ソードアート・オンライン プログレッシブ (3) (電撃文庫) 川原 礫 abec KADOKAWA/アスキー・メディアワークス 2014-12-10 by G-Tools |
アインクラッド第四層、そこには“水路”が広がっていた。なんとか街に到着した二人を出迎えたのは、湖水に浮かぶ白亜の街並みと、大小無数のゴンドラだった。第四層を自由に移動するためには、専用のゴンドラを入手しなければならない。キリトとアスナは、船材をゲットするために、大型火炎獣“マグナテリウム”に挑む!
剣撃と波音の舟唄
アインクラッドでのキリトやアスナたちの冒険を第1層から描き直すプログレッシブ編
ついにアスナの入浴シーンへのログインに成功したキリトさん。これで夜のソードスキルも捗るな!
第四層に突入したキリトとアスナが、水路のマップを舟で横断し、システムに隠されたクエストやキャンペーンシナリオの謎を解き明かしてゲーム攻略を進めつつ、お互いの距離を縮めていく関係が楽しかった。
ラノベのシリーズ3巻でお約束の水着回だぁああああああ!!! アスナさんちょろかわ!
LA取りまくりのキリトさんは廃人装備の鉄の塊や!と思っていたら、アスナも十分にガチ装備だった。
仮想世界に慣れて、現実世界の感覚が薄れていることに危機感を抱くアスナですが、いちいちギャップを感じていたら、なおさらストレスを溜めるだけなので、状況への順応するのは正常な心理の働きじゃないかな。
アスナはそれよりも無防備を晒してピュアなキリトさんを誘惑するのはやめ……いや、いいぞもっとやれ!
キャンペーンシナリオに繋がる裏クエストを発見し、今まで以上に二人っきりのシーンが多くて、いろいろな思い出を積み重ねていく二人が甘ったるくてたまらない。なんで君ら付き合ってないの! もどかしいよ!
キバオウ達、攻略組はもう放っておいていいんじゃない? ここまでの経験から何も学んでない。階層攻略やキリトの足を引っ張ってるだけでは……。死んでも自業自得だし、後の人たちの反面教師になってくれるよ。
こんな丁寧に書いてていいのかな。もっと攻略速度を上げてもいいんじゃないかなって、1巻あたり2〜3層くらいでいいかと、このペースだと本編の75層まで追いつくのに本編より多くかかる計算になるんでは。
ベータ版との乖離が生まれ始め、キリトのビーターとしての知識が活かせなくてってきました。やはり最後に頼りになるのはゲーマーとしての経験と感といったところでしょうか。次の階層の冒険にも期待が膨らむ。