ダフロン

2007年09月12日

影≒光 暴走編/影名浅海

4086303620影≒光 暴走編
影名 浅海
集英社 2007-08

by G-Tools

【修行中の光輝を訪ね、英国にやってきた御影は、光輝の師匠ルーシーと衝突ばかり。秘境の森で氷付けにされ囚われていた魔術師ジュエルを助けてみたものの・・・】
「お姉ちゃん、光輝に会いたくてここまで来たんだよ? 光輝、お姉ちゃんのこと好きだって言ってくれたもんね。だから当然お姉ちゃんに付き合ってくれるんだよね?」

ブラコン有利ツンデレ不利

氷の結界に囚われていた魔術師ジュエルを実家に送り届け、
再び三人旅に戻って、引き続きルーシーと御影によるツンデレVSブラコン対決、注目の第ニラウンドというところですが、
すっかりルーシーは御影のかませ犬になっています。

今回は、なんというかルーシーは嫌われ役でしたね。
いくら光輝を他の女に近づけたくないからとはいえ、ジュエルへのあの優しさの欠片もない対応はないよなぁ。
そしてそうやってルーシーが周囲に冷たくするほど、御影の優しさが引き立つという。また私の御影株があがりましたー。
この嫉妬深さとプライドの高さをなんとかしないと、いつまでも光輝とヘタなラブコメを繰り返すんだろうなぁ。そこがいいが。

幼女ミンティと現時点でのベルタの交流はよかったです。
家族と信じていた人々に捨てられる孤独をわかっているはずのベルタが、自分と同じ境遇のミンティを突き放してしまう姿は、なんだか見ていてとても悲しく思いましたね。
捨てた側のベルタが、逆にミンティ捨てられたかのように感じているのが、彼女の心の傷の根深さを表してます。

ベルタと同じくミンティも結局は親から拒絶されてしまうわけですが、相手に嫌われることを恐れずに向き合う勇気があったからこそ、光輝と御影も彼女を支えてくれたんでしょう。
ベルタにもジュエルを許してもう一度向き合う勇気が生まれるといいです。まず自らが受け入れるからこそ、相手にも受け入れられるということを分かって欲しい。

ジュエルとベルタの過去の愛憎劇は一休みしてましたが、
次回こそは、この二人の和解が描かれるはず?
まあそれよりもブラコン優勢の御影とルーシーの対決がどんな最終ラウンドを迎えるのか楽しみで仕方がありません。

最後の最後で光輝に懐くミンティに釘を刺す御影がナイスw
posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(2) | 集英社スーパーダッシュ文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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