ダフロン

2014年08月06日

魔法少女育成計画 JOKERS/遠藤浅蜊

4800230705魔法少女育成計画 JOKERS (このライトノベルがすごい! 文庫)
遠藤 浅蜊 マルイノ
宝島社 2014-08-09

by G-Tools

加賀美桜は平凡な少女で、桜が変身する「プリズムチェリー」は平凡な魔法少女だった。平和な町で、地味な魔法を使い、淡々と人助けを続ける日々に倦んでいた桜は、ある日クラスメイトの青木奈美から声をかけられる。「加賀美さんさ、魔法少女だよね? あたしもなんだ――」彼女との出会いで、桜の運命が動き始める……!

PRtag.jpg

 これが少女たちの生きる道

 我らが魔法少女狩りスノーホワイトが、主役になって帰ってきた! 正義の魔法少女が陰謀を、斬る!
 魔法少女試験を通さない非公式の魔法少女を作り出す『人造魔法少女育成計画』。魔法の国の威信を揺るがしかねない陰謀を嗅ぎつけたスノーホワイト、そして様々な事情を抱えた魔法少女たちが、ときに手柄と利益と巡って殺し合い、ときに仲間と生存を求めて助け合う光景が興奮と感動の嵐で胸の鼓動が抑えきれなかった。

 4人組の魔法少女ピュアエレメンツは、愛と正義と平和の魔法少女として、世界の敵である怪物ディスラプターとの戦いを日々繰り広げているのですが、いかにもテレビで描かれる魔法少女の"綺麗なイメージ"のままで、これまでの魔法少女の実態とのギャップが、逆に不気味で不快感を抱かずにはいられなかった。騙されていると気付かずピュアエレメンツの想いを利用して人造魔法少女の実験体にしている黒幕の悪意がゾッとする。

 人造魔法少女の情報をリークされ、地下施設へと集まってくる本物の魔法少女たちは、偽物であるピュアエレメンツたちよりも動機が俗っぽいんですが、それだけに人間味があって理解や共感がしやすいんですよね。
 一般メンタルのキャラに混じって、突き抜けたポリシーの持ち主や完全に頭のおかしい狂人もいたりするから、それがアクセントになって地味キャラでも個性が引き立つ。桜ちゃん、君は地味でも立派な魔法少女だよ!

 行方不明中のリップルは出番が少ないようで、裏で暗躍してるんだろうなと思ってたのですが、意外なところにいてびっくりしました。百合特有の超感覚はスノーホワイトにはなかったか……。魔法に頼りすぎなんじゃ
 それにしてもスノーホワイトは、強くなった。なんというか芯の部分が逞しくなって非常に凛々しいのですが、いつも張り詰めてしまっていて、いつかポッキリと折れてしまいそう……。リップルさん早く目覚めて…。

posted by 愛咲優詩 at 00:00 | TrackBack(0) | このライトノベルがすごい!文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/403311983

この記事へのトラックバック