僕と彼女のゲーム戦争 (8) (電撃文庫) 師走トオル 八宝備仁 KADOKAWA/アスキー・メディアワークス 2015-05-09 by G-Tools |
秋葉原のゲーセンで遊んでいたことが父にバレてしまい、部活禁止を言い渡されてしまった天道。天道の部活復帰のために、世界レベルで商業的に成功したゲームの例を提示することで、どうにか天道の父の理解を得ることに成功する。しかし天道が部活に復帰するためには、大会で結果を残すという、交換条件が出されてしまう。
時空を超えた戦い
名門女子校のゲーム部に入部した少年がチームメイトと共に世界大会を目指すゲームライフラブコメ
カラー口絵の男女の格差ワロタwっていうか誰だ!? これは人物紹介の意味をなしているのだろうか。
ゲーセンで遊んでいたことが父親にバレてしまい、部活禁止を命じられた天童の部活復帰を賭け、ユーザー数最多タイトル『リーグ・オブ・レジェンド』の大会で実績を残すため、団結する5人の姿に胸が熱くなった。
やはりチームワークが重要なチーム戦は、それぞれのキャラが相乗効果でより魅力的に映えますね。
『電撃FC』は、いつか登場すると思ってました。『電撃FC』は従来の格闘ゲームと違って、初心者でも勝ちやすい仕様になっているから岸嶺向きですが、対人戦の駆け引きはなんかちがくないかそれ……。
天童父のゲームへの偏見は古臭すぎますが、こういう大人いるいる。ゲームは遊びだけれど娯楽だって立派な産業だってことがわかってない中年が多過ぎる。そういう大人が日本をゲーム後進国にさせてるんですよ!
『リーグ・オブ・レジェンド』の大会に向けて戦術や立ち回りを研究するシーンだけですでに面白い。キャラクターが100体前後で技も4つずつしかないと知って「少ないな」と思ったのは私だけでしょうか。
またもや《宵闇の魔術師》チームと対決することになり、どちらのチームも譲れない思いを抱えて勝負に挑み、ゲーマー全員が仲間のためを考えて勝利を目指し、技術と知識と意地でぶつかり合うから素晴らしいんだ。
『リーグ・オブ・レジェンド』は興味はあるんですけど、チーム戦が重要なゲームで言葉の壁があるとそれだけでハードル高いんですよね。あと私自身が海外ユーザーのチームワークを信頼してないってのもある。
ゲームの上級者になるのには、経験も知識も必要ですが、私の意見としては自分に合ったスタイルを見つけてそれを磨くことだと思います。まあ考え方はいろいろあるでしょうけど、さて岸嶺はどんな道を選ぶのか。