![]() | パーフェクト・ワールド 4 Four Winds(四方八方) 清涼院 流水 講談社 2007-04-03 by G-Tools |
【満開の桜の下、「絶対に外れない占い師」黒老婆(クローバ)の挑戦に応じるため、「京都一の情報通」とされる四条坊を頼るエース。「ワンネス」の秘密を賭けて、敵と味方入り乱れての総力戦へ】
「プルェ(→ィ)ズ・スプェ(→ィ)クッ・ムオー・
スルオゥルェ(→ィ)」※キャナスピーク3表記
”Please speak more slowly”
(=もっと、ゆっくり、しゃべっていただけますか?)
何語だ、これは!?
留学生レイと車イス青年エースの英語づけ京都観光案内。
「ワンネス」の手掛かりを賭けて、「絶対に外れない占い師」黒老婆と勝負をすることになったエースたち。
四月は、京都最大の繁華街、四条通りでのおいかけっこ。
それはともかく、いい加減この特殊すぎる英文の発音表記法についていけない。英語は宇宙語って真実だったんだな・・・。
エースは、お年寄り相手にマジギレカコワルーイ。
確かに黒ババアにのらりくらりと振り回されるのはストレスだろうが、年寄りの道楽と思って大目に見てやろうぜ。
『完璧な世界』にこだわりすぎないで、春はもっと気楽にGO!
このエースの頑なさは、そろそろ丸くなってこないかなぁ。
キャラとセリフの薄っぺらさは、もう勘弁してください・・・。
ごく普通のキャラの会話で「(笑)」は禁句だと思うんです。
エースと教え子三人組は、どうしてそこまで絶対の信頼関係で結ばれてるんでしょうか。これも英会話はコミュニケーション力のお陰ですか、英会話って('A`)スゲー。
新キャラの美蘭さんは、まあツッコミはあるが置いとくとして、
大黒天、太クンの召喚獣っぷりは卑怯だろう。
まあこの勝負のための一回限りの使い捨てキャラなのかも知れませんが。そうでなければ毎回なにかある度に「太くぅぅぅぅん!来てぇぇぇぇ!!」で問題が片付いてしまうテラパピヨンw
『刀語』同様、こちらもムチャクチャやって序盤終了。
今回も本編こそはユルいのに、ラストの引きが凄すぎる・・・。
これまで出されたヒントも解けぬまま、謎が累積してきました。
一段落ついた後、次回からいったいどう繋がってくるか、巻き返しに期待感が募ります。
まあ10月頃には絶対に蝶展開になるんだろうから不安はしてない。蝶展開そのものが不安なのは否定できないが・・・。