召喚士マリアな日々 子守編 北沢 慶 富士見書房 2007-04 by G-Tools |
【人造生命の少女ナナが誘拐された。誘拐したのは、マッドな科学者。マリアと堕天使フレイムは、科学者の指定する「山」へ出かけるが、そこは様々な罠がはりめぐらされた要塞だった】
○○編はもうたくさん・・・
◆古代の遺産はもうたくさん!?
副学長がコレか・・・、なんか騎士団長もアホだし、国王もその同類だし、サザンって変なオヤジの集団で成り立ってるのね。
この国は大丈夫か? 王子がグレて黒くなるわけだ。
◆気をつけなさい、聖女さん!?
どんどんキャラが壊れていくフリーダ。
聖女は問答無用でファイアボール撃ったりしません!
なんでそんなに火系呪文ばっかなんだよ。
◆課外授業は、我慢大会!?
ヒクイドリはカタストロフィ専用ユニットだ。
そう思っていた時期が、俺にもありました。
ヒクイドリは鏡蟲対策で開発されたカードだったんですよね。
発動するときは戦闘スペルじゃなくて、特殊能力だから。
ただしLv3で即時召喚できないから、とても使い勝手が微妙なユニットだった。★でもいいからLv2だったらよかったのにな。
◆運動会は全力で!?
ま た シ ョ タ か!
男子は短パンで、女子はブルマって、
なんだそのぺドが大喜びしそうな絵は。
まさかあの空中庭園で運動会とは・・・。
さすがの狂王も泣くぞ。ここは本当に六門世界か。
しかしシャルロッテさん。
変装しなくても、普通に参加すればいいんじゃ・・・。
◆親の心、子知らず!?
この豪快なお母様は誰なんだよ!!
あのモンコレが誇るドジっ子ウェンディが変わりすぎだー!
ジャイアン殺しを必死に振ってた頃が懐かしい・・・。
イエルも立派な親バカになってると言うしな。
仮に今後、再登場させる予定があるとして、
そんなイエルさんの没落した姿は見たくない。
月日は残酷ですね。ってか、北沢慶は何を考えてるのか。
なんかもうね・・・、まだモンコレで頑張る気なのかと。
『イエル』、『エルリク』と続いた屈指の傑作ファンタジーを、
『マリア』がすべてをグダグダしている。
長年のモンコレファンほどこのシリーズを読んだときの失落感は激しい思うんだよ。というか、俺は泣きたい。読むに辛い。
本編もいい加減、さっさとシリーズのまとめにはいって、
長く続いたモンコレ史に憂愁の美を飾る頃合でないかと。