2008年09月17日

ばけらの!/杉井光

479735061Xばけらの! (GA文庫 す 2-1)
杉井光
ソフトバンククリエイティブ 2008-09-16

by G-Tools

とあるライトノベルレーベルからデビューした新人作家・杉井ヒカル。彼が住むアパートでは、株やパチンコに熱中する不良管狼作家イヅナや、ちっちゃな少女の姿でエッチなラブコメ作品を世に送り出す座敷童作家ツバサが、今日も元気に玉稿を執筆中……執筆してるはず!

楽しいライトノベル"作家"の書き方

新人作家の杉井ヒカルと同業者の化け物美少女たちとのラノベ作家生活を描いたパロディラブコメです。

リアル杉井光の支倉凍砂への愛が伝わってきました。イヅナかわいいよイヅナ!
続巻の執筆もせずにパチンコ、ネトゲ、デイトレードに夢中になって、ヒカルの部屋に入り浸っては、メシをたかってくる、なんかもうひたすら駄目人間な狼耳少女の愛くるしさに激しくこころの琴線を揺さぶられます。
端から眺めていると気持ちが丸見えで、すっかりヒカルと同居状態なのにそれを指摘されると目いっぱい否定してくるんだから、もう可愛いったらないです。ニヤニヤがとまりません。

ヒカルとイヅナの他にも、ときには騒動の種にもなるけれど頼りになるグールの風姫屍鬼お姉さん。
ちびっこいけれどヒカルとイヅナを母親のように見守る座敷童のつばささん、下ネタだらけで騒がしいインキュバスのエムさんなど、個性豊かで味があるメンツがそろっていて、モデルの作家を知らなくても、これなら十分に面白いんじゃないでしょうか。
とくにお気に入りなのが男爵ウーノ。あのはっちゃけぶりには笑いました。
執筆のためのモチベーションを上げるために、大食いしたり、大人買いに走ったり、ナオンとテルホ行ったり、やっぱりみなさん執筆作業でストレスを溜めてるんでしょうね。ご苦労様です。でも、続きは早く書いてね!

基本はドタバタライフコメディだけれども、最後にはホロリとくるいい話でした。
杉井光は、『さよならピアノソナタ』のような青春まっしぐらな作風の作家かと思えば、『死図目のイタカ』のようなホラー、『さくらファミリア』のようなラブコメもなかなか書けるしで、わりと器用なマルチ作家になってきましたね。
読者としても新人さんには色々なジャンルに挑戦して欲しいと思います。杉井光はその点は申し分ない。
やはりここ2、3年のうちに登場してきた新人の中では、支倉凍砂と並ぶツートップではないかと。
あとはできればファンタジーとかSFとか、王道といわれているものを一本書いてみてくれないかなぁ。

発売前から話題沸騰だった今作でしたが、内輪ネタが分かる人にはとても興味深い内容でした。
こことかで元ネタ解説やってますが、別のサイトでもいまだ謎な「ロリなおっさん」の正体は『円環少女』の長谷敏司ではないかなと予想している。
たしか上月司がアミューズメントメディア総合学院時代のときに講師を務めてたはず。正解かはわかりません。

ちなみにアニメイト特典のリーフレットが欲しかったので、これだけのために通販登録した私です。

bakerano.jpg
イヅナかわゆす
posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | GA文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月16日

神曲奏界ポリフォニカ ダン・サリエルと白銀の虎/あざの耕平

4797350598神曲奏界ポリフォニカ ダン・サリエルと白銀の虎 神曲奏界ポリフォニカシリーズ (GA文庫 あ 4-1)
あざの耕平
ソフトバンククリエイティブ 2008-09-16

by G-Tools

新進気鋭の音楽家にして、神曲楽士のダン・サリエル。世間でその才能は高く評価されているものの、性格はといえば、傲岸不遜で傍若無人、唯我独尊な俺様である。そんな彼がある日、一柱の上級精霊コジと出会う。コジを気に入ったサリエルは、なんとか彼と契約を結ぼうと計略するのだが……。

楽しまなければ音楽じゃない!

『神曲奏界ポリフォニカ ぱれっと』で掲載され、人気を博した「ダン・サリエルと白銀の虎」と、さらにその後のダンたちの活躍を追った短編3話からなる連作短編集となっています。

『ぱれっと』の発売当初から「良作!」と騒がれていましたが、それにしてもまさか本当にシリーズ化するとは思ってもみませんでした。私も特にお気に入りのエピソードでしたので、これは素直に嬉しい誤算。今回は編集部の英断と言わざるをえない。

私がダンを好きな理由としては、彼が音楽家としてはあるまじき、俗っぽいキャラだからでしょうね。
人前では爽やかクールなのに、オフでは唯我独尊な俺様キャラという豹変っぷりがたまりません。
自信家なのに、そのくせ妙に粘着質で僻みっぽいし。こっそり恨み手帳とか書いてそうだもん。
インテリぶっているけどその実陰険なだけで、すっごく子供っぽいんじゃないかしら。
それなのにどうしてか愛らしくみえてしまうのは、開き直りが堂々として、一本筋が通っているからかな。
気分屋なのも感情をストレートに表していて気持ちがいいし、よくも悪くも人間味が溢れていて見ていると楽しくなれる奴なんですよね。
いうなればピカレスクロマン、悪役萌えというものかな。

そんなどこからどうみても小悪党なダンさまですが、それでも音楽にかけるひたむきさと情熱にかけては人一倍の想いを秘めている、その真摯な素顔がまた魅力なのでありますよー。
「音楽は大衆のため」をモットーにしながら、「広く、浅い」自分の音楽は真の芸術ではないとコンプレックスを抱き、苦悩し、葛藤し、迷いながらも自分の音楽はこれしかないんだと立ち上がる姿がどうしようもなく格好良い。
作中に登場するアマディアや老楽士のような、真の芸術を持つ者の前でただ俯いているだけではなく、どんなに無様でも必死に喰らい付いていくその意地こそ、彼が決してニ流、三流の音楽家ではないという証だと思う。

私の場合、「真の芸術」とは、より多くの人に感動を与えるものであると考えています。
はっきりいって技巧の問題なら、今はコンピュータを使えばいくらでも精度は上げられるんですよね。
ライトノベルでも、作者にどれほどの文章力があっても、それで喜ぶのは審査員と編集者だけ。
作品に「こころに訴えかけるなにか」、いうなれば魂がこもっていなければ、読者は見向きもしません。
そもそも。『物差し』っていうのは時代と共に変るものですしねぇ。
いまでこそ教養のひとつとして持てはやされていますが、古典音楽成立当時から音楽って、演劇と並んで俗っぽい文化の代名詞でしたし。いまでいうアイドル曲とか、昼ドラの類ですね。
それを「芸術がわかる高尚な人間にだけわかればいい」なんて言うのもおかしいでしょうよ。

ところでポリ赤のメンバーも大量に登場してきますが、このユフィンリーはいままでのシリーズで見てきたなかで、もっとも大人気ないなぁ。
ポリ赤だとみんなの頼れる姉御、若くてエネルギッシュな女社長というイメージで、ポリ黒だと落ち着いた大人の風格を感じさせ、プロとしての雰囲気が前面に出ているカンジなのですが、作者が違うだけでここまで違いがハッキリしているというのも面白いですね。
フォロンやレンバルトはそこまで違和感はないのに。キャラの解釈の差ですかね?

というか、以前は気にしてませんでしたが、モモは案外ロリっ気があったのか。
アマディアも意外とナイスバディだったんですねぇ。そしてコジはやっぱりにゃんこでした。
ダンさまとモモはその持ち味を存分に引き出していましたが、アマディア×コジ組は、後半は脇役一辺倒で活躍がちょっと物足りなかったかなぁ。
次回は、もっとモモとアマディアでダンさまを取り合う光景を見たいところである。

神曲奏界ポリフォニカ ぱれっと 神曲奏界ポリフォニカ シリーズ短編集 (GA文庫)神曲奏界ポリフォニカ ぱれっと 神曲奏界ポリフォニカ シリーズ短編集 (GA文庫)
山本 ヤマト okama 椋本 夏夜

by G-Tools
posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | GA文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月28日

晴れた空にくじら 浮船乗りと少女/大西科学

4797349166晴れた空にくじら 浮船乗りと少女 (GA文庫 お 3-5)
refeia
ソフトバンククリエイティブ 2008-07-15

by G-Tools


いつか、届く、あの空に

成層圏の上空に棲む不思議な生き物「浮鯨」から採れる器官「浮珠」を利用し、空を飛ぶ船「浮船」。
輸送会社を営む雪平の元に突然やってきた「鯨撃ち」の少女クニは、開口一番「浮船を譲ってくれ」と言い出して・・・。
戦争の始まった空で展開されるボーイミーツガールもの。

主人公の雪平がお調子者の阿呆にしかみえん。
つーか、お人好しな性格の主人公は全然アリだが、それは何も考えていない能天気なバカとは違うぞ。
なんかこちらの彼はその場のノリで、女の子の前で調子のいいことを言ってるだけっぽいんですよね。
緊迫感のあるシーンでも真剣味が感じられなくて萎える。
結果的になんとかなっているだけで、どうにも燃えない。

あと話の中で、船を空に浮かべる動力となる「浮珠」についてですが、250kgもの浮力があるということは、船と球体の接触面に250kgの圧力がかかっているということだろう?
なぜ割れないんだよ。すっごく割れやすいんじゃないのかよ。
そもそも降下するときにいちいち球を割ってるのって、貴重品なのにかなり勿体無くないか。てか、割る必要ないだろう。

要は空中で錘を調達する方法があればいいんでしょうよ。
例えば出発地と目的地に公共の港を作って、地上とロープで結ばれた船をあらかじめ上空に浮かべておく。
そして100mくらいごとに給水口を用意して、地上からポンプで汲み上げて船に給水しながら徐々にに降りてくればよくね?
浮船は昔からある技術なんだし、企業とか政府でもいいが、その程度の運航システムは確立してるもんじゃないかねぇ。

気球といっしょで、戦闘機じゃないんだから、戦術的に空中戦をやらせて機動運用させるものじゃないな。
それよかもし本当に作中のような機動を船にさせてたら、乗員全員、高山病で死んでるよ。
船内の気圧を一定に保つという考えがないようですね。
「仕様です」といわれればそれまでなんだが、ところどころ科学的っぽい雰囲気を出そうとしてるだけに、色々ひっかかる。
この話の世界観のキモともいえる部分なのだから、もっと応用をきかせて欲しかった。

前作の「ジョン平とぼくと」でも感じていましたが、いかにも昭和人っぽい作者の感性が合わないんだよなぁ。
懐古趣味的というよりは、ただボロいだけのような。
そのジェネレーションギャップを良い意味でのギャップと捉えるか、悪い意味と捉えるかで好みが分かれそうですね。
それよりもまず練りが足りねぇ、あと10年は練ってくれ。

続編はどうだろう、買わないなきっと。

ジョン平とぼくと (GA文庫)ジョン平とぼくと (GA文庫)
銀八

by G-Tools
posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | GA文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月27日

神曲奏界ポリフォニカ リライアンス・ブラック/大迫純一

4797349212神曲奏界ポリフォニカ リライアンス・ブラック 神曲奏界ポリフォニカシリーズ (GA文庫 お 2-14)
BUNBUN
ソフトバンククリエイティブ 2008-07-15

by G-Tools


それでも彼女はやってない

「トルバス・インディーズ音楽祭」前日に、不自然な感電死体となって発見された神曲楽士シギナ・セデルキン。殺害の嫌疑をかけられたのはなんとシェリカだった。親友にかけられた容疑を晴らすためマティアが奔走する、といったお話です。

どこにいってもシェリカはみんなに愛されてますねぇ。
彼女のように自然と周りに人が集ってくる人間というのは、
なんかこう他人を元気にさせるオーラみたいなものを恒常放射させてるんでしょうね。その天性の明るさが眩しい。
クラスや職場にいたら楽しいマスコット的存在ですよね。

しかし、今回は彼女に殺人の容疑がかかり、そのヒマワリのような笑顔が曇ってしまうのだけれども、その容疑を晴らすべくシェリカを信じて事件の真相を追い求めるマティアのひたむきな姿がよかったです。いつもより捜査に力が入ってました。
マティアとシェリカの仲睦まじさを見ていると、女の子っていいなぁー!!と声を張り上げて叫びたくなっちゃう。

一方、ミステリとしてみた場合、トリックそのものは単純でしたが、問題なのは『何の目的で』という点だったでしょうか。
きっと真犯人を庇っているんだろうなぁと思っていたキャラはいたのですが、まさかその理由が逆だったとは・・・。
シェリカが悪いわけじゃないが、人気者なのも考えもの。

ともかくも無事に事件の解決を見ましたが、それよりも薄々想像していた「昔、マティアの乗っていた飛行機を落としたのマナガじゃね?」という疑惑が再浮上。
マティアの身体のこともあるし、なんだかストーリーの流れがきな臭くなってきたぞ。
posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | GA文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月26日

神曲奏界ポリフォニカ ジェラス・クリムゾン/榊一郎

4797345446神曲奏界ポリフォニカ ジェラス・クリムゾン 神曲奏界ポリフォニカシリーズ (GA文庫 さ 1-8)
榊 一郎
ソフトバンククリエイティブ 2008-07-15

by G-Tools


其は、人と精霊の絆

トルバス市主催のお祭り「スピリットフェスタ」に向け、神曲学院の生徒たちと演奏会を行うことになったフォロン。
そこでフォロンは、神曲学院の生徒でありながら、精霊嫌いを公言する少女クガノに自分と通じる影を見る。そして彼らの目前で奏始曲を使ったテロが発生して、というお話。

久しぶりにコーティのニーソを拝めました。ありがたや〜。
前巻からしばらく間が空いてましたが、短編や同時進行しているポリ黒がかなり進んでしまっているので、いつのまにかユギリ姉妹がトルバス神曲学院を卒業してますね。
彼女らの学園生活を覗いてみたくもありましたが、残念です。
その代わり今回は、それなりに学園モノの雰囲気でしょうか。

いつもはどこか未熟な面が目立つフォロンとコーティが、演奏会に向けて後輩を指導するところが新鮮ですね。
それなりに後輩たちの合奏が様になってきたところで、一人精霊が嫌いという女生徒が邪魔になってフォロンを悩ませるのですが、それを邪推したコーティが「眼鏡か、それともあの三つ編が萌えるのか」と嫉妬をあらわにする姿がもう可笑しいw

神曲学院に入学したばかりのカティオムまでも彼女のことを気にかけるものだから、同棲中のシェルートゥは気が気でない。
コーティと一緒になって飲んだくれているところに、偶然通りがかって絡まれてしまったミノティアスは運悪かった。
酔っ払いのノロケ話ほど、どうでもいいものはないよね。

精霊を自由に支配できる奏始曲の噂を耳にした生徒たちが、イザその奏始曲で精霊たちが苦しむ姿を見て、「こんなものは要らない」と言ってくれたのはよかったなぁ。
それが神曲楽士を目指す者のあるべき姿ですよね。
そういやコーティは口調こそ偉そうだが、厳しい物言いの中でも相手の為になるいい指導をしていると思いましたね。
まあ昔からフォロンへの指導で慣れているのかもしれん。

ちなみに文庫の本編しか読んでない人にはチンプンカンプンだと思いますが、今回フォロンの周りをうろついている下級精霊ミゼルドリットは、キネノベ版の過去編からのキャラです。
二枚羽の下級精霊ですが、中級クラスの力を持っていて人間形態をとれる特異な奴。
キネノベ版でも謎なキャラで、おまけに新しい設定まで追加されてますが、なにか重要な位置づけにされてるのかなぁ。

後半が気になります。
posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | GA文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月08日

神曲奏界ポリフォニカ アニバーサリー・ホワイト/高殿円

神曲奏界ポリフォニカ アニバーサリー・ホワイト ポリフォニカシリーズ
高殿 円 きなこひろ
479734475X

【故郷に帰り冬休みを満喫する生徒達。しかし、メイドのスノウはそうもいかない。特に執事のルークはスノウに対して容赦がない。そんなルークには、スノウの知らない事実があった】

人と精霊の恋とはどんなものかしら


冬休みに故郷に帰省したスノウたちを描くポリ白短編集。
時期的にはキネティックノベル版の少し前のお話のようです。

◆僕の時を刻む神曲

執事ルークの正体とプリムローズの婚約話。
ルークは1巻以降、出番ないからそれほど設定があるキャラだとは思ってもみませんでした。というか、ほとんど忘れてた。
住んでいる村人が人間でないと気づかれると村ごと消えてなくなるって、なんか都市伝説みたいですね精霊村。

プリムローズの婚約に動転して、ルークの気持ちを誤解して一人で大騒ぎしているスノウが女の子らしくてよかったです。
ブランカの勘違いっぷりには、まったくヤレヤレ。まあお約束。
しかし、お嬢様の婚約話はそれから一体どうなった?

◆セレブレーションホワイト

七楽門の新年の集まりに参加するジョッシュの話。
ジョッシュの義父はストーカーですか。また変なおっさんだなぁそして元祖ストーカー精霊、リシュリーに恋敵が・・・。
サラサの最後に茶目っ気のあるところがポイント高し。
なかなか進展しないこの二人も相変わらずだなぁ。

七楽門の家名がようやくまとめて出てきました。
六つまでは判明していたものの、カイムラ家が分からなかったんですよねぇ。名前だけはどっかにでてきてたんですが。
それよりもスノウのお師匠様キター!(あの人ですよね?)

単身楽団、ダンテ、キーラ家、賢者の石。精霊を斬ったスノウの持つ刀の謎が少しずつ明かされていきます。
世界観に関わる今回で多分一番重要なお話でしたね。
しかし、いまさらだが、ジョッシュはキャラが薄いな!

◆金平糖の恋

ひさしぶりに地上に降りたミノティアスが主人公の話。
なんというかミノティアス、作者に愛されてますよね。
牛と間違われて肉屋に売り飛ばされそうになるどんだけー。
ポリ赤ではちゃんと半獣半人のリカントラに進化(?)してるけれど、その中間ってどうなってんだろう。

それにしても精霊と人間の恋はありえるかというのは、
寿命の差があるだけに難しい問題ですよねぇ。


さて、次から第二部という流れらしいですが、新学年始まって早々にキネノベ版の方の話を挟むんですよね。
その辺り、プレイしていない読者にどう説明するのかが気掛かりなところです。

ときに今月は早くもポリ黒の続編と、12月にはレオンガーラが主役のポリ黄(金?)がでるとか。ポリ黒人気ありすぎ!
アニメの2期はポリ黒だな。

神曲奏界ポリフォニカ ペイシェント・ブラック 神曲奏界ポリフォニカシリーズ [GA文庫]神曲奏界ポリフォニカ ペイシェント・ブラック 神曲奏界ポリフォニカシリーズ [GA文庫]
大迫 純一 BUNBUN

by G-Tools
posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(1) | GA文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月28日

おと×まほ 2/白瀬修

4797342935おと×まほ 2
白瀬 修 ヤス
ソフトバンククリエイティブ 2007-08-09

by G-Tools

【目を覚ました樋野留真の前にいたのは、パジャマ姿の白姫彼方。だが留真のピンチはそれだけではなく、留真はとあるきっかけで、ノイズと戦えなくなってしまい・・・】

彼女が魔法少女になった理由


男の子である白姫彼方が魔法少女に変身して怪物"ディスコード"との戦いを繰り広げる一風変わった魔法少女もの。
とはいえ、今回のメインは魔法少女グレイス・チャペルこと樋野留真と新たな魔法少女・幾瀬依をめぐるエピソード。
それぞれの魔法少女たちの戦う理由に迫ります。

グレ子のツンデレっぷりが微笑ましすぎる。
「ですの」口調のお嬢様キャラだったはずが、いきなりテント暮らしのホームレスに変わってるのに吹いた。
意地を張ってはいても、彼女を気遣う周囲には無理をしているのがバレバレなのが可愛いなぁもう。
彼方の下半身に興味をお持ちのご様子にニヤニヤ。

大切なものために戦っていても、そのためにいま自分を大切にしてくれる人達を蔑ろにしてはいけませんよね。
でも、大切なものだからこそ、自分の力で守りたいという思いもわからなくはないです。どっちの気持ちも大切にできれば、それが一番いい解決法なんですけれどね。
なんやかんやを終えてのグレ子の変化が素敵でした。

女装コスプレショーとか、どうみてもギャグなんですが、人と人の出会いから生まれる気持ちの温かさが伝わってきます。
そして萌えというよりも、むしろ燃える展開の嵐。
見た目は可愛いのに、中身は男らしい彼方がよい意味で魔法少女の既成概念をぶち壊してくれてますね。
留真にフラグが立ってしまったのもしかたないやな。

気になる変態マスコット・モエルの正体やら、何気に黒幕っぽい委員長の影とか、世界にファンタジーを振り撒いてる此方の帰還予告とか伏線が張られましたが、さて次回どうなる!?
posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(4) | GA文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月27日

クインテット! 2/越後屋鉄舟

479734301Xクインテット!2
越後屋 鉄舟 せんむ
ソフトバンククリエイティブ 2007-08-09

by G-Tools

【居候娘たちに振り回される日常は相変わらず。操が突然誘拐されたり、遊恋子が暴走したり、ひだりがブチきれたり。さらには悪の秘密結社ボヘミアン・ラプソディーが、とうとう動き始めたりもして!?】

女子かしまし物語


父と二人暮らしの椿敬介の家に突然やってきた五人の少女による美少女ハーレムものというよりはドタバタホームコメディ。
前巻では空気だった「ちゃちゃちゃ」弁の操、お嬢様メイドの遊恋子、幼馴染ひだりそれぞれがメインの短編+一家で伊豆に家族旅行に出かけるお話の全4話構成です。

操の話では、いままで彼女が感じてきた負い目や引け目を敬介が豪快に吹き飛ばしてくれたのがすごい爽快でした。
続く遊恋子の話では、シリアスに重い過去を語る彼女にドン引きする敬介の慌てぶりに笑いをこらえつつ、ますます属性がカオスになっていく彼女のトンデモぶりに期待していたり。なにこの特技がエアギターのお嬢様ってw

一方、ひだりの話では、他の娘さんたちのアクが濃すぎるせいで、いまいち平凡な感が否めない彼女が、実家に帰ってしまったことで椿家に対する存在感をアピールしてましたね。
普通なら不利なお母さんキャラという弱味を活かしてました。

そして温泉話といえば、主人公にフラグを立てたりする重要イベントですが、この作品ではそんな色気はありません。
う〜む、戦隊ヒーローものに毛が生えたような、このしょうもないバトルはいったいなんなんだろう。とりあえず親父ナイス!
決してドロドロな展開になることはなく、主人公の敬介と賑やかな五人娘たちの間に漂うアホアホな空気が面白いです。

そしてヒロインに負けず、やんちゃ坊主がそのまま成長したかのような敬介の真っ直ぐな男らしさもこの作品の魅力ですね。
しかし、悲しいかなヒロインの中で一番好きなのは十兵衛だったりする。じゅうべえルートはないのかごるあ。

次回で完結とのことですが、どんな結末にもっていくつもりなのかまったく予測不能。最後まで笑えるお話をお願いします。
posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(4) | GA文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月26日

神曲奏界ポリフォニカ ぱれっと/浅井 ラボ あざの耕平 神野オキナ 三田誠

4797342994神曲奏界ポリフォニカ ぱれっと 神曲奏界ポリフォニカ シリーズ短編集 (GA文庫)
浅井 ラボ あざの 耕平 神野 オキナ
ソフトバンク クリエイティブ 2007-08-09

by G-Tools


シェアードワールド・ポリフォニカ短編集。第二弾。
四人の作家による短編集+五人のイラストレータの競演。
というかGA文庫自体が初めての人ばっかじゃないか!!
そしてなんという豪華作家陣!!!!wwwwwww

GA文庫、よくやった!!

◆たとえ時が経とうとも 三田誠
周囲からは天才と賞賛されども、自分では凡才と思っているレンバルトのある日を描いた「ポリ赤」のサイドストーリー。
普段は軽薄なイメージが先行しているレンバルトが渋い!
珍しく失意に浸る彼と人生の重みを感じるピアノ弾きの老人との世代の差を越えた友情ってのが、またいいです。

レンバルトは主人公に匹敵する魅力ある名脇役だと思うのですが、いかせん、本編ではフォロン×コーティが強すぎる。
レンバルト×ボウレムズにも、美味しいところを与えてくれ。
そして、折角のレンバルト回なのにハーメルンにお役を奪われているシンクラヴィスの存在不憫。

◆音色は遠く、耳に届かず 浅井ラボ
あいかわらず、容赦なくグロく不条理で救いがない!
作者色が真っ黒、というか汚濁色だな!
そしてこれも浅井ラボならではというのか、周波数しつこい。
まあ音楽における周波数は、それだけで本が一冊できてしまうほど重要な要素らしいですがなんともアカデミック。

ときに神曲とは『魂の形』なので、低脳な下級精霊とはいえ、神曲を奏でられる以上は、このハートレスなおっさんも、自覚してないだけでちゃんと心があるはずなんですよね。
そうした裏まで心得て描いてるとしたら、さすが浅井所長。

◆ワイルドウェスト・いえろー 神野オキナ
ポリフォニカ大陸とはまた別の新大陸での物語。
またポリフォニカに新しいステージの可能性が広がりました。
「あそびにいくヨ!」は途中で止まっているのでゲストキャラが誰なのかはわかりませんが、それでも十分楽しめました。
ヘイホンと六がやりすぎな感もありますが、可愛いから良し。

ときに赤黒白青ときたら、次は黄だと思っていたんですが、
そんな戦隊色を短編で使ってしまっていいのだろうか・・・。

◆ダン・サリエルと白銀の虎 あざの耕平
虎型の上級精霊コジを巡る自意識過剰な音楽家ダン・サリエルとあがり症の天才少女アマディアの物語です。
ワガママだけれども、ダン・サリエルのあのぶっ飛んだキャラは清々しささえある。性格破綻者っぷりが最高!w
ダンはレンバルトと同じ葛藤を抱えてなお、堂々と開き直って大衆のための音楽を目指す姿がカッコイイです。

アマディアの真の才能に打ちのめされはしたけれども、音楽は技術だけ優劣は決まらないと思う。
天才ダン・サリエル先生の今後の活躍に期待です。

お気に入り順としては、あざの>三田>浅井>神野かな。
しかし、それぞれ特色が溢れていて甲乙つがたしでしたぞ!

それではポリフォニカのさらなる発展を願って。
posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(3) | GA文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月19日

神曲奏界ポリフォニカ THE BLACK 〜EPISODE 1&2

B000PBOO9C神曲奏界ポリフォニカ THE BLACK 〜EPISODE 1&2 BOX EDITION〜
ocelot/KuroCo 2007-08-10

by G-Tools


「神曲奏界ポリフォニカ」のブラックシリーズ。キネティックノベル版。大きなマナガと小さなマティアの精霊事件簿。
傷ついた心が罪の涙と出会う時、物語はここから始まる。

EPSODE 1
【惨劇からマティアを救い出したのは巨漢の精霊マナガだった。不器用だが、純朴なマナガの対応にマティアは閉ざしていた心を次第に開いていき・・・】

「言葉にならない気持ちでも、音楽にならできる」

惹かれ合う、悲しみと哀しみの魂


poly83.jpg

ソルテム山上空で起きた原因不明の旅客機墜落事故。
偶然その場に居合わせた精霊マナガにより、唯一、生き残った少女マティアは、そのときに負った怪我により入院して以降も笑顔はおろか、まともな表情すら浮かべることがなかった。
すで両親と死に別れ、彼女もまた死にたがっていたことを知ったマナガは、彼女の病室に通いつめるようになる。

マティアとマナガのたどたどしいやり取りがいいですね。
最初はいかにもぎこちなく、それが不器用でも真摯なマナガの優しさに触れてマティアが心を開いていく光景がなんとも微笑ましくて、ついついこちらの顔までほころんでしまいます。
いやー、マナガの天然っぷりは本当に癒される。
やはりポリ黒の一番の萌え要素はマナガだなー。

poly84.jpg

主治医としてマティアに接するティグレアさんの奮闘ぶりも、これぞ姉御肌というのか、凛々しくてカッコイイ!!
この頃のマティアは、マナガでなくても放っておけんですよ。
しかし、マナガが贈った沢山のお見舞いの中で、マティアがまず手にしたのがパズルっていうのが彼女らしいですね。

マティアが施設に行かされると聞いて、自分が引き取る決意を定めたマナガからマティアへの言葉が素敵です。
「自分は不器用だから沢山のことをいっぺんにはできない、
 だから、すべてが終わるまで待っててくれ」
あー、不器用な彼が言うからこそグッとくるなぁ。
生きる気力を取り戻し、マナガが迎えに来るそのときまで必死にリハビリに向うマティアもこれまた健気でグッとくる。

半年後、マティアを引き取るため精霊警官になったマナガ。
それまでリハビリに専念していても、どうしても歩けなかったのに、彼に再会して初めて立って歩けるようになるなんて、まさにお約束っ!w

poly85.jpg

アパートにきたマティアの入居祝いと誕生日祝い。
マティアの両親の形見だったブルースハープをこっそり直してたとは、マナガにしては気が効いてるじゃないか。
そして響き渡るブルースの音色にマナガの力が蘇る。

poly65.jpg

poly67.jpg

ポリフォニカ恒例の口説き文句キター!
しかし、なんというクマちゃん柄!そんなところも好きだー!

poly86.jpg

;゚д゚)・:; グハッ!! ちょ、おま、犯罪、ぎゃあああああ!!
ポリ黒までこういう展開ですか、ますます「ロリフォニカ」の異名から脱しがたくなっていくじゃまいか。
いや、でも他の変態カップルとは違って、"マティアから"というのが違うか。なんですか、この新婚さんの初夜的ムードは。

poly69.jpg

3年後、マナガを追って警官になったマティア。
警官としての二人の活躍は、また、別の物語である。

EPSODE 2
【警部となったマティアは、ある日、浮浪児の少女サジ・シェリカと出会う。父の冤罪を主張する彼女を信じた二人は、すでに解決した事件の再捜査に乗り出す】

「罪ってのはな、償えるときに償っとくもんだ。
 それを逃しちまうとな・・・・・・
 罪は罪人を食らい尽くしちまう」

黒き断罪者訪れし刻、葬られし罪が蘇る

poly71.jpg

精霊課に配属されたばかりの二人の目の前で引ったくりの現行犯で捕まった少女、サジ・シェリカ。
行き場のない彼女を自宅に保護した二人は、ストリートチルドレンになる原因となった彼女の父親の事件の経緯を聞く。
シェリカに懇願され、事件の再捜査を進める二人は、決定的と思われていた証拠に綻びを見つける。

poly72.jpg

女の子同士の友情話っていいですな。
このサービスシーンだけで身悶えして憤死しそう。
むしろ明るくて人懐っこいシェリカに対して、マティアの方から積極的に世話を焼いているのが新鮮ですね。

poly75.jpg

事件の判決で決め手の証拠となった監視カメラの映像から不自然な点を見つけ出し、真犯人の存在を確信するにまで至るなんて、ここでもマティアの観察力は驚異的ですね。
犯行現場と逮捕されたシェリカの自宅を繋ぐルートを何度も往復したり、この二人って観察力や推理力が目立ちますが、地味な捜査にも率先して向う行動力もありますよね。

まあ当然のことながら、トリックをあっさり看破されて、二人の仕掛けた罠にのこのこやってきた真犯人さんのマヌケ面最高
そして三流の小悪党にふさわしく、開き直って襲い掛かる彼らに黒の精霊とブルースハープの旋律が立ち向かう。

poly80.jpg

一撃必殺、マナガパンチ!!!

まあ狂った精霊とかならともかく、普通の精霊ごときじゃまるで相手になりませんな。
ポリフォニカは総じて戦闘がダルイので楽勝ムードでOK。
ときに人の想いや魂のこもった楽器は、楽器の中でも特別扱いされるらしいですが、もしかするとマティアの天才的な神曲の腕前の一端は、亡くなった両親やマナガの想いがこめられたブルースハープにもあるのかもしれませんね。

poly88.jpg

しばらくの後、二人のもとにシェリカからの手紙が届く。
父親と並んで写真に写る彼女の笑顔を胸に、新たな事件の捜査へと向う二人の活躍は、また、別の物語である。

いやぁ、マティアとマナガ、このコンビは本当にいい!!
会話のテンポも素晴しいんですが、声優陣の絶妙なセリフ回しが、本で読んで想像したイメージそのままでした。
収録されているサントラも物語を引き立てていましたね。
ストーリーの細かい配慮までなされて、エピローグがそのまま第1巻の事件へと繋がり、読後の余韻も味わい深くていいです。また一巻から読み返したくなりましたよ。

さてキネティックノベルラッシュは一区切りつきましたが、
次は何色がきますかな。順当にいけば青?
posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | GA文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月29日

カラクリ荘の異人たち/霜島ケイ

4797342986カラクリ荘の異人たち~もしくは賽河原町奇談~
霜島ケイ ミギー
ソフトバンククリエイティブ 2007-07-12

by G-Tools

【異世界へ行く方法を尋ねられ「車か電車で行けば?」と答えた太一。しかし下宿することになった空栗荘へ向かった彼がバスを降りると、そこは妖怪たちの住む町で・・・】

0144-14106!


一人暮らしを始めた太一の下宿先、古びた旅館の空栗荘は、あちらとこちらが混じりあう不思議な場所。
人間たちの住む表側と妖怪たちが棲む裏側の賽河原町を行き来するようになったことで、自閉に陥っている太一が少しずつ人との関わりを取り戻していくといったお話です。

妖怪モノというよりは、変人アパートもの?
素朴な妖怪たちと心に傷を負った少年との物語なのですが、
変人ばかりな空栗荘の住人たちとの交流がメインですかね。
妖怪たちより住人たちの方がユニークなのは事実。

中でも半人前霊能者のミヨシがお気に入り。
お調子者な彼を見ていると、こちらも自然と頬が緩んでくる。
他人と距離をひいている太一にも、みんなマイペースにも、
なにくれと世話を焼いてやってる場の温かさに和みますね。
こんなお隣さんばかりだったら騒がしくも賑やかで毎日楽しいでしょうね。

後半、ちょっと妖怪退治風味になりますが、そこでおばあちゃんと再会して、少しだけ「好き」という感情を取り戻して、人との関わりの大切さを思い出していくところがよかったです。
太一と采菜との関係も注目ですが、空回りしがちな采菜と輪から外れがちな太一が噛み合うことはあるのでしょうか。
次があったら、学校を舞台に采菜との話を期待したいです。

ときに異世界へ行く方法があるとしたら、どうやっていくか?

愛咲の答え:本のページを開けば、いつだってファンタジー。
posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(8) | GA文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月28日

神曲奏界ポリフォニカ レゾリューション・ブラック/大迫純一

4797341661神曲奏界ポリフォニカ レゾリューション・ブラック
大迫 純一 BUNBUN
ソフトバンククリエイティブ 2007-07-12

by G-Tools

【万全の警備体制を誇るトルバス都立神曲博物館から忽然と姿を消した伝説の単身楽団「氷の女王」。捜査にあたるマナガとマティアだが、捜査の途中でマティアが倒れて・・・】
「あたしが今、生きているのは、マナガのおかげだから、マナガのためだったら、捨ててもいいよ」

いつかくる別れの前に・・・

大きなマナガと小さなマティアの精霊事件簿。
博物館で起きた強盗殺人事件の捜査中、高熱で倒れてしまったマティア。相棒の身を案じながらも、マナガはひとり事件の謎解きに挑みます。

ここにきて名コンビの脆さが露呈しました。
神曲楽士としての腕や推理力は大人顔負けですが、マティアがまだ小さな女の子だってことを失念してしまったマナガには手痛い教訓になったことでしょう。
でも、マティアもマナガに合わせて無理しすぎですよね。
マティアのマナガに対するあそこまでの執念はいったい・・・。

それにしてもマティアの観察力には驚かされました。
マティアのためにも必死に謎解きに向かうマナガと女刑事アレクシアの奮闘ぶりもよかったです。
途中、倒れたマティアの助けとなるレオンガーラやリジェーナの言葉や気遣いは、なんというか大人ですわ。
ポリ黒は脇役の魅力の引き出し方がシブくていいです。

いつかくる「その時」を具体的な恐怖として実感したマナガ。
人間と精霊の寿命差は、ポリフォニカの永遠の命題ですね。
でも、まあ中には半ば不死化してる翠カップルとか、何故か女神化してる白カップルとかもいるわけですが。ずりーな。

自分たちに起きた奇跡をマティアは「お約束」なんて言ってますが、おそらくレブロスの聖骸に関連するもの。
この現象は回復させてるというよりは、健康な状態まで身体の時間を戻してると思われるんですがどうでしょう。
エンプティ・セットの関与も徐々に見えてきましたが、レブロスの欠片を集めて、タイムマシンでも作る気なんでしょうかね。

今回も最後にホロリとさせて、笑いで物語を締めてくれます。
いやぁ、なんというか始終ドキドキ、ハラハラで厚かった。
名実ともにポリフォニカのメインとなりつつあるポリ黒ですが、
いよいよキネティック版の発売が8/10に迫りました。
そこで描かれる「始まりの事件」が、この二人の絆をどう結びつけたのでしょうか。むちゃくちゃ楽しみです。

そして、もう延期の延期は勘弁。

神曲奏界ポリフォニカ THE BLACK 〜EPISODE 1&2 BOX EDITION〜神曲奏界ポリフォニカ THE BLACK 〜EPISODE 1&2 BOX EDITION〜

by G-Tools
posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(5) | GA文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月15日

神曲奏界ポリフォニカ 〜エンドレスアリア〜

B000QG5P3K神曲奏界ポリフォニカ Memories White 〜エンドレスアリア〜 初回特典版
.. 2007-07-13

by G-Tools

【地上の戦争の影響は精霊島学院の生徒達にまで及ぼうとしていた。戦争により閉鎖を余儀なくされた学院を救うべく、スノウは地上へと降りた学院長の後を追うが・・・】
「おまえがどこにいようと、俺は、必ずおまえを見つけ出す。だから、会えないなんてことあるはずがない。」

poly45.jpg

絶賛お悩み中

戦渦の影響で閉鎖の決まった精霊島学院。
次々と生徒たちが帰国していき、誰もいなくなった教室を見て、この世界で何かをせずにはいられないスノウの気持ちと「歴史を変えるべきでない」と主張するプリムローズの考え。どちらもわかりますね。

入浴中のスノウ・・・。眼鏡がないと誰だか認識できんな。
いかに彼女が眼鏡属性に依存しているかが分かりますね。
あと髪型。ツンデレはツインテールが基本なんやぁー。


poly46.jpg

ブランカの契約楽士である双子も精霊島から離れたのに、
漬物桶に居座って地上へ降りることを拒むエターナリア。
何故、二人にその力を貸さないのかと問い詰めるスノウに、
精霊は人間の争いに関与すべきでないと諭す漬物石嬢。

始祖精霊の力を持ってすれば戦争を終わらせることは簡単だけれど、争いが起こる度に精霊が母親のように世話をしてばかりでは、それでは人間がいつまでたっても成長しない。
それではいつまでたっても人間の間で争いが生まれ続ける。
だから人間の問題は、人間が乗り越えていかねばならない。
正直、電波なおねいやんだと侮っていましたが、深いですな。
伊達に八柱女神ズの長女を名乗ってないってことですか。


それでもリシュリーの契約楽士である学院長マーヴェラスが反逆罪として捕らえられたと聞いて、再び地上へ向かうスノウ。

poly59.jpg

けれどマーヴェラスは助けに来たスノウたちの手を拒む。
たとえ自分の判決が冤罪だったとしても、人間の法を精霊が力づくで破ってしまっては、なにもならないから。
エターナリアと同じく、「人間は精霊の手を借りず、過去の過ちから学ばなければならない」と自分の命を犠牲にして訴えるマーヴェラスの強い信念に胸を打たれますね。

そしてなによりリシュリーの純真な心を穢させないため、
戦闘を禁じた彼女の身体に次々と凶弾が撃ち込まれていく。

poly50.jpg

バーサーカーモード発動!!!

ストーカー精霊キレた!(((( ;゚Д゚)))
最初の一撃でクラストの王都壊滅。そしてものすごい死者。
暴走しているとはいえ、なんてデタラメな威力・・・。
マーヴェラスが死んでまで止ようとしたのにまったく聞いてね
一国を丸ごと完全に焼き払ってから、駆けつけた七柱の女神により消滅を防ぐための封印措置。

こうなることは予想できてましたが、彼女の罪というより、むしろ彼女自身が人間の身勝手さが生み出した犠牲者であって、こんなことで200年も苦しみ続けるというのも哀れでなりません。


リシュリーの暴走から避難したスノウたちは、精霊島から鳴り響く不気味なパイプオルガンの音色に気づく。
精霊島へ急いで戻ると、そこでパリスの身体を乗っ取った"誰か"と、操られるまま鍵盤を弾くプリムローズの姿が。

poly60.jpg

精神のみの存在、調律者ダンテ=イブハンブラきました。
増えすぎた人間と精霊の数のバランスをとるために今回の戦争を引き起こしたって、そういうキャラでしたか。
そして世界初の「単身楽団」、動力源は地下の温泉の蒸気って、スケールデカすぎワロタ。

そしてエリュトロン登場。
コーティのストーカー精霊。またこいつの仕業か。

poly61.jpg

なんというキモメン

ここで謎の無表情キャラだったポムニートもぶっちゃけます。

poly52.jpg

おお、レブロスきた。

poly53.jpg

それなんて、長門っっっ!!!www

いや、キャラかぶりすぎですから。
レブロスは時を操る力があるみたいです。
どうみても統合思念体です。

彼らの企みを見過ごせないスノウは当然のごとく戦闘へ。

poly54.jpg

まあ戦闘シーンはどうでもいいや(ぇ

poly55.jpg

最後はエターナリアが「地上のみんな、オラに力をわけてくれ」と地上の人々の賛美歌をかき集め、スノウとの合体神曲でフルボッコ!フルボッコ!ポリフォニカは数の力最強!www


poly56.jpg

元の時代へ戻り、学園祭で四重奏を弾くスノウたち。
学院や精霊のために命をかけたマーヴェラスやエターナリアと出会ったことでスノウにあった劣等感は消えたみたいです。
ブランカの過去を知って、二人の心の距離も近づいたかな。
いちゃつくスノウとブランカでもうお腹いっぱい。

BGMの少なさはともかくも、やたら絵は綺麗だった。
とくにスノウとプリムローズの中の人の掛け合い最高ですw
戦闘シーンではやや詰め込み気味でしたが、ポリフォニカワールドの重要なキーワードがいくつも出てきました。
今回の物語は謎解きための壮大なヒントといったところか。

エリとんの「お前たちの時代にもダンテはいる、お前たちのすぐ側に」という捨てセリフも今後の本編への繋がりを暗示していますね。まだまだ謎の残るポリフォニカ。

さて、本来なら今日はポリ黒をプレイするはずだったのに、発売延期で8月までお預けとは・・・。延期二回目じゃねーか。
小説読んで来月まで我慢するか・・・。・゚・(ノд`)・゚・。

神曲奏界ポリフォニカ THE BLACK 〜EPISODE 1&2 BOX EDITION〜神曲奏界ポリフォニカ THE BLACK 〜EPISODE 1&2 BOX EDITION〜

by G-Tools

神曲奏界ポリフォニカ レゾリューション・ブラック 神曲奏界ポリフォニカ ブラック シリーズ5 [GA文庫] (GA文庫 お 2-5)神曲奏界ポリフォニカ レゾリューション・ブラック 神曲奏界ポリフォニカ ブラック シリーズ5 [GA文庫] (GA文庫 お 2-5)
大迫 純一 BUNBUN

by G-Tools
posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | GA文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月05日

8ガールズ オデッセイ/吉田親司

47973416888ガールズ オデッセイ [GA文庫]
吉田 親司 うき
ソフトバンククリエイティブ 2007-06-14

by G-Tools

【女性ばかり8人のクルーで構成されていた輸送船〈シャドーレス・シャングリラ〉。人工冬眠から目覚めてみると、何故か小さな男の子が乗り込んでいて・・・】

宇宙の彼方のまほろばへ


土星を目指し人工冬眠で星間航行中の8人の女性クルー。
警報に目覚めてみると、船内にいるはずのない少年の姿が。
そうして彼女達は船の目的地である土星に着くまでの間、不思議な少年と共同生活をおくることになります。
宇宙船という閉ざされた空間の中を利用した、『孤島もの』のミステリの変形といっていいかもしれません。

ヒロインだけは八人八色で個性豊か。
やる気のない館長、堅物の副長、僕っ子の甲板長、マッドな船医、六本指のハッカー、少女趣味な大女、快楽主義の料理長、そして世渡りなれした巫女幼女。
それぞれに事情を抱え、次第に語られていく彼女たちの過去に、彼女たちが秘めた絶望、失意と悲しみ、いまにも壊れそうなアイデンティティの儚さを感じずにはいられません。

オチはそれまでの伏線を結んで衝撃的な結末へと繋げていますが、なんとも珍妙奇天烈な解答で理解に苦しみます。
そもそも人類の運命を決める重大任務を、なんで何も知らされないクルーたちに任せているの?という疑問もありますが、
根本的な問題は、物語そのものに読者の興味を惹きつけるものがあるか、作者の伝えたいことが練りこまれているかというプロット段階の話じゃないですかねぇ。

面白いと思わせるには、あと何かが足りなかったという感。

閑話休題。
欧州宇宙機関が人体実験の犠牲者を公募しています。

閉鎖空間で520日間生活 火星飛行の模擬実験計画

これ最後まで、何人生き残れるか。っていう実験じゃないの?
この6人の男女がどんな愛憎劇の末の悲しい事件を引き起こしてしまうのか、いまから目に浮かぶようです。
まず男女の中で明確な序列が生まれるな、そのうち食料の分配とかに平等をうたった規則ができて個人の自由を侵害し始める、やがて不満とストレスから発狂しはじめる。

そういえば、ラノベにもそんな気持ち悪い話あったよな。

扉の外扉の外
土橋 真二郎

by G-Tools
posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(4) | GA文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月02日

シャギードッグ 2 人形の鎮魂歌/七尾あきら

4797336722シャギードッグII 人形の鎮魂歌~defeated~ [GA文庫]
七尾 あきら 宮城
ソフトバンククリエイティブ 2007-06-14

by G-Tools

【帰ってきたオズに、〈青い遺伝子改変者〉時沢沙織まで加わり、サークル活動に張り切るまりん。だが、大介に訪れたつかの間の平穏は、いともたやすく破られ・・・】

サイバー熱血スポ根SF


格闘者と異能者が蠢く近未来ハードアクション。
突然、大介のアパートの隣の部屋にオズが越してきた。
まともに学校へ通い始めたオズ、さらに異局の殺し屋亜夜までもが教師として赴任してきて、大介は振り回されっぱなし。
そうした平穏な日常の中で、大介はかつて慣れ親しんでいたジェットボードの世界へと戻っていきます。

オズかわいいよオズ。亜夜かわいいよ亜夜。
学校生活に解け込もうとするが、奇行が浮きまくるオズ。
プライドが高くて、そのくせ寂しがり屋で不器用なオズの成長を温かく見守るまりんや級友たちがいいですな。
そして普段は格好イイのに教壇に上がるとドジになる亜夜。
まるで不慣れな新任教師そのものです。この人までこんな可愛くする必要があったのだろうかw 何気に教師天職じゃw

再びジェットボードに乗り始めて、妙にハイテンションな大介からは、いかに好きなのかというウキウキ感が伝わってきます。
しかし、自分に大切なものがない、というのと大介が自分に構ってくれなくなったというだけでオズに殺されかける大介が哀れかと。そこまで固執しているくらいなら、もう十分に大介にフォーリンラブだと思うのですが、自覚してくれんのでしょうね。
まったくもって素敵なヤンデレさんです。

あと、終始、まりんは大介そっちのけでいいのかな。
オズに胸ドキドキしてたような・・・。百合ルートの気配。
新キャラの時沢沙織も大介フラグが立ってるみたいだし、
女性陣の動向が面白すぎるんですが、ほのぼの合宿シーンの裏では、大介を戦いへと放り込む事件が発生しています。

最後、すごい酷い結末で次巻へ続いていますが、
甘っちょろい大介のままでは勝てない相手みたいですね。
また「幽霊」の狂気に囚われてしまうのかと不安なことはありますが、彼の"不殺"の信念を信じていたい。
新人なのに相変わらず凄まじい文章力ですが、次巻の発売をとにかく早く、素早く、可及的速やかにお願いしたい!

私としては、この作者のすべてが好きすぎる。
posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(3) | TrackBack(0) | GA文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月27日

神曲奏界ポリフォニカ ビギニング・クリムゾン/>榊一郎

4797340614神曲奏界ポリフォニカ ビギニング・クリムゾン 神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンシリーズ5 GA文庫
榊 一郎 神奈月 昇
ソフトバンククリエイティブ 2007-05-12

by G-Tools

【力ある精霊たちと契約し、彼等を操る者「神曲楽士」。その神曲楽士を育成するトルバス神曲学院を訪れる二人の少女の姿があった。ポリフォニカワールド、最初の前奏曲】
 奏でよ、其は我等が盟約也。
 其は盟約。
 其は快楽。
 其は威力。
 故に奏でよ、汝が魂の形を。

モロブラ、エロスwww

キネティックノベルからの文庫落ち。
学生だった頃のフォロンとコーティの出会いの物語。
まあ実際はユギリ姉妹によるトルバス神曲学院学校案内。
本編では活躍の乏しいユギリ姉妹を堪能できる仕様です。
プリネシカの方は、脱ぎます。エロ路線のポリ赤です。

今回の話はアニメの4話目でもやったし、本家サイトに行けば、体験版として無料でダウンロードプレイできるので、加筆修正された以外はとくに見新しいものはないかな。
いまさらとくに言うことも浮かびません、すみません。
「とらのあな」と「アニメイト」限定の特装版では、まず表紙からしてエロくて(↓)、売り上げが凄かったらしいですね。

poly99.jpg

ネタを変えて。ぶっちゃけ、アニメ版が驚くほどにつまらない。
いや、マナガとマティアが登場した回は喝采をあげたが。
でも、あれだとアニメから入った人は、世界観がさっぱり分からないと思うんだよね。作品への掘り下げが足りない。
あと折角、神曲に音がついたのになんか画一的。

文庫だけでは曖昧な部分をTVで補完して欲しい。
文庫版は肝心な設定が抜け落ちてるのが多いんですよ。
そうした点では、プリネシカと精霊ドーリスラエとの融合秘話がアニメの8話目で語られたのはよかった。

プリネシカの精霊の羽の形状がちょっと違うのが気になるが

poly07.jpg

アニメのポリフォニカで満足できない方は、是非、キネノベの方に手を伸ばしてみてください。PC版、PS2版も絶賛発売中。

神曲奏界ポリフォニカ 1&2話 BOXエディション神曲奏界ポリフォニカ 1&2話 BOXエディション

by G-Tools

神曲奏界ポリフォニカPS2版 神曲奏界ポリフォニカ

by G-Tools

神曲奏界ポリフォニカ 3&4話完結編 初回特典版神曲奏界ポリフォニカ 3&4話完結編 初回特典版

by G-Tools
posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(3) | GA文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月25日

クインテット! 1/越後屋鉄舟

4797341653クインテット! 1
越後屋 鉄舟 せんむ
ソフトバンククリエイティブ 2007-05-12

by G-Tools

【椿敬助は父一人子一人で暮らす高校生、だった。突然同居することになった幼馴染みに押しかけ家来、義理の妹、許嫁、そして現役アイドル。ナニ? この、女の子だらけの大家族!!】

ヒロイン属性、五重奏!


居候娘たちが一つ屋根の下で巻きこすラブコメ旋風。
ある日、幼なじみと家来と義理の妹と許婚とアイドルの五人の少女たちと同棲することになった不良高校生のお話です。
どこからどうみても設定はハーレムものでエロゲですが、
そこかしこに織り込まれたギャグがやたらと面白い!

五人娘の姦しい掛け合いが楽しいですね。
そろいもそろって口調や言葉使いがどこぞか変です。
普通に喋ってるだけで珍妙奇天烈な会話が成立してます。
キャラが立ってるおかげでセリフも混乱しなくていいです。
それぞれの魅力を挙げていったらキリがないのですが、
正直、五人娘よりも相笠十兵衛がお気に入りなんでござる。
この娘も語彙が変ですが、容赦なく腹黒いのが(・∀・)イイ!!

破天荒な父親のせいで居候娘がどんどん増えていき、
電車内で悪の秘密結社の怪人に襲われたり、深夜のファイトクラブに出張したり、生徒会の警備網をかいくぐってテスト用紙を盗みに入ったりと、エピソードがバラエティに富んでます。
主人公の敬助も乱暴だけれど男らしくて優しい。あれだけヒロインたちに惚れられる、その魅力が伝わってきますね。

ベタベタなラブコメなのにまったく飽きずに読めました。
五人娘が主人公に好意を抱いていることは明々白々なので、五人娘の猛攻アタックでストーリーがサクサク進む。
いまのところ誰とも本命フラグは立っていませんが、その方が偏見なくヒロインたちに萌えられます。
というか、唐突にジョジョしりとりなんぞを始められる五人娘の常識力を問いたいw めくるゆく小ネタが本当にワロスwww

前作の『花守』はちょっと苦手だったが、これはいい!!
今回のギャグ畑への転向は正解ですよ。今後ともよろしく!

花守花守
越後屋 鉄舟 文倉十

by G-Tools
posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(2) | GA文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月24日

おと×まほ/白瀬修

4797341645おと×まほ
白瀬 修 ヤス
ソフトバンククリエイティブ 2007-05-12

by G-Tools

【突然母親から魔法少女になるよう命じられた彼方(拒否権ナシ)。だぶだぶのYシャツ×ミニスカート姿(中にはスパッツ装着済み)に変身して、今日も今日とて敵と戦います!!】
「ほら、倫理的に考えてダメでしょ?男の子が魔法少女とか!一歩間違えたら───」
「大丈夫よ。ニーズはあるわ♪」

倫理的にも可愛いのでOK♪

ベタな王道ながらも一風変わったドタバタ魔法少女コメディ。
美少女と見間違えるほど可愛い少年・白姫彼方が、騙されて魔法少女になったばかりに、怪物と戦うハメになるお話です。
ありそうで今までなかった、こんな話を待っていた。
魔法少女でボクっ子。他もしっかりツボを押えてます。作者GJ

変身を恥ずかしがる彼方がヤバイくらい萌える。
可愛ければ性別なんて細かいことはドントウォーリーですよ。
男子なのに美少女コンテストで1位になってしまったり、
コスプレを強要するクラスメイトから学校中を逃げ回ったり、
彼方の美貌にトチ狂ったバカばっかりなのは、お約束。
というか、魔法少女のマスコットキャラである喋る猫モエルが、一番セクハラにおよんでいるのはどうなんだw

それに魔法少女なのに魔法より肉弾戦が得意ってw
もう一人の魔法少女グレイスとは、ガチでバトったあとで
お互いの力を認め合うという、これなんて体育会系なノリ。
グレイスのお嬢様っぷりがなんか笑えて好きです。
ここは是非とも、二人に魔法少女ユニットを組んでもらって、
『二人はプリ○ュア』を──

自分を嫌いになっために魔法少女に変身できなくなり、
それでも生徒を守るために校舎を駆け回る彼方。
友人たちの言葉とモエルの脅迫が胸に沁みますね。
彼方の可愛い外見と男らしい性格のギャップがよかった。
読み始めはいかにも萌え萌え一辺倒な話かと思ってましたが、彼方の熱血ぶりと仲間たちの想いが素敵な作品でした。
この新人さんにはちょっと注目していきたい。
posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(5) | GA文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月22日

ポリフォニカ買ったった

B000O2XGVY神曲奏界ポリフォニカ 3&4話完結編 初回特典版
ocelot 2007-05-25

by G-Tools

B000PBOO9C神曲奏界ポリフォニカ THE BLACK 〜EPISODE 1&2 BOX EDITION〜
ocelot 2007-06-29

by G-Tools

amazon03.jpg

予約しますた

というわけで、発売日前にAmazonでご注文。
キネノベを読まずしてポリフォニカは語れないっ!
というか、キネノベを読まないとTVアニメ、小説本編で話が繋がらなくなってきてますので、ポリフォニカファンは要チェック。

ポリ赤はフォロンたちが神曲学院時代の過去編完結。
ポリフォニカシリーズ全編でことあるごとに囁かれる<嘆きの異邦人>事件の真相がついに明かされる様子。
特典は、書き下ろし短編小説、コミック版ポリフォニカ。
そして何といっても一番の目玉は、ポリフォニカ大辞典。



ポリ黒はマナガとマティアの出会いと、彼らが遭遇した最初の事件を描く、ブラックシリーズのベースストーリーとのこと。
マティアがマナガ以外に唯一心を開く親友シェリカ嬢との出会いと彼女らの経緯も見所であります。
そしてポリフォニカファンのみならず、絵師のBUNBUN氏のファンにとっても垂涎の一品でしょう。



一ヵ月後と二ヵ月後が非常に楽しみになりました。

てなわけで宣伝でした。ビバ!ポリフォニカ!

キネノベポリ赤公式サイト
キネノベポリ赤無料体験版DL
キネノベポリ黒公式サイト
神曲奏界ポリフォニカ 1&2話 BOXエディション神曲奏界ポリフォニカ 1&2話 BOXエディション

by G-Tools
posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | GA文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月20日

メイド刑事4/早見裕司

4797341416メイド刑事4
早見 裕司 はいむらきよたか
ソフトバンク クリエイティブ 2007-03-14

by G-Tools

【巨大な陰謀により、警官殺しの濡れ衣を着せられてしまった葵。外界から隔絶した奇妙な街・姉尾での逃避行、そして反撃が始まる】

今度の悪は警察機構!


誰が呼んだかメイド刑事・若槻葵の世なおし大活劇。
今回のメイド刑事の任務は、警察が権力と恐怖で住民たちに秩序を強いるまやかしの平和の街、姉尾市への潜入捜査。
陰謀によって警官殺しの罪を着せられたメイド刑事の運命はというお話。タイトルはアホなのに中身は大真面目で困る。

まずこれどこの社会主義国?といいたくなるほど、ありえない地方の光景にフイタ。だってレジスタンスに秘密警察だよ?
なんだこれw お前ら正気でやってんのか!w
なんというか独裁政権がこれほど似合わない日本という国は本当はすごいのかもしれん。

メイド刑事とはいえ、たった一人では巨大な権力に支配された街ひとつを救えるはずもなく、ニキータやルカ、そして本部長桜木に反感をもつ者たちの手を借りながら反撃に転じていくノリがこれまた熱い。

いつもは陰で糸をひく海堂長官が最前線に出て、メイド刑事をサポートしつつ桜木を追いつめていく姿には胸が躍りますね。
葵が御主人様に忠誠を誓っているように、海堂も葵やルカたちを家族のように大切にしているんだなぁと温かくなります。
同じ人の上に立つ存在でありながら海堂と桜木のこの差は、
真に民のことを考える貴族と自分のことしか頭にない独裁者との格の違いとでもいうのでしょうかね。

シリーズ初の長編ということで、いつもの短編をTVドラマとすればこれは映画版。いつも以上のスケールと、これまでに登場した人々がオールキャストで大暴走でした。
長編の次は、また息抜きのゆるーい短編とのこと。
まあこのシリーズはどうしても熱血になるんだろうけどね。
posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(1) | GA文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする