ダフロン

2013年07月15日

ヴァリアブル・アクセル/七条剛

4797374691ヴァリアブル・アクセル (GA文庫)
七条 剛 四季 童子
ソフトバンククリエイティブ 2013-07-16

by G-Tools

剣と能力で戦う新時代の治安維持機構《剣警》。異質なる力を秘めた、強すぎる新人白峰和久は、未来を見通す力を持つ少女皆瀬川咲良と出会う誰よりも強くありたいと願いながら、自分の力を引き出しきれずにいた咲良は、和久との出会いをきっかけに《本当の能力》に覚醒めていく――。

 無限の可能性を解き放て

 異能で治安を守る剣警の少年と少女が、未来への可能性を切り開く学園異能クライムアクション

 可能性はゼロでなければ、未来は無限に広がっている。どの未来を選択するか、人間はそれで決まる。
 異能の犯罪を取り締まる治安維持機関<剣警>の訓練校にやってきた主人公・和久が、ロリ班長・咲良率いる弱小チームに入隊し、巷を騒がす爆弾魔事件を追う過程で繰り広げていく活躍に目を瞠りました。
 最強の主人公×最弱のヒロインというわかりやすい組み合わせ。それにしても主人公欠点ないな!

 何でもそれなりにできるが中途半端で、数秒先の未来が見える異能を持ちながらも、その能力を活かせず落ちこぼれ扱いの咲良ですが、生真面目で正義感と思いやりに満ちた理想の婦警さんなだけに可哀想になった。
 優れた戦闘技能を持ち、期待の新人として入隊した和久だけが咲良の眠る可能性に気づいて、彼女の捜査班に加わり、チームメンバーとして過ごす寮生活の中で巻き起こるラブコメ的なラッキースケベがニヤニヤ。

 落ちこぼれと言われている咲良が、どうして班長なんかをやっているのかということについては、彼女と妹の紅葉の特別な事情があって、紅葉に頼りきりで過ちを犯した自分を責め続ける咲良の姿に切なくなった。
 爆弾魔の仕掛けた事件に立て続けに遭遇し、犯行の本当の狙いが自分たちだと気づいた時には後手に回っていて、囚われて窮地に陥った状態から真相を暴き出し、真犯人を取り押さえる逆転劇が鮮やかでした。

 学園モノというには、学園要素皆無ですね。和久ばかり周囲から評価されているけれど、ついで扱いされている小夜さんの方が実力的には遥かに格上なんじゃないの……見せ場が最後のチョロっとしたパートしか無いのが勿体無い。しかし、和久にアプローチをかけようとしていつも気づいてもらえない残念さが可愛い。
 和久にも特殊な事情があるようですが、まあ今回はキャラ紹介みたいなものかな。次回に期待。
posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | GA文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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