ダフロン

2008年01月01日

正しい積読の崩し方

毎日、積読に励んでいるみなさん、こにゃにゃちわ。
部屋の大部分を占領している積読の処理にお困りのアナタ。
本日お教えするのは愛咲流忍法『積読山崩しの術』です。
これさえ会得すれば、もう積読なんか怖くない!(多分)
いざ、憎くき積読を読破しよう! 略して積読破ッ!!

0.はじめに
まず積読から抜け出せない原因を自覚しましょう。
それは主に次の3つの要因によります。

@量が多くて整理できない
Aどれから読めばいいのかわからない
B読む本はあるのに新刊を買ってしまう

その他の積読の理由として、「忙しくて読んでいる暇がない」というのをよく聞きますが、それはいい訳です。
買っただけで満足してしまっているのは、ただのアホ。
「こんなに積読してます」と写真まで晒して自慢しているのは、自虐ネタが大好きなM男。ずっとそのままでいればいいよ。

すなわち、『積読山崩しの術』とは、その三つの要因を解消するための方法である。『積読山崩しの術』をマスターするためには、まず以下の三つの術を習得していきましょう。

@整理術
A段取り術
B目利き術

では、次から順々に解説していきます。


1.積読は、整理しない。
整理できないくらいに溜まってしまっている場合。
改めて整理してはいけません。買う度に積み上げていったのなら、それはすでに"発売順"に整理されている状態といえます。年期の入った積読地層の崩落は危険です。

ここで出版日が一年以上前のものは、古本屋に売り払うか、友人にあげるか、潔く棄ててしまってください。
どうしても整理できないときは、とにかく整理可能な範囲内まで棄ててしまうしかありません。

ライトノベルは出版サイクルが非常に早いので、一年以上前の作品はもはや時代遅れ。
それに部屋の貴重なスペースを占領してまで後生大事にとっておいても、紙魚に食われて汚れていく一方です。それよりも状態が綺麗なうちに高く売ってしまった方がマシです。
あとで読みたくなったら、また買い戻せばいいのです。

整理できるようになったら、さらに「これは絶対に読む!」と強く思うものだけ20〜30冊まで絞ってください。
それ以外の本は、やはり売るか棄ててください。
判断に迷うレベルの本は、棄てる認識でお願いします。
人にもよりますが、読者ひとりが処理できる積読許容値は最大で30冊前後です。それ以上は読みきれません。

整理術といいながら、ここまで売ったり、棄てたりといったことばかり強調していますが、そもそもどんなに上手く整理したとしても、根本的な量は変わりません。
読みきれない本の山は、やはり"読みきれない"のです。

積読に対して唯一有効な『整理術』は、『売る。譲る。棄てる。』この三つだけだと理解してください。
さて、整理ができたら次は読んでいく順序を決めましょう。


2.積読は、読書計画を立てない。
積読の量が減ったからといって、「この本はこの日に、このシリーズは次の週に」とか細かい読書計画を立てないで下さい。
どうせ守れません。そもそも自分に計画性がないから積読に陥ってるワケで、同じことを繰り返さないように。

どうせ学習能力がないのですから、直感で選びましょう。
整理した積読の本を床に並べてください。
表紙が一番眼についた本はどれですか?
はい、決定です。まずその本を読んでください。

ここで「適当すぐる!」と思ったアナタは負け組。
積読に対して決まった段取り術なんてありません。
絶対に自分の思う通りにいかないのが積読で、人生です。
その場、その場のアドリブで切り抜けていくのが最善です。

とはいえ、まったく無秩序に読み進めていっても続きません。
ただのルーチンワークになってしまってもいけないので、自分なりに優先順位の目安を作るのもありです。
ただし、その際はできるだけ簡単で単純なルールにすること。
「薄い本から読む」、「出版日が最近のものから読む」など。

本当の『段取り術』とは、『いま最優先でしなくてはいけないことだけを最優先で行う』です。
コレと決めた本を読んでるときに、割り込みで他の本を読み始めるのだけは絶対に禁止です。
途中で読む気がなくなったら、いっそ売り払ってください。


3.新刊を買っても、積読は減らせる
積読が残っている状態でも、新刊は買ってかまいません。
流行に乗り遅れてしまったせいで、これ以上、アナタが空気を読めない人間になってしまっては一大事です。
なので新刊を読んでもらって結構ですが、条件として新刊を読んだら次は必ず積読の本を読んでください。

積読ばかり読もう読もうと思っていると余計にプレッシャーになって読めなくなります。逆に新刊ばかり読んでいても、大量の積読の山が気になってしまうと思います。
慣れない習慣を実施するには、そこに山と谷を作ることが肝心です。緩急を生み出し、自分の行動にメリハリをつけることで積読に飽きてしまわない工夫をしましょう。

それと新刊と積読の未読本は、両方とも常に持ち歩いてください。人間には、一日の間必ずなにもない時間というのが出来るはずです。そして一冊読み終わってもすぐに次が読み出せるように常時携帯しておくべきです。

また前述した通り、未読本の合計値は30冊を越えないようにしてください。ですから、新刊を買うためには、先に積読の本を読む必要があるわけです。

そして読書は読みたい本を読むのが一番集中できます。
いくら人気があって、周囲が騒いでいても、自分に合いそうにないものは無理して読む必要はありません。
一見して興味がないのなら最初から手を伸ばさないこと。
手当たり次第に目に着いたものをあれもこれもと買い求めるのは、本読みにとって邪道の選び方です。
他人の評価を求める前に、まず自分で見極めてください。

『目利き術』というのは、『己を信じて貫くこと』です。
ラノベの知識や情報はこの際必要ありません。まず自分にとってのラノベ購入における判定基準を頭で整理してください。
『目利き』というは、自分自身に対して行う行為でもあります。
自分はどんな作品が好きなのか、自分はどれだけの本を読めるのか。自分と向かい合っていま一度考えてみてください。

00.おわりに
さて、ここまでいろいろ偉そうに語ってきましたが、上記であげた方法で絶対確実に積読が解消できるとは限りません。
というか、あくまでもこれは私の実践している方法であって、アナタにまで通用するかなんて保障は出来るはずないです。

愛咲流『積読山崩しの術』の極意は、『見切り』です。
悪く言ってしまえば、その裏にあるのは『見棄て』です。
自分好みの本を読むために、その他の本を棄てる方法です。
自分の気に入らない本、自分にとって不要な本。そうした本をキッパリと読み棄てる冷酷さがなければ、達成できません。

しかし、私の方法だけが、一つの解答ではありません。
本読みの数だけ独自の『積読山崩しの術』があります。
本当に積読に立ち向かう術を身につけるつもりならば、自分に合った『積読山崩しの術』を探すことが一番重要です。

だからもし積読破に失敗しても、諦めずに追い求めてください。もしかすると、『諦めないこと』が唯一本当の『積読山崩しの術』なのかもしれません。
たとえここで私の力およばず、積読が拡大し続けようとも、
いつの日かアナタが積読に打ち勝つ未来を私は信じます。

せめて今は祈っています。

いつか積読なき、平和な世界が訪れんことを。
posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(2) | ラノベ評論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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