![]() | DDD 2 (講談社BOX) (講談社BOX) 奈須 きのこ 講談社 2007-08-10 by G-Tools |
【オリガ記念病院から退院したばかりの石杖所在は、支倉市で流行し始めたSVSと呼ばれる「死のゲーム」に巻き込まれてしまい・・・】
高校球児たちの異常な夏
"悪魔憑き"という精神病患者たちの蔓延るサイコ&オカルト。若者たちの間で流行し始めた「SVS」と呼ばれる賭け野球に、負ければ相手を殺してしまう「シンカー」と名乗る殺人鬼が現れて、"悪魔憑き"である「シンカー」に所在が勝負を挑む。
野球が大嫌いな私ですが、これは手に汗握るほど燃えた。
実は高校球児だった所在の静かな熱血ぶりが窺える?
むしろ物語のメインは所在よりも、彼の後輩である霧栖弥一郎と殺人鬼「シンカー」にあった確執の決着ですね。
野球が好きだったからこそ、その道の挫折と転落で人間を止めてしまった「シンカー」に対して、慰めも哀れみも切り捨てて真っ向から立ち向かう霧栖の真剣勝負といったら思わず鳥肌もののケタ違いの迫力でしたね。
1vs1で投げて打つという単純明快かつ厳格なルールの下、
負けたら死ぬという状況下で、緊張感あふれる打者と投手の読み合いは、野球ファンでなくとも唸ってしまう凝りようです。
1巻がトリック使いまくりの変化球だったとすれば、今回は勢いで攻める剛速球ですね。見事に打ち取られましたよ。
途中で変なあんちゃんが乱入してきましたが日守秋星。
突如現れては場をぶち壊して去っていくハイテンション。
あのトマトさん相手にも好き放題やりたい放題やってくれちゃってて、こういうバカなノリの変態は大好きですよw
しかし、不死身のタネはさすがにありえんだろ。
というか、真実は「バカだから死なない」じゃないのか?
いつもの中毒性はなかったものの、読み易いです。
でも、まあなんていうか最後あそこで夢オチはねーよ。
もっと妹ちゃんを出せと。
とか、思ってたら、本当に脱走した!?
お兄ちゃんにげてええええええええええええ!!!!
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