このライトノベルがすごい! 2014 『このライトノベルがすごい!』編集部 宝島社 2013-11-20 by G-Tools |
■このライトノベルがすごい! 2014■
■総合ランキングTOP10■(ネタバレにつき文字反転)
@ やはり俺の青春ラブコメはまちがっている
A ねじ巻き精霊記 天鏡のアルデラミン
B 「とある魔術の禁書目録」シリーズ
C ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
D ソードアート・オンライン
E はたらく魔王さま
F 東京レイヴンズ
G 六花の勇者
H 俺の妹がこんなに可愛いわけがない
I ノーゲーム・ノーライフ
相変わらず、市場の根強い人気があるものもあり、アニメ化で人気が急上昇したものもあり、一部のラノベ読みのゴリ押しもあり、乱戦ですね。
1位の『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている』のぶっちぎりっぷりは、かつての禁書目録やSAOが1位を取ったときの貫禄を見せています。やはり市場の人気、アニメ化の追い風、協力者の支持の3要を兼ね備えることが、1位になるには重要か。
前回二冠のSAOが下がったのは協力者票が他に流れ込んだか。いきなり10位以上順位をあげた2位、新作がいきなり4位にランクインと、ダークホースが王者禁書目録やSAOに戦いを挑んだというところ。
6位はアニメ化で人気を覆しましたね。コアな読者には今更な作品にも関わらず、協力者票が大量に入っている。その他は、HP票が多く協力者票が少ないか、協力者票が多くHP票が少ないかのどちらかですね。
『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』はシリーズ完結のご祝儀票というところですが、クライマックスの付け方に賛否両論あっただけに伸び悩んだか。しかし、名作として有終の美を飾れたことでしょう。
『六花の勇者』や『ノーゲーム・ノーライフ』は、いよいよ人気に火がつき始めたといったところで、今後の展開がどうなっていくのか。『東京レイヴンズ』はアニメ放送中、原作もスパートかけてきたところ。
ちなみに今回、私が投票したのは、4位『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』、28位『ストレンジムーン』、32位『グランクレスト戦記』63位『塔京ソウルウィザーズ』圏外『蒼天のサムライ』でした。新興レーベルのオーバーラップ文庫は30位圏内に入ることは出来なかったものの、今後の躍進に期待していきたい。
ランキングにはありませんが、来年アニメ化が決まっている『ブラック・ブレット』、『星刻の竜騎士』、『魔法戦争』がの動向も気になりますね。来年はきっと順位を上げていることでしょう。