![]() | 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 6 (6) (電撃文庫 い 9-6) 入間 人間 アスキー・メディアワークス 2008-09-10 by G-Tools |
体育の授業をサボり中、人間をお辞めになったらしき侵入者が学校に来訪した。殺傷能力を有した、長黒いモノを携えて。そしてそいつは、無言でいきなり長黒いモノをぶっ放した。気づけば、体育館の床一面には阿鼻叫喚の赤い花が狂い咲き始め……。さよなら、まーちゃん。……嘘だといいなぁ。
体育館で卒業式(人生的な意味で)
嘘つき狼少年とヤンデレ少女のサイコサスペンス。最終巻。
銃を乱射する犯人よりも、周り中血だらけな状況で平然としているみーくんが不気味でした。
イっちゃってる乱射魔を言葉で誘導し、人質すらも利用してみせるみーくんは実にペテン師。
適当なことを言わせたら一流ですね。ハリウッドの三流アクション映画並には格好良かったです。
空気を読めないまーちゃんは、頑張っているみーくんにイチャイチャを強要するお荷物さんかと思っていたら、最後にやっちゃってくれましたね・・・・・・、よくも悪くも・・・・・・。
「おお みーくんよ しんでしまうとは なさけない」
って、なんですかよこの結末はっ!
えええええええええ!!!これで本当に終わりなの!?
すさまじい謎が残ってしまったんだけれど、やめてよ! こういう後を濁しまくりな終わり方は!
う〜ん、表紙から推察すると、「みーくん"が"」でいいんだよね? そしていつになく裏表紙が怖い!
なんというか、人生の途中で落とし穴にはまって、そのまま穴の底で暮らしていたら、
ある日、土が崩れて生き埋めにされてしまいました的な一生でしたね。みーくん、満足かい?
あとは、他の登場人物の後日談というか、そろいもそろってダメ人間の戯言が続いてたんですが、
みーくんが絡んでなくとも、すでに変人奇人の群れなんですね。
耕太とあんずちゃんは再登場を期待してたんだけどなぁ。恋日先生のダメ姉ぶりに萌え。
シリーズのラスボスだと信じていた湯女は、結局、完全な蚊帳の外で終わってしまったのが残念。
みーくんと『人間失格』の座をめぐる勝負に決着を着けて欲しかった。
まあみーくんには、『人間失格』というよりは、『人間失敗』が正しい気がするけれど。
そしてジェロニモさんは、今日も元気にジェロニモってました。
あと不満があるとすれば、最終巻なのにいつもよりネタが少なかった。
「ユナ・ナンシィ・オーエン」には笑いましたけれど。
前々からオタだと思っていたが、東方厨でもあったのか作者。
衝撃の結末というよりは、唐突な結末という感が拭いきれないのは何故だろう。
相手が小物過ぎたんでしょう、あまりに見事なぶん投げENDでした。
入間人間先生の次回作に奇態します。


























