ダフロン

2013年12月25日

グランクレスト戦記 2 常闇の城主、人狼の女王/水野良

404712978Xグランクレスト戦記 2 常闇の城主、人狼の女王 (富士見ファンタジア文庫)
水野 良 深遊
KADOKAWA/富士見書房 2013-12-20

by G-Tools

ともに夢を追う騎士テオと魔法師シルーカの次なる戦いの地は、幻想詩連合の要衡・アルトゥーク。ここには遙か古の時代、極大混沌期の影響が色濃く残っていた。魔女、人狼、吸血鬼、そして古き災いの伝説―アルトゥークの深く暗い森には、災いを呼び起こそうとする者、黒き魔女が密かに息づいていた。

 常夜の森に潜む闇

 天才魔法師の少女と放浪の君主の少年が戦乱の中で成り上がる戦記ファンタジー

 テオ様、ひょっとしてハーレム作れるんじゃね? 没落したのにあっという間に城もらっちゃったよ。
 アルトゥーク伯の元に身を寄せた騎士テオと魔法師シルーカが、遥かな太古からの伝説が残る地・アルトゥークを散策し、人類と混沌の長きにわたる戦いの歴史に触れ、志を新たにする姿が印象深かったです。
 魔女の長や人狼の女王、吸血鬼の王、古の魔王など、ファンタジーテイスト満天でどこか懐かしい。

 一介の従騎士に戻ったテオとシルーカが、酔狂者のアルトゥーク伯に雇われることとなり、その地に棲まう魔女、人狼、吸血鬼の部族の元へと挨拶回りに出かけるのですが、長たちのキャラに味があって面白いです。
 論理的思考を得意とするシルーカだからこそか、占いや直感で判断するのが苦手で、それを誤魔化したりする様子が可笑しい。テオに恋をしてから次第に感情豊かに女の子らしくなってきたのが可愛いですね。

 人狼の領域では隣国ヴァルドリンドの騎士が不法侵入騒動が起きていて、すぐさま体制を整えるシルーカと、近隣の封建君主の信頼を得て軍隊をまとめ上げるテオ、追跡の道すがら手がかりを得てくるアーヴィンと、それぞれ有能ぶりを発揮し、数は少ないながらも騒動の核心にいて主導権を握っていく展開がわくわくする。
 そして女王クララを始めとする人狼一家の家族愛にホロリ。あんないい人が犠牲になるなんて、泣ける。

 吸血鬼の王ディミトリエ、魔王アデーレと強烈な個性を持つ敵役も魅力的でした。邪紋使い何でもアリか。
 混沌の時代から現在までの戦いの歴史を掘り下げることで、世界観に時間の広がりも持たせつつ、未来の方向性を示唆していましたかね。そしてさらっとロリ双子姉妹がレギュラー入りしましたねイイヨイイヨー!
 君主たちの争いの末にどんな時代が訪れるのか、そして秘密結社パンドラとの対決を見守りたい。

posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 富士見ファンタジア文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Posted by エレクト at 2013年12月27日 20:36
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