![]() | 召喚士マリアな日々 花束編 (富士見ファンタジア文庫 95-32) 北沢 慶 富士見書房 2007-12 by G-Tools |
そしてマリアと仲間たちの日々は続く
おちこぼれ召喚士のドタバタライフを描く短編集も4冊目。
◆お誕生日は大盛況!?
シャルロッテとマリアの誕生会に強盗が乱入してくるお話。
シャルロッテの弟エアハルト、また美少年キャラですか!
このシリーズは美少女より、美少年が多いな。どんな嗜好の人狙いだ。フレイムみたいな人か、ヤツはまたしても空気。
再生の指輪でバジリスクの石化は防御不可能です。
知ってか知らずか正面からマリアを突っ込ませるシャル様。
貰った指輪の力を信じてるアホの子マリア。
というか、ベルバの箱庭あるなら、敵を閉じ込めた方が手っ取り早いんじゃ・・・。ダメじゃねぇか、このペアは。
◆進級試験は負けられない!?
大学院の進級試験を前にマリアとエイダが勉強するお話。
エイダの実技の心配をしている暇がマリアにあるんだろうか。
おま、自分こそリュンクス召喚できるか怪しいじゃねーか。
って、ドサクサに紛れて実技試験誤魔化したー。
◆チョコレットは死の香り!?
バレンタインに未練を残したゴーストから追いかけられる話。
まず、なんか変だと思ったら、扉絵が前の話と逆じゃね?
バレンタイン王子デー・・・。いたなぁ、そういやそんな弓矢デックの反則王子にして、バードマンとオークの恋人。
スペル厨だった私にとっては鏡蟲とセットで嫌な相手だった。
まあ儀式で焼き払ってやったがな。
◆二人の怪盗、大競演!?
囚われたイエルをマリアとアルカンシェルが助け出すお話。
エルリク→ウェンディときて、トリのゲストはイエル様ですか。
シャルロッテやら、イオニアやら、イエル様大人気。
そういえば、イエル様は召喚は封じられても、支配はできるんでしたね。ガスパーニュの剽窃とかぶってる気がしなくもないですが、やはりイエル様ときたら黒天です。懐カコイイ。
アルカンシェルの正体がついにバレて、それでもお互いの友情はなくらないマリアとシャルロッテの関係がよかったです。
さて、なにやら短編集は今回で完結。本編も次で最終巻のようです。5巻から短編ばっかり出してたんで打ち切りかと思ってたよ。何気にモンコレで一番長いシリーズじゃないですか。
モンコレノベルとしても、このシリーズが最後になるのかなぁとかちょっとしみじみしつつ、最後の締めを期待してますかね。