじゃねーぞ!w 途中までは浮世離れした人畜無害な人かと思ってたら背筋が凍りましたよ。怖っ! 当代喰鮫は刀を振り回すだけだったのに、なんであんなに弱くなっちゃったんだろうね・・・。

 真庭忍軍にとって歴史的ニアミスをしている初代蝶々は、なんかちょっと可愛いなと思ってしまった、ゴツイけど。いたって凡人の彼が頭領に登り詰めるまでは並大抵の努力ではなかったでしょうね。そういえば、彼はなんというか鑢七花に似ている気がしますね。実直素直筋肉バカなところとか。
 似ているといえば、似ていなくもないんだけれど、会話のウザさは似たり寄ったりなのに当代白鷺と初代白鷺の差はこれまた歴然としています。っていうか、結局白鷺の忍法については謎のままかよ! 西尾維新を名乗るくらいだったら「逆さ喋りが関係する忍法」くらい思いつけYO!

 とまあ、一冊で初代頭領を4人ばかり紹介しているわけですが、十分に時代の格差社会というものを見たカンジですね。平和な時代って怖ろしいなと。
 初代狂犬だけは、性質上当代とキャラ変らないわけですが、もともと短気なのはこのころから変化してなかったか、それが後々ひとり先走って墓穴を掘ることになるとも知らずに・・・。
 真庭もやっと本気を出してきて、相生忍軍との戦争の実態も間近に迫ってきたところでお開き。とりあえず、次からは正体が不明な「大罪円」みたいな忍法はちゃんと公開していきましょうよー。
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2008年09月13日

偽物語 上/西尾維新

4062836793偽物語(上) (講談社BOX)
VOFAN
講談社 2008-09-02

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阿良々木暦の青春は、常に怪異と共にある!?前作からの主要キャラに、今度は暦の二人の妹<ファイヤーシスターズ>が加わって大暴れ!シリーズ待望の最新作!

妹は正義の味方

前作「化物語」「傷物語」で未登場だった暦の二人の妹、ファイヤーシスターズの火憐と月火が怪異に巻き込まれ、お兄ちゃんが頑張るぜ!というお話。

阿良々木暦は、もうどんだけ八九寺好きなんだよ!
というか、今回は暦の二人の妹の話といいつつ、その実態は相変わらず阿良々木ハーレムの女の子たちと面白おかしい掛け合いをしているだけという!
いや!それが最高なんですけどね!むしろこのシリーズの価値はそこにしかないのだけれども!
暦は、彼女のはずの戦場ヶ原ひたぎと一緒にいるときはあんなに嫌々なのに、八九寺といるときはやったら嬉々としてるんですよね。
むしろヒロインの中で一番暦が敬遠しているのってひたぎなんじゃ・・・。
偽装カップル説の信憑性に妙な説得力が!

羽川さんはいつも通りの委員長オブ委員長。とみせかけて、もはや立派なエロ要員。
ここにきて普通の人に成り下がっちゃってる神原を食っちゃてます。なんという"上克下"。
暦の知らないところでひたぎと上下関係が出来上がっちゃってるし、阿良々木ハーレム内での地位を着々と固めているように思えるのは私の気のせいか。
純真無垢で地味子ちゃんだった千石撫子ちゃんが、黒いオーラを放つようになってしまったり、既出の女の子たちもいろいろとはっちゃけています。
でも、一番大きな進歩は忍野忍(キスショット)との和解ですかね(てか、喋れたんだこの子・・・。

しっかし、それにしてもメタなネタが酷いですね。
「アニメ化されるから完結したはずの物語の続編が・・・」。
キャラの口でなにを言わせてるんですか、本心を愚痴らないでくださいよ西尾さん。
応援してるんでもっと頑張ってください(むしろ、ざまぁw
いつも読者のこころをもて遊んでるからバチが当たったんでしょう。
例え作者にその気はなかったといっても、ファンの声を甘くみましたね。フフフ。
「エンディングはお前が踊るんだろ」って、無茶振りすんなや。制作スタッフが困惑しています。

ときに今回の暦の主な活躍って、妹にフルボッコされてただけじゃない?
「半不死だから負けないよ」みたいなこと言って自信満々だったのにボロ負けじゃないか!
まあ、妹の前では格好良いお兄ちゃんやってることにプチ感動しましたけど。
妹達には、ぞんざいに扱われているようで、どこか一目置かれているようにも思えましたね。
「偽物」という文字をいろんな言葉に絡めた言葉遊びが西尾維新ならではでした。

さて次は、もう一人の妹、月火の物語。
八九寺の言っていた世迷言は本当に逝ってしまうフラグだったのか、次巻に期待が高まるところです。

いや、嘘。期待なんてしてないよ!成仏フラグなんて成立しなくていいから!
我らにもっと八九寺成分を!
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2008年05月09日

傷物語/西尾維新

4062836637傷物語 (講談社BOX)
西尾 維新 VOFAN
講談社 2008-05-08

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「阿良々木くん、ど、どうか私のノーブラおっぱいをモミモミしてください、お願いします!」

みんな仲良く不幸になりましょう

阿良々木暦は、ある晩、血が凍るほど美しい金髪の吸血鬼と出遭ってしまった。両手両足のない『怪異殺し』の大吸血鬼、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードと。
瀕死の吸血鬼を助けた阿良々木が、奪われた彼女の手足を取り戻すため、吸血鬼ハンターと戦うといったお話です。

阿良々木暦は、もれなく変態という名の紳士。
初っ端から委員長のパンチラ描写4ページとか長いよ!
あの一瞬にどんだけ人生最大の感動を覚えてんですか!
第一印象が、「パンツしか、記憶にない」ってそりゃどうよ!
戦場ヶ原ひたぎと神原駿河が出てこないせいか、委員長が阿良々木"の"エロキャラになってしまってますねえ。

吸血鬼と化したあと、委員長を巻き込まないためとはいえ、
傷つける言葉を言ってしまう阿良々木を、相変わらず不器用な奴だと思いましたが、ヒネクレぶりも変わりませんね。
自分が全面的に悪いのに「パンツを見せてくれれば仲直りしてやっていいぜ」なんていう阿良々木も阿良々木だが、本当にスカートを捲ってパンツ見せる委員長がたまらなく萌える。

阿良々木と委員長が和解したところまではよかったのに。
阿良々木は、やはりことあるごとにセルハラ行為を・・・。
ってか、体育用具倉庫での一幕は、もはや性犯罪である。
委員長は純粋な友情から阿良々木を手助けしてくれているのに、その優しさにつけ込んで、なんちゅう鬼畜行為を・・・。
人間として最低だ、いや、それよりなによりヘタレすぎる!
たとえ人から非難されようとも、男には逃げてはならないときがあってだな(r

しかし、阿良々木の欲望に潔すぎる委員長も問題ですね。
(人より上位の存在に拮抗しうる、おっぱいの持ち主w)
最後かもしれない戦いに赴く漢(せんし)に生パンツを託さないでください、それは果たして死亡フラグか微妙なところですw
なんというか「こやつ、聖人君子か!?」といいたくなるくらい、阿良々木に都合が良い、パーフェクトな子なんですよね。
こんな友達がいて欲しいような、でも実際ここまで芯の強い子いたら付き合いに苦慮しそうな、そんな気がします。

今更だが何故、阿良々木はひたぎと付き合ってるのか。
ここまでご奉仕されたら、委員長フラグの1、2本立ってるよ。
この際、ひたぎは本妻でいいです、それは仕方のないこととします。そうでないと、文房具が怖いですから。
だが、駿河と委員長は1号さん2号さんだろう。それはガチ。

内容としては、お笑いネタはそこそこといった按配で、まあ阿良々木と委員長の掛け合いだけでも十分に面白いんですけれど、西尾維新お得意の超人バトルが炸裂していましたね。
こういう学園異能バトルは正直、自重して欲しかったが・・・。
まあ最後は、バッドエンドでしたが、誰か一人だけが傷つくような結末でないだけ悪くない、むしろ阿良々木とキスショットにとっては、現状の最善手だったのではないかなと思います。

さて、本誌でもやたら「アニメ化アニメ化」と忍野メメが叫んでますが、『化物語』祝アニメ化!
阿良々木とヒロインたちの下らなくも最高に愉快な掛け合いを声優たちがどう演じるか、今から期待が高まるところです。
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2007年12月08日

刀語 第十二話 炎刀・銃/西尾維新

4062836521刀語 第十二話 炎刀・銃 (エントウ・ジュウ) (講談社BOX)
西尾 維新 竹
講談社 2007-12-04

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「わたしは、そなたに惚れてもいいか?」

そして歴史は、終わらない終焉を刻む

四季崎記紀の12本の伝説の刀をめぐる新本格時代活劇。
虚刀流・鑢七花と奇策士・とがめの12ヶ月にわたる刀集めの旅は、ついに最終目的地である尾張城へ。
炎刀・銃の放った弾丸によって瀕死に陥ったとがめ。大切な人を守れなかった七花は、たった一人で城へと突入する!

とがめと七花の息の合った夫婦漫才が魅力のこの物語。
前回のラストで、とがめが銃弾に倒れてしまって、いったいどうなるんだと不安でハラハラしていましたがまさか、まさか・・・。
この展開はちょっと、いや、かなり予想GUYです。

銃弾に貫かれた死の淵で、これまでの関係を壊してしまうような、冷酷とも受け取れる心情を吐露するとがめでしたが、
いまさら理屈と感情にどれほどの違いがあるんでしょうか。
それに七花と旅をしてなにも変わってなかったら、孤独なままだったら、誠刀・銓を手にいれることはできなかったと思う。

致命傷でも悪刀・鐚ならなんとか出来るかもしれないことぐらい、賢しいとがめなら一瞬で気づいたはず。
でも、そうして生き存えることを選ばなかったということは、すでに復讐心はなかったんだと思う。
すべての言葉は、自分が死んでも七花に生きて欲しいという、これこそとがめの最後の奇策だったのではないでしょうか。

しかし、とがめを失った七花のバーサクっぷりは想像以上。
城攻めを行った七花の行く手に待ち構える家鳴将軍家御側人十一人衆ですが、これまで戦ってきた所有者のどこまでもデットコピーで、変体刀に完全に振り回されての自滅に継ぐ自滅。
そもそも元の所有者達だって、とがめが命じたあの縛りがあってこそ虚刀流相手に勝負になってたんであって、彼らにも劣る連中じゃ、ハナっからリミッター解除した七花の相手じゃない。

肝心の左右田右衛門左衛門にしても、炎刀・銃を所持してるからって七花を侮りすぎでしたね。
必殺の忍法、断罪円も結局かませ犬ならぬ、かませ技か。
とがめがいればあの十二単の下に防弾対策の鉄板でも仕込むんだろうが、彼の覚悟はそうした奇策も越えていました。
締めの「ちぇりお」の叫びには、これまでの様々の想いが込められていて胸にぐっときた。なんだか泣きそう。

いや、でも、もう少しマシな結末にできなかったのかな。
これでもかとお気楽でご都合主義バリバリなハッピーエンドを、この『刀語』というシリーズには期待していたのですが・・・。
ここにきて「萌えキャラ殺し」の特性を発揮するとは、さすが西尾維新だと納得しないこともなくはない。三重否定。
満点ではないけれど、まあまあ綺麗な締めくくりでした。
12ヶ月もよく頑張ってくれました。本当にお疲れ様でした。

それはそうと、さっさと、『化物語』の続編を書きなさい。
私にとって『刀語』は、『こよみヴぁんぷ』の長い前座でした。
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2007年11月08日

刀語 第十一話 毒刀・鍍/西尾維新

4062836483刀語 第十一話 毒刀・鍍 (ドクトウ・メッキ) (講談社BOX)
西尾 維新
講談社 2007-11-02

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歴史は静かに終幕へと向かう

四季崎記紀の12本の伝説の刀をめぐる新本格時代活劇。
虚刀流・鑢七花と奇策士・とがめは、毒刀・鍍によって暴走を始めた真庭鳳凰を追って伊賀の新・真庭の里へ。
鳳凰と相対した彼らは、そこで十二本の変体刀の秘密と四季崎記紀の正体を知らされることに・・・というお話。

旅が終わったあとも一緒にいると誓い合う二人が素敵です。
ただ素直にそばにいて欲しいって言えばいいのに、「腹心になれ」だなんて、なんともかわゆい告白じゃないですかw
旅の間に七花が人間らしさを育んでいったように、とがめも他人を信頼するという覚悟を身に着けていたみたいです。
裏表のない七花だからこそ、とがめも胸の内を打ち明けるようになったんだろうなぁ。まったくお似合いのカップルですね。

それにしても、まにわに。最後までやられっぱなしでした。
四季崎記紀の毒毒しさに、鳳凰さま食われてましたもん。
ラスボス格としては、勝負もあっけなかったかな。
でも、さすがに人鳥くんの扱いは、ちょっと可哀想でした。
すこし気が弱いだけのごく普通の少年だったのに・・・。
彼に不運があったとすれば、忍として生まれたことか。

左右田右衛門左衛門の非道っぷりには顔をしかめる。
断罪円、不生不殺のカラクリは次の巻に持ち越しですかね。
さて、ついに歴史の謎も明かされて、いよいよ残すところは最後の一本ってところで、ラストの引きが凶悪すぎるっ!

泣いても笑ってもあと一冊。できれば最後は笑いたい。
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2007年10月16日

刀語 第十話 誠刀・銓/西尾 維新

4062836432刀語 (第10話) (講談社BOX)
西尾 維新
講談社 2007-10

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【虚刀流の剣士・鑢七花と奇策士・とがめは、陸奥の百刑場へ。十二本の変体刀の中で『無刀』に重点をおいた誠刀・銓を持つ次なる対戦相手は、変幻自在の仙人、彼我木輪廻!】

過去と向き合い、己と向き合い


四季崎記紀の12本の伝説の刀をめぐる新本格時代活劇。
見る者次第で自在に姿を変えるという仙人、彼我木輪廻。
変体刀を渡すのに彼が出した条件は、地中深くに埋めた誠刀・銓をとがめだけの力で掘り返すこと。故郷へと戻ってきた彼女は、そこで己自身と向き合うことなります。

ますます七花エアー。とがめたんメインの巻。
これまで戦うことで刀集めを成功させてきた二人にとって、
彼我木輪廻が誠刀・銓を用いて問いかけた、戦わずして目的を遂げるという発想は、彼のヒントがなければ、なかなか気づかなかっただろうなぁ。
むしろ、いつの間にか戦って勝つことばかりに考えが囚われていた自分自身との戦いだったと言えますね。

相手の苦手意識を写す彼我木輪廻が、七花の前では少女に変身してますが、これは七花の女性不信フラグ。
これまで出会ってきた変体刀の所有者の女性は特殊過ぎるというか、出てくる女はそろって極端にすぎるからなぁ。
とがめにマジ惚れしているあたり、すでにはやまった感がしないでもないが、そういえば今回は二人のイチャイチャシーンがなかったのがちょっと寂しい・・・。

七花の方の問題は一区切りついたので、今度はとがめの過去や刀集めに対する覚悟を振り返ってみたという感じでした。
虚刀流と四季崎記紀との関係については、かなりあっさりと明かされましたが、二人とも割りとどうでもよさそうだなおい。
否定姫についても薄らとその正体が語られつつ、物語の終盤に向けスケールが膨らんでいっています。

さて、次こそは右衛門左衛門と真庭忍軍の決着のようです。
ということは、炎刀・銃VS毒刀・鍍というシリーズ初の変体刀同士の対決が見られるのでしょうか。
なんか放っておけば七花たちは漁夫の利を取れそうな気もしますが、あのヒネクレ作家西尾維新のことだから、さすがにそう簡単にはいかんでしょうね。
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2007年09月13日

刀語 第九話 王刀・鋸/西尾維新

4062836394刀語 第9話 王刀・鋸
西尾 維新
講談社 2007-09

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【虚刀流の剣士・鑢七花と奇策士・とがめは、出羽の天童将棋村へ。十二本の変体刀の中で『無毒』に重点をおいた王刀・鋸を持つ次なる対戦相手は、心王一鞘流師範、汽口慚愧!】
「ちゅう」

奇策士とがめ、七花に王手!

四季崎記紀の12本の伝説の刀をめぐる新本格時代活劇。
十二本の変体刀の中で唯一"刀の毒"をもたない王刀・鋸。
所持者の汽口慚愧が譲るのに出した条件は剣道の試合。
七花が最も苦手とする武器を用いての勝負に、とがめの起死回生の奇策の一手が打ち出されます。

七花エアー。とがめたん、大活躍の回。
「絡め手に弱い」以外にもありましたね、七花の大きな弱点。
委員長タイプの汽口慚愧に「武器防具なしで」と言えずに七花ととがめがたじたじになる様子とか、ちょっと可愛くてフイタw
一騎打ちで勝てばいいという簡単な話なのに、剣道の試合形式というだけで、これまででもっとも難題な戦いでした。

まともに戦えない七花に代わり、とがめのとった奇策はそれこそ卑怯千万極まりないものでしたが、まずその奇策を発動できることが凄い。今回は七花では抜きで、奇策士とがめと棋士としての慚愧の眼に見えぬ心理戦が見所でした。
まあ奇策の一番の王手は間違いなく七花とのキッスでしたが。相変わらず見せつけてくれますねぇ。満面ニヤニヤ。

そして裏では粛々と右衛門左衛門の真庭忍軍狩りが続いてます。やはり頭領格といえど拳銃に立ち向かうのは無理だったかー、まあ当然といえば当たり前か。
いや、それでもまにわになら!まにわになら、きっと超人偉人もびっくりな忍法とかで何かしてくれるはずだ!かませ犬ではない、鳳凰さまと人鳥くんのちょっといいとこみてみたーい。

毒刀と炎刀については実際にその威力が語られつつ、
徐々に静かに物語は核心に迫ってきていますね。
それにしても、これまでの変体刀がキワモノと変態たちの変則的なバトルばかりだったから、正々堂々が逆に物足りなく感じる体になっちまったじゃないか。

残り1/4を切りましたが、気を引き締めてお願いします。
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2007年08月28日

DDD 2/奈須きのこ

4062836335DDD 2 (講談社BOX) (講談社BOX)
奈須 きのこ
講談社 2007-08-10

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【オリガ記念病院から退院したばかりの石杖所在は、支倉市で流行し始めたSVSと呼ばれる「死のゲーム」に巻き込まれてしまい・・・】

高校球児たちの異常な夏


"悪魔憑き"という精神病患者たちの蔓延るサイコ&オカルト。若者たちの間で流行し始めた「SVS」と呼ばれる賭け野球に、負ければ相手を殺してしまう「シンカー」と名乗る殺人鬼が現れて、"悪魔憑き"である「シンカー」に所在が勝負を挑む。
野球が大嫌いな私ですが、これは手に汗握るほど燃えた。

実は高校球児だった所在の静かな熱血ぶりが窺える?
むしろ物語のメインは所在よりも、彼の後輩である霧栖弥一郎と殺人鬼「シンカー」にあった確執の決着ですね。
野球が好きだったからこそ、その道の挫折と転落で人間を止めてしまった「シンカー」に対して、慰めも哀れみも切り捨てて真っ向から立ち向かう霧栖の真剣勝負といったら思わず鳥肌もののケタ違いの迫力でしたね。

1vs1で投げて打つという単純明快かつ厳格なルールの下、
負けたら死ぬという状況下で、緊張感あふれる打者と投手の読み合いは、野球ファンでなくとも唸ってしまう凝りようです。
1巻がトリック使いまくりの変化球だったとすれば、今回は勢いで攻める剛速球ですね。見事に打ち取られましたよ。

途中で変なあんちゃんが乱入してきましたが日守秋星。
突如現れては場をぶち壊して去っていくハイテンション。
あのトマトさん相手にも好き放題やりたい放題やってくれちゃってて、こういうバカなノリの変態は大好きですよw
しかし、不死身のタネはさすがにありえんだろ。
というか、真実は「バカだから死なない」じゃないのか?

いつもの中毒性はなかったものの、読み易いです。
でも、まあなんていうか最後あそこで夢オチはねーよ。
もっと妹ちゃんを出せと。
とか、思ってたら、本当に脱走した!?

お兄ちゃんにげてええええええええええええ!!!!
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2007年08月09日

刀語 第八話 微刀・釵/西尾維新

406283636X刀語 第8話 微刀・釵
西尾 維新
講談社 2007-08-02

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【虚刀流の剣士・鑢七花と奇策士・とがめは、江戸の不要湖へ。十二本の変体刀の中で『人間性』に重点をおいた微刀・釵を持つ次なる対戦相手は、からくり人形、日和号!】

鑢七花の人間試練


四季崎記紀の12本の伝説の刀をめぐる新本格時代活劇。
日本人形を模したからくり人形型変体刀、微刀・釵。
あきらかに七花たちの時代には、ありえないオーバーテクノロジーの塊なんですが、もう日本刀からかけ離れたものをヒネリ出すことに命かけてるでしょ、西尾ちん。

ようやく尾張の否定姫とのご対面。
とがめが二人いるーってなカンジですな。
初っ端の挨拶から舌戦を繰り広げる二人ですが、どこかお互いに相手とのやり取りを楽しんでいるような?
策士としての共感覚みたいのもあるんでしょうね。

微刀・釵の情報を入手し、江戸の不要湖へと向う二人ですが、案内人の左右田右衛門左衛門がいなくなった途端、イチャイチャし始めるのは、なんつーか本当に仲がいいなお前ら。
膝の上だっこで作戦会議ですか。そのナチュラルさがいい。
いくらでもやっちゃってください。

作中では微刀・釵の特性を「人間らしさ」と評していますが、その実は使い手すらも排除した、武器としての本質・「無情さ」を表した変体刀であったと思いますね。
人間らしく成長していく七花には、いままでの自分自身を振り返る上で大きな意味を持つ相手でした。弱かったけど。
ランク付けだと、日和号は仕込みカラクリがある分、校倉必よりちょっと上ってくらいか。

少しだけ四季崎記紀の人物像に迫ってきましたが、否定姫の正体も含めて後半の主題になるのかな。
それと左右田右衛門左衛門が単体で真庭忍軍を下してしまいそうな勢いにはびっくり。残りの頭領はあと三人。
このまま最後までかませ犬忍軍で終わってしまうのか。

いよいよ残すはあと四本。テンション維持でお願いします。
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2007年07月16日

刀語 第七話 悪刀・鐚/西尾維新

4062836343刀語 第七話 悪刀・鐚 (アクトウ・ビタ) (講談社BOX)
西尾 維新 竹
講談社 2007-07-03

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【虚刀流の剣士・鑢七花と奇策士・とがめは、土佐の刀大仏へ。十二本の変体刀の中で『癒し』に重点をおいた悪刀・鐚を持つ次なる対戦相手は、鑢家家長の人類最強、鑢七実!】
「けどさあ、とがめ。
 姉ちゃんはおれに殺されたがったのかもしれないけど、
 おれは――姉ちゃんを殺したくはなかったよ」

殺し殺され姉弟対決!

四季崎記紀の12本の伝説の刀をめぐる新本格時代活劇。
いよいよ今回は七花とその姉、七実との姉弟対決が描かれるわけですが、身体を活性化する日本刀ってなんだよ!
もはや日本刀の形を諦めつつあるのは、まあ仕方ないが、
あんなん刺したら癒されるどころじゃなくて絶対に死ぬって!
毎度毎度ツッコミどころがあって私としては嬉しい!www

さて、注目の無刀VS天才の頂上決戦。
多少はふんばるかと思っていた七花ですが、七実の「見稽古」相手に気持ちのいいくらい見事な惨敗ぶり。
七花が半年で成長したくらいでは、姉ちゃんのレベルにはまったく届きませんか。姉ちゃんどんだけー!

いったいどうやって勝つのかと思えば、とがめの出番きたー。
初めて戦闘で奇策が役に立ったんじゃないですか。
その作戦を思いついた発想力よりも、それを実現させた実行力がすごい。しかもよく正確なタイミングを読めましたね。
いままで言われるほど到底キレ者には見えなかったけど、バカと天才は紙一重っていうやつだったんですね・・・。

二人の決闘の結末は、すごいしんみりしちゃいましたよ・・・。
病魔に苦しみ続けた人生の最後として、愛している弟に殺されたかったっていうのが切なくて、彼女の人生ってなんだったんだ!と、ちょっと虚しい気持ちに陥りました。
しかし最後でなんという大ポカをwwwオチつけんなwww

七実の死で、矛盾を抱えていた七花が覚悟を得ましたね。
彼女の最後を見る限り、自分を倒せるなら、刀としての虚刀流でなくてもいいと許してくてれたのかもしれません。
今回で刀としての七花と人間としての七花が両立したまま安定したのではないでしょうか。
不安材料が多少は減って、ほっとしました。

さあいよいよ次回は、尾張で否定姫との対決。
そして影でこっそり動いてるまにわにの動向も見逃せない。
今回は七花メインのお話だったから、次はとがめメインでしょうと、いまからwktk全裸待機です。
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2007年06月12日

フリクリ 上下/ウエダハジメ

4062836165フリクリ (上)
GAINAX ウエダ ハジメ
講談社 2007-05-08

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4062836173フリクリ (下)
GAINAX ウエダ ハジメ
講談社 2007-06-05

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【すべての非日常の元凶、ベスパ女のハル子が家政婦としてナオ太の家にやってきた! GAINAXのアニメ「フリクリ」を、日本漫画界で今もっとも無謀な男・ウエダハジメが漫画化】

マンガダッタ━━━━(゚Д゚|||)━━━━ !!!

一時期、話題になったガイナックス製OVA『フリクリ』。
小学生、ナオ太をギターで撲殺した謎のベスパ女ハル子。
彼女が巻き起こす騒動と不思議に満ちた非日常の物語。
ノベライズだと思ってページめくったら、コミックでしたよ。
講談社BOXはコミックも許容していたのか。だまされt・・・。
まあ買ってしまった後なので、久しぶりに漫画の感想でも。

主人公、ナオ太はモラトリアム全開の小学生。
アナーキーな親父や出来のいい兄貴にコンプレックスを抱いているせいか、若いのに完全にヒネくれてしまっています。
ハル子がすっげぇ傍若無人でワケわかんなくて笑えます。
一方的にナオ太を振り回しているようでいて、ナオ太をちょっとずつ前向きにさせていくお節介焼きなところがいいですね。

それにしても、ひどくクセのあるタッチの絵です。
作画が荒れまくり、乱れまくりで、一見すると汚いのに、
何故か、それがうまく味になって全体がまとまっている。
迫力満点の圧倒的な画力に屈服した!というカンジです。

まあぶっちゃけ、原作しらなかったりするのですよ。
世界観の設定を事細かに解説してくれることはないので、
下巻の後半が急展開っぽくて設定が見えてきませぬ。
なんか一応はSFっぽいですが、画風がテラシュールwww
なんというか、これは話の流れとかは深く考えず、直感で見て楽しむタイプの面白さですね。絵はすごいわ、マジで。

小説版は角川靴の方で出ているそうなので、できればそちらも読んだ後に、もう一度読み返してみたいと思います。

というか、『刀語』と比べてこの値段は・・・。漫画の原稿料って、小説より安いんだ・・・。それでも講談社BOX高いけどな!

フリクリ〈1〉フリクリ〈1〉
榎戸 洋司 GAINAX

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2007年06月11日

刀語 第六話 双刀・鎚/西尾維新

4062836319刀語 第六話 双刀・鎚(ソウトウ・カナヅチ)
西尾 維新 竹
講談社 2007-06-05

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【虚刀流の剣士・鑢七花と奇策士・とがめは、蝦夷の踊山へ。十二本の変体刀の中で『重さ』に重点をおいた双刀・鎚を持つ次なる対戦相手は、凍空一族の怪力少女、凍空こなゆき!】
「いいか、とがめはな、おれが惚れたこの女はな、どんな苦境にあったって、たとえ死ぬような目になってさえ、自分の決断を後悔することだけはねえんだよ」

とがめたん、どんだけーwww

四季崎記紀の12本の伝説の刀をめぐる新本格時代活劇。
尋常ならぬ重さの双刀・鎚を自在に操る少女、凍空こなゆき
七花は双刀・鎚を受け継ぐ資格を証明するため試合に挑む。
そして七花はこの旅で初めて敗北を喫することになります。
しかし今回の刀は、予想に反してわりと常識的だった。

とがめたんはおバカけさんだが、そこが可愛い。
「私が死んだら『ちぇりお』を流行らせてくれ」とか、「そなたと出会って復讐の無意味さを悟っt〜」とか、その展開早い早いw
ますます萌え要素の広がる奇策士から目が離せません。
口を滑らせた七花の告白で、二人の仲がどうなるかと心配していましたが、とりあえずは問題にならなくてよかったです。

達人がうっかり素人に負けるってことはありますね。
自分より弱い相手と戦うと、どうしても油断をしてしまう。
そういう経験も七花は初めてだったんじゃないかな。
しかし、マトモな相手なら、さらに鋭さが増してる七花の強さ。
何人もの武芸者の経験を蓄積しているはずの、まにわにの狂犬が軽くあしらわれるという、まさにかませ犬の汚名挽回。

とがめの命令に逆らってこなゆきを生かしたことは、七花の人間性が育まれてきたことの証明ですが、それが弱点になってしまうのではと危惧するとがめの不安がより広がりました。
ただ、本当の弱点は、そうした使い手の不安なんじゃないか。
刀として、人間としてどうあれ。自分に惚れたと言ってくれている七花の愛を信じてやればいいと思いますよとがめたん。

ちょろりと登場しましたが、本当にそのまんまでしたね炎刀。
どうみてもそれは日本刀じゃねぇだろうと突っ込みを入れる私は真庭忍軍には入れませんか?
鳳凰があそこで仲間の首を切ったのはブラフだろう。
言うこと、やることすべてを信用してはいけないのが忍者だ。

さて、刀語もついに折り返し地点。
次回はいよいよ人類最強のお姉様の再来です。
凍空一族を滅ぼしたり(途中寒くなかったのかよ)、死霊山を消滅しまったり(どうして刀の場所が)、それはもう人間じゃねぇだろうという存在に七花はどう立ち向かうのか。

というか、最後の一行が強烈すぎだぁああああ!!
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2007年05月29日

講談社BOXファン倶楽部 KOBOvel.01

講談社BOXファン倶楽部の会報が届きました。

kobo01.jpg

発送遅延でしたよね

とか、不特定多数の講談社への信用度を下げてみる。
講談社が嫌いなわけではありません、箱が嫌いなのです。

会報の中身は、来年に大河ノベル2008の執筆を計画している島田壮司と絵師の士郎正宗のインタビュー。
そして現在、大河ノベル2007で執筆中の西尾維新と清涼院流水へのインタビュー記事の二つ。

そして特別付録は、島田壮司作『都市、ハロウィンダンサー』の短編。『化物語』の絵師・VOFAN書き下ろしポストカード。
あとは竹製マスコット、KO坊のシール(いらねぇ!)

インタビュー記事の内容をいくつかまとめると。
島田壮司さんは、大河ノベル2008では、偶数月と奇数月で別の2作品を執筆なさるそうです。
ひとつは二十一世紀の近未来都市『ハロウィンダンサー』を舞台にしたSFファンタジーもの。

(短編は、いまのところ固有の登場人物が出ているワケではなく、『ハロウィンダンサー』という都市の情景を淡々と描いています。ちょっと不気味チックな隔離閉鎖都市のようです。)

もうひとつは御手洗潔の新シリーズになるとのことです。
ただしミステリというわけではなく、御手洗潔が海外で見てきた遺跡に残された暮らしや戦争の爪跡を語るという形式。

触感として、割と自信家ですね島田壮司。
ミステリじゃない御手洗潔が想像できないが、SFファンタジーは、期待できるかな。だって士郎正宗といえば『攻殻機動隊』ですよ。よく引っ張ってこれたなぁ。

続いて、西尾維新と清涼院流水へのインタビーを原文から。

Q、実のところ、もう既にラストシーンは決まってますか?

清涼院:決まってます。最後の1行は、必ず"What a perfect world!"(なんて完璧なんだ、この世界は!)になります。

西尾:決まってない、と言っておきます。でもまあ『十二話 炎刀・銃』って言ってるくらいなんだから、刀と銃の対決になるんじゃないですか・・・・・?

工エエェェ(´д`)ェェエエ工

えー、本当に銃なの? ってか、作者がこれでいいの?
でもまあ、賊刀・鎧はまんまだったしなぁ・・・。
双刀も『打撃』に特化した刀とか言ってハンマーだったり、
微刀も女性のかんざしが出てきてもおかしくはない。
王刀はノコギリでもいいですが、誠刀は武器ですらない・・・。
お願いです、もうちょっと日本刀の方向にヒネってください。

インタビーとは関係ないですが、今年の夏から講談社BOXにて、竜騎士07の『ひぐらしのなく頃に』がノベル化だそうです。
おおお、これはまた凄いの拾ってきたなー。
親が講談社だと色々と落ちてきますね。大河ノベルだけかと思ってたら、案外やるじゃん講談社BOX。

だが、あの銀箱の装丁だけは考え直せ。いまのうちだ。

B000I2FEK6ひぐらしのなく頃に祭(通常版)
アルケミスト 2007-02-22

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2007年05月12日

刀語 第五話 賊刀・鎧/西尾維新

4062836289刀語 第五話 賊刀・鎧
西尾 維新 竹
講談社 2007-05-08

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【虚刀流の剣士・鑢七花と奇策士・とがめは、薩摩の濁音港へ。十二本の変体刀の中で『守り』に重点をおいた賊刀・鎧を持つ次なる対戦相手は海賊団の首領、校倉必!】
「力ずくでわたしを守ってみせろ!」

とがめフィーバーきたぁあああ!!w

四季崎記紀の12本の伝説の刀をめぐる新本格時代活劇。
西洋甲冑を模した日本刀、賊刀・鎧をまとった大男、校倉必。
七花は賊刀・鎧ととがめを賭けての試合を持ちかけられる。
校倉必の鉄壁の防御をいかに打ち破るかが勝負の見所です
どんな変態な刀が登場するかと思いましたが、まんまかよ!

七花と校倉必の対決よりも、とがめたんのテコ入れに注目。
温泉で混浴だったり、按摩で足揉みさせたり、「ちぇりお」の勘違いがついに発覚してパニくって七花を押し倒したり、
あまつさえ校倉必に一目惚れされて、七花との決闘の賞品にまでなってしまうという、見事なまでのプリンセスっぷりw
校倉必と交渉したときの毅然とした姿ひっくるめて(・∀・)イイ!!

一方、七花も未発達な情緒が成長してきて、とがめに嫉妬する仕草や彼女の真意が読めずに迷いが生まれたりと、
ようやく刀ではない、人間としての自分に気づき始めました。
それでも"いやらしさ"や男女のグログロしたところがない、
七花ととがめの淡白な仲睦まじさが楽しくってしょうがない。
とがめは「なにすんじゃー!」が口癖になりつつありますねw

七花にとって、ひとつ問題を乗り越えた内容の今回でしたが、
刀語も中盤にさしかかって、刀集めに新たな勢力の出現。
かませ役一辺倒だった「まにわに」も、一筋縄ではいきそうにない強敵の存在を漂わせてきて、前巻で刀集め参戦を決めた人類最強お姉ちゃんも含めて混戦模様になってきました。

さて次回は、口を滑らせた七花とそれを聞いたとがめの関係がどう変わってしまうのか。不安もありますが楽しみです。
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2007年04月06日

パーフェクト・ワールド 4 Four Winds

406283622Xパーフェクト・ワールド 4 Four Winds(四方八方)
清涼院 流水
講談社 2007-04-03

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【満開の桜の下、「絶対に外れない占い師」黒老婆(クローバ)の挑戦に応じるため、「京都一の情報通」とされる四条坊を頼るエース。「ワンネス」の秘密を賭けて、敵と味方入り乱れての総力戦へ】
「プルェ(→ィ)ズ・スプェ(→ィ)クッ・ムオー・
 スルオゥルェ(→ィ)」※キャナスピーク3表記
”Please speak more slowly”
(=もっと、ゆっくり、しゃべっていただけますか?)

何語だ、これは!?

留学生レイと車イス青年エースの英語づけ京都観光案内。
「ワンネス」の手掛かりを賭けて、「絶対に外れない占い師」黒老婆と勝負をすることになったエースたち。
四月は、京都最大の繁華街、四条通りでのおいかけっこ。
それはともかく、いい加減この特殊すぎる英文の発音表記法についていけない。英語は宇宙語って真実だったんだな・・・。

エースは、お年寄り相手にマジギレカコワルーイ。
確かに黒ババアにのらりくらりと振り回されるのはストレスだろうが、年寄りの道楽と思って大目に見てやろうぜ。
『完璧な世界』にこだわりすぎないで、春はもっと気楽にGO!
このエースの頑なさは、そろそろ丸くなってこないかなぁ。

キャラとセリフの薄っぺらさは、もう勘弁してください・・・。
ごく普通のキャラの会話で「(笑)」は禁句だと思うんです。
エースと教え子三人組は、どうしてそこまで絶対の信頼関係で結ばれてるんでしょうか。これも英会話はコミュニケーション力のお陰ですか、英会話って('A`)スゲー。

新キャラの美蘭さんは、まあツッコミはあるが置いとくとして、
大黒天、太クンの召喚獣っぷりは卑怯だろう。
まあこの勝負のための一回限りの使い捨てキャラなのかも知れませんが。そうでなければ毎回なにかある度に「太くぅぅぅぅん!来てぇぇぇぇ!!」で問題が片付いてしまうテラパピヨンw

『刀語』同様、こちらもムチャクチャやって序盤終了。
今回も本編こそはユルいのに、ラストの引きが凄すぎる・・・。
これまで出されたヒントも解けぬまま、謎が累積してきました。
一段落ついた後、次回からいったいどう繋がってくるか、巻き返しに期待感が募ります。

まあ10月頃には絶対に蝶展開になるんだろうから不安はしてない。蝶展開そのものが不安なのは否定できないが・・・。
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2007年04月05日

刀語 第四話 薄刀・針/西尾維新

4062836238刀語 第四話 薄刀・針
西尾 維新 竹
講談社 2007-04-03

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【虚刀流の剣士・鑢七花と奇策士・とがめは、周防の巌流島へ。十二本の変体刀の中で『薄さ』に重点をおいた薄刀・針を持つ次なる対戦相手は日本最強の剣士、錆白兵!】

禁じ手発動!!


四季崎記紀の12本の伝説の刀をめぐる新本格時代活劇。
剣士にとっての決闘の花場・巌流島にて、ついに七花と日本最強の剣士、錆白兵が激突!!とかいう話ではありません。
七花の姉、七実による超人びっくり惨殺ショーでお送りします
このファンの期待の裏切る肩透しっぷりは流石、西尾維新。

七花が萌え萌えな愛称で呼ばれるようになってたり。
とがめとのイチャイチャっぷりが、ますます美味しいです。
島に残った姉ちゃんは、実は『刀語』版・人類最強ですか、
忍法だろうが、忍術だろうが二回見ただけでコピー可能って、
西尾維新のことだからコピー野郎とデータ野郎はいつか登場させるだろうと思っていたが、ここで姉ちゃん大抜擢かよ!

いつもながら見事な噛ませ犬、まにわに三人組が笑えます。
しかし、真庭忍軍も一気に減っちゃって、この調子で消費してたら、あとの八ヶ月もたないんじゃないですかね。
まあ十二人死んだら真庭忍軍の影の裏頭領とか、頭領を越える大頭領とか、出現条件が揃って登場してくるんでしょう。
最終的には一匹残らず噛ませ犬。死亡フラグどころか、全滅フラグ。それが宿命。それが役割。それがまにわにくおりてぃ。

まあ今回それより哀れなのは、ときめき侍・錆白兵。
一巻からあれだけもったいぶったあげくセリフひとつない。
戦闘シーンすら割愛されて、終章で数ページ語られるのみ。
お前ら、激戦の様子もさも感慨深げに回想してんじゃねぇよw
これは対剣格闘アクションなんだから、刀の話しようよ。
出番は今回限りだというのに、なんたる扱い・・・。
俺の感じたときめきを返してください!

シリーズ序盤、終了ホイッスル間際。
最強のダークホースが刀集めに出陣してまいりました。
七花の敵に回ること確定っぽいですが、刀でも持って少しでも弱体化しないと、このままでは勝負になりませんね。
なんにせよ、女子キャラが増えるのはいいことだ。

今回の竹氏の絵は何気にネ申だった。
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2007年03月08日

パーフェクト・ワールド 3 Three Cheers/清涼院流水

4062836181パーフェクト・ワールド Book.3 Three Cheers(万歳三唱)
清涼院 流水
講談社 2007-03-01

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【芸妓・梅吉から手渡された切絵をヒントに、レイとエースは京都の名所を駆け巡る。ワンネスに迫るふたりの行く先に見え隠れするのは絶対に外れない占い師"黒老婆"の影】

黒レイ、なんだこいつは!w


留学生のレイと車イスの青年・エースの英語づけ観光案内。
ワンネスへの手掛かり、千手観音の切絵を元にレイとエースは、千手観音を奉る三十三間堂、大原三千院へと向かう。
3月の京都観光案内は、3にちなんだ京の名所を巡ります。
このまったりとした旅情緒はいいんだが、その雰囲気をいつもブチ壊しにしてしまう英会話講座がそろそろ鬱陶しい!

今回ご紹介するステキイベントは、京都の南北を4.6キロに渡り2400基の灯籠がライトアップする『東山花灯籠』です。
京都はお祭りばっかですね本当に。江戸っ子もびっくりです。
そういえば、『千刀・ツルギ』でとがめたんが京の町は祭りが多いうんぬん言ってたのは、こちらの宣伝だったんですかね?
あれぐらいさり気なくやればいいのに、こっちはもっと自然にやれんのか・・・。

エースの教え子娘の出番が増えたのは結構ですが、キャラが上っ面だけです。脇役が完全に背景になっちゃってます。
ワンネスに関与するクローバの登場よりも、酒を飲んで変身した黒レイの出現の方がインパクトあるのもなんだかな。
日本語ペラペラの黒レイは、なんか無性にムカツクw

エースのクローバへの敵意がちょっと掴めなかったですね。
『完璧な世界』を信じないエースにとっては、定められた運命というものを肯定する相手で、それが気に食わないってのは理解できるけど、ハタから見てる分にはいいバーチャンじゃね?

花屋のお姉さんこと蓮庭春華の失踪にエースたちが駆り出されるのも、いささか強引に感じましたが、ラストが強烈です。
西尾維新のあの堂々とした伏線の数々もいやらしいが、
こうして話が一段落して油断したところで不意を討つやり口もかなり卑怯くさい。うわぁ、これは気になって仕方ない。

しかし、ただでさえ読みづらいキャナスピークが、さらにVerうpしてワケワカラン。もういいっすよ、英語の勉強なんて・・・。

刀語 第三話 千刀・ツルギ刀語 第三話 千刀・ツルギ
西尾 維新 take

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