![]() | 神曲奏界ポリフォニカ 3&4話完結編 初回特典版 ocelot 2007-05-25 by G-Tools |
第三話
【ポリフォニカ大陸全土で政府機関を狙ったテロ事件が多発する。いつもと様子の違うコーティに不安を抱くフォロン。そしてトルバス神曲学院にもテロの脅威が!?】
「コーティカルテ。僕が、君の側に居てあげる。
他の誰が信じなくても、誰が離れていっても、
僕は最後まで君の側に居る。これは契約だ。」
奏でよ、その想いのままに!!
学生時代のフォロンたちを描く、キネティックノベル完結編。
かつて精霊の力を悪用し、ポリフォニカ大陸に戦乱を招いた神曲楽士の秘密結社<嘆きの異邦人>が再び動き出す。
コーティは、何故テロリストに賛同していたのか、そしてフォロンより前の契約者クチバ・カオルとの関係が気になるところ。
第三話は、ついにコーティカルテの過去へと迫ります。
未だ、過去の罪を引きずり、憂いの表情を見せるコーティに、
彼女の過去を知らないフォロンは、ときとして不安を抱く。
聞きたいけれども、彼女が傷つくのを怖れて尋ねられない。
そうして自分の中のコーティへの信頼が揺らいでしまう。
根が真面目な彼だけに思い詰めると、もどかしいなぁ。
ってか、なんという鬱陶しいヘタレ野郎。
女の過去なんてアレコレ詮索するもんじゃないぞ!
とくに年上の女性相手に、いつまでもそんな煮え切らない態度じゃ、逆に相手の方が不安になるじゃまいかー。
コーティの独占欲も時々、粘着質すぎてドン引きすることもありますが、フォロンのコーティに対する依存心も相当ですね。
コーティを母親の代わりにするなよ、お前は、マザコンか。
はいはいマザコンは無視無視。
こちらは学院に侵入してきた敵と交戦するユフィンリー。
ユフィ先輩かっけぇええええええええええええ!!!!
圧倒的な力を誇る上級精霊に対し、力では劣る中級精霊と下級精霊で立ち向かう。未熟なフォロンとは違い、戦術的駆け引きができるのはプロフェッショナルのユフィンリーならでは。
どぁ! けど、コーティ復活で台無しッスよ!!
素直に過去を告白して信頼を取り戻せたのはいいですが、
だって、コーティカルテさんが出てくると、いつも力押しで圧勝しちゃうじゃないッスか。それじゃ面白くないッスよ。
あともう少し力加減しようよ、襲撃者より学校破壊しとるwww
というか、え、全壊しちゃいましたよ、トルバス神曲学院・・・。
どーすんすか、明日から・・・・・・。
最終話
【<嘆きの異邦人>の襲撃により、神曲学院に封じられた奏世楽器『無限鍵盤』が奪われた。重傷を負った学院長から真実を告げられたフォロン達は、この世界を守るために奏世楽器の奪還に向かう!】
「絶望はしない
諦めはしない
だから、一緒に前へ
あと一歩、あと一歩だけ踏み出せば
世界は変わる、変えてみせる。」
ツゲ軍団、反撃開始!!
<嘆きの異邦人>の首魁サンテラ・ボルゾンの最終目的。
それは世界の再構築だった。そのために必要な奏世楽器、
無限鍵盤(インフィニット・ピアノ)、虚空連鼓(ヴォイド・ドラム)、永劫並弦(エターナル・ストリングス)、至極吹管(ノーブル・ウィンド)のすべてが<嘆きの異邦人>の元に揃ってしまった。
<再奏世>を阻むべくフォロン達は最後の決戦に挑みます。
目の前で、まんまと出し抜かれたフォロンたち。
しかし、それでユフィンリーが大人しく黙ってるワケがない!
売られた喧嘩は、殴り込みで返す。そこにシビれる、憧れる!
ユフィ姐さんがカッコよすぎて、もう主人公でいいよ!www
死を覚悟して敵地に向かうフォロン、レンバルト、ユフィンリー。そして彼らを信じ、笑顔で見送るプリネシカとペルセルテ。
ここから「ツゲ神曲楽士派遣事務所」は始まったんですねぇ。
最終話のテーマは、いわば『神曲楽士の本質』。
不安定ながら未完の天才であるタタラ・フォロン。
彼とは真逆に、完成された天才であるサンテラ・ボルゾン。
そして完全と不完全とが同居していた天才クチバ・カオル。
自分の才能に悩み苦しみながら成長するフォロンとは違い、
完全な天才だからこそ、自分の限界に到達してしまったサンテラは、その先を越えることしか眼に入らなかったんだろうな。
同じ天才でありながら、未熟たること理解しようとし、天才と凡人との断絶を無くそうとしたカオルとも対照的です。
でも、フォロンとカオルでもタイプはまったく違うみたい。
しかし結局、神曲とは才能の有無ではない。
大切なのは、ありのままの自分をさらけ出す勇気。
それは気持ちを伝え、人と精霊が想いで繋がる絆の力。
心をこめた言葉なら、それはどんなものでも神曲となる。
つまり、神曲って人から精霊への愛の告白なんですね。
諦めかけたフォロンとコーティに届けられた歌声。
二人の身を案じて駆けつけた神曲学院の仲間たちが、
崩壊していく世界に響かせるジャム・セッション。
神曲というにはあまりにも拙く、けれども純粋な想い。
それがどんな才能でも、たどり着けない壁を飛び越える。
決着をつけたのは、神曲楽士の才能でも、精霊の羽の数でもない、人が他人を思い遣るという当たり前の気持ちでした。
いや、素晴しかったです、キネティックノベル。
精霊というもの、神曲楽士というもの、世界というもの。
これはいままでのポリフォニカ観も一変しますね。
3、4話読むのに10時間くらいかかりました。
シナリオのスケールも骨太で中身もしっかり分厚く。
なによりもキャラクターたちの想いの美しさに感動しました。
是非、みなさんも彼らの想いを込めた神曲を聞いてください。
ちなみにゲストにて白のアノ人も絶賛登場。
なんでこの時代まで生きてるんだよっ!
と思ったら、ちょ、あれ背中に・・・えええええええええ!!?
気になった方は、その眼でお確かめください。絶賛驚愕です。
さて、来月はポリ黒ですよ! ポリ白も発売されることだし、
ポリフォニカは楽しみが尽きませんな!w
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