学校の階段4 櫂末 高彰 甘福 あまね エンターブレイン 2007-01-29 by G-Tools |
【三枝が退部を申し出た。突然のことに反発する幸宏達だったが、三枝は聞く耳を持たない。九重の提案で部員全員を階段レースで負かすことができたら退部を認めるということになり・・・】
「筋肉の祭典に敗者なし!
極めんとする者全てが勝者である!」
階段部VSデータマン!
学校の階段に青春をかける奴らのスポ根学園グラフィティ。
突然、退部宣言をした三枝がきっかけとなり、彼の退部を賭けて階段部全員との五対一の階段レースが勃発。
井筒、九重、天ヶ崎。それぞれ得意とするコースで次々と敗れていくメンバーの姿に幸宏は焦燥を覚えずにはいられない。
ビビる幸宏に激を入れる小夏姐さんの長文がまたたまらん!
まずやっぱり今回も筋肉部の乱入で思考停止。
巻を重ねるごとに登場が濃ゆくなっていくなオイ!
幸宏が裸族のヤバイ儀式の生贄みたいになってる・・・。
平凡な運動会の光景が一瞬にして男祭りに。お子様泣くぞ。
だが、予想外にノリノリの観客。「バリバリきてるよ!」って、
なんでそんなに盛り上がってんだよ!w老人拝んでるwww
この時点で笑い疲れた。精神的ダメージは計り知しれない。
三枝の日記を読むと、最初は性格の悪さにドキっとしましたが、階段部に入部したあたりから、少しづつそこが彼にとって居心地のよい場所になっていく変遷に胸をなで下ろしました。
悪役ぶっていたのも、本当は大切な仲間からの信頼を素直に受け取れず、重みに感じてしまう自分が嫌だったんですね。
あそこまで三枝が卑屈に育ってしまったのは、親が原因か。
あんなしょうもない親を持てば確かに苦労したでしょうね。
階段部のメンバーの心理も弱点もすべて計算にいれた彼の
最後の計算違いが自分の恋心というのも皮肉でいいです。
三枝と見城の二人で掃除する光景なんて甘酸っぱすぎ。
サエぽんが普通の男の子に感じられたのがよかったです。
刈谷&九重、いづみ先輩、サエぽんと続いて、これで一通り階段部メンバーの入部エピソードは終わりのようですね。
次回はいよいよ生徒会長の企みが明かされてくる番かな。
え?井筒?いいよあんな告白ひとつ撤回できないアホは。
それよりも映画化!GWシネマート六本木ロードショー!
_ _ ∩ 筋肉部! 筋肉部!
( ゚∀゚)彡 リアル僧帽筋!大胸筋!三角筋ー!
⊂彡
階段部は適当でいいので、筋肉部だけはリアリティ追求を!