ダフロン

2015年08月26日

スカイ・ワールド 11/瀬尾つかさ

4040706382スカイ・ワールド (11) (富士見ファンタジア文庫)
瀬尾 つかさ 武藤 此史
KADOKAWA/富士見書房 2015-08-20

by G-Tools

最終試練ゲート・オヴ・ファーに突入したジュンたちは、ついに第一軌道島『アイオーン』の地を踏み、サクヤの復活と地球への帰還という願いを叶えるべく、邁進していた。一方、リザードマンの帝国クネッティによるスカイワールド各地への侵攻が加速。さらに『神秘の座』の襲撃が全プレイヤーを震撼させる事態を巻き起こし

 帰還者たちの見上げる空

 オンラインMMORPG世界に閉じ込められた少年少女の仮想現実冒険ファンタジー。完結

 ついに終ってしまった……。好きなシリーズの完結は、いつも喜ばしいながらも実に悲しいものです。
 最終ボス・ラストガーディアンを突破し、ついに第一軌道島アイオーンに到達したジュンたちが、帰還を果たすため、全プレイヤーの力を借りてリザードマンと『神秘の座』、カリムに挑む最終決戦が燃えました。
 いや、ジュン達の戦いはこれからだ! 次回アップデート編突入で続けてもいいじゃないか!(バンバン

 世界各地に迫るクネッティの侵攻に抗うべく、最後の大規模戦闘に挑むジュン達、ギルドの垣根を越えたギルメン連合軍の息を合わせた戦い振りは、これぞMMORPGのレイドバトルの究極形!というべき熱戦でした。
 ジュン達のアイオーン到達を知って、リザードマンとの戦争に怯えていた各地のプレイヤーに再び闘志が蘇り、それぞれにできるやり方で帰還を目指して奮起する"祭り"の光景に胸が熱くなりますね。これもMMORPGだ!

 コノハの語ったSF超展開は、この作者ならこれくらいはするだろうという予想通り。ここまでがテンプレですわ。むしろ、この後、異世界からの侵入者や、上位存在とのバトルまでやるんじゃないかと期待していた。
 これまで散々振り回された因縁のある『神秘の座』のメンバーとヒロインたちとの決着に晴れ晴れとし、カリムとの決闘は、ゲーマーとしての格の違いを見せつけてジュンがきっちりと引導を渡してくれて清々しい。

 地球へと帰る者たちと、スカイワールドに残る者たちとの差は、一方が大人で社会人だからとか、子供でゲーマーだからとかではなく、自分の大切なものがなにか、自分の居場所がどこにあるかでしかないと思います。例えるなら日本で暮らすか、海外で暮らすか程度のものじゃないかと。現代では価値観や生き方は人それぞれ。
 ラストは感無量ですが、ああ、終って欲しくない…おわってぼじぐないよおおおおおおおおおお!!!!

posted by 愛咲優詩 at 00:00 | TrackBack(0) | 富士見ファンタジア文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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