![]() | ガーゴイルおるたなてぃぶ2 田口 仙年堂 日向 悠二 エンターブレイン 2007-01-29 by G-Tools |
【『ラーの天秤』と呼ばれる錬金術のアイテム探しを依頼されたひかる。調査を進めていくうち、なぜか喜一郎と出くわし、一同はその場で着物姿の怪しい少女に襲撃され!?】
幼女型自動人形キタ━━━!!!
駆け出しヒーローのガー助と錬金術師ひかるの物語。
ひかるが昔世話になった人から『ラーの天秤』と呼ばれる存在の調査を請負い、その過程でまたしても古科学者たちの企みが絡んできて、否応なしに戦闘へともつれ込んでいきます。
ガー助とひかる、そして仲間たちとの絆の力が燃え上がる!
ガー助を信じてためらわず命を預けるひかるが格好いい。
憎まれ口を叩きながらもひかるをフォローするガー助もね。
たとえ錬金術を用いても一人でできることは知れている。
けれど誰かの助けを得られればそれが可能になる。
自動人形だけを戦わせるだけでなく、パートナーであるひかるや仲間たちが力を合わせて戦う光景に胸が熱くなります。
他人の力を借りるという点では新キャラ・狛も同じなのだけれど、それは道具とその使い手という関係でしかない。
だから、いつもあと一歩でガー助に及ばないんでしょうね。
あくまで道具として意志を持たない『からくり人形』だったのが
ガー助に勝てなかった悔しさから彼に興味を覚えたりと、このまま徐々に感情を身に着けていくと彼女はどうなるのかな。
ガー助に対する狛の執着っぷりが熱々で萌えますね。
ガー助にライバル兼ガールフレンドができましたってカンジ。
でも、ストーリーがひかるの熱血バトルメインになってしまい、
こう、ほのぼのとして心温まるヒーリング分がないんだよなぁ。
正直、私は御色町の世界観に古科学はいらないんじゃないかと思っているので、古科学ネタは『おるたなてぃぶ』の方で締めて欲しい。さらに続くようなのでこのまま追ってみます。
しかしどこでもケルプの扱いは、つくづくパシリキャラだよね。