ダフロン

2007年11月09日

鋼殻のレギオス 7 ホワイト・オペラ/雨木シュウスケ

4829119675ホワイト・オペラ 鋼殻のレギオス 7
雨木 シュウスケ
富士見書房 2007-10

by G-Tools


焔蓋は斬って落された

帰還したニーナとレイフォンたち第十七小隊は、きたるべき都市対抗戦に向けて、本格的な演習に突入していく。
一方、グレンダンからの文を受け取ったハイアは、ひとりレイフォンとの再戦を決意して。いよいよ都市戦が開幕します。

ニーナも自分の気持ちに自覚的になってきましたね。
当のレイフォンは太平楽に笑ってやがって、この鈍感め。
ここにきてフェリとの関係は、やや停滞気味かなぁ。
自分なりに戦う目的を定め、前に進み始めたレイフォンに対し、フェリの方が足踏みしているというカンジ。
フェリにはもう一歩、成長して欲しいですね。

リベンジマッチを画策するハイアですが、惨敗して悔しい気持ちは分かるけれど、そこまで勝ち負けに拘るのもどうかな。
あんな才能を無駄遣いしているレイフォンに負けたとなれば、そりゃ納得がいかないのも分かるが、むしろレイフォンは武芸者としては邪道だから、気にするべきじゃない。
まあハイアも普段は悪ぶったり、ふざけたりしてるけれど、
それだけ強さに対して純粋な少年なんでしょう。

戦いの中では、いつになく凄味のあるレイフォンの迫力に気圧されますね。というか、なんか珍しくブチ切れてますね。
まあサリヴァスの語る回想シーンを見る限りだと、あれが本来のレイフォンが戦っているときの表情だったみたいですが。
人間相手との経験はハイアが上でも、汚染獣と殺し合いばかりしてきたレイフォンとは相手を憎む気持ちで負けてたかな。

1巻から引っ張ってきた「都市対抗戦」が、主人公抜きであっさり片付いてしまったのが物足りなくはありますが、それよりもリグザリオ機関にまつわる謎が生まれつつ、そしてついにレイフォンと再会したリーリンの存在が今後大きな波紋を広げそう。

最近、レイフォン争奪戦から戦線離脱気味なメイシェンの巻き返しの可能性はあるんですかね。
ただでさえリーリンと立ち位置かぶってるからなぁ。
改めて小姑幼馴染のアドバンテージは強いですな。
押し掛け女房の到来に、さてツェルニ三人娘はどう動く?
posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(1) | 富士見ファンタジア文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Excerpt: ホワイト・オペラ 鋼殻のレギオス 7 作者: 雨木シュウスケ 出版社/メーカー: 富士見書房 発売日: 2007/10 メディア: 文庫 ストーリー ニーナは無事に学園都市ツェルニに戻って来たのだが..
Weblog: いつも感想中
Tracked: 2007-11-11 15:50
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