![]() | ぷいぷい! 4 (4) 夏 緑 メディアファクトリー 2007-01 by G-Tools |
【高原のペンションにやってきたシエラたち。でも、奥さんが蒸発して大変そう。夕也のバンドがなぜか予選をトップ通過したりと、またまた問題発生!すべては新米ランプの魔神シエラさまにお任せ?】
[●∪●]プキュー!
ランプの魔神にしてワガママお嬢様のシークレットラブコメ。
いまやすっかり主従が逆転している関係の陣とシエラは、
秘密裏に試験勉強をするために高原のペンションへ。
ところがペンションを経営する岸辺家では奥さんが蒸発中。
落ち込む息子・水斗くんを元気づけるために、シエラがありがた迷惑と押しつけの善意で突っ走る!勉強はどうした!w
いや、しかし今回のシエラはいつになく偉かった!
高飛車だった彼女が、初めて純粋な人助けをしています。
やり方こそいつものように非常識ではありますが、その熱意には彼女なりの優しさが垣間見えますね。
やはり自分の境遇を重ねてしまう相手には弱いのかな。
大活躍だった小ーレム軍団が可愛いよ[>∪<]プキュー!
湖で魔法書をなくしてしまい、改めて陣との間に距離を感じてしまうシエラのいじらしさがなんともいえません。
陣も内心ではシエラの一挙一動を意識して、妄想を広げているのに、外見では無愛想に振舞っている姿にニヤニヤ。
陣の友人の夕也に春がきましたね。本人は気づいてないが。
毒呂説子の毒舌なのに押しに弱かったりするところがいい。
あと安藤奈津にもオカン属性が立ってきてるのがいいw
そして知らずフラグを稼いでる右京×江利子。この二人ってw
あいかわらず、ボケとツッコミがいいタイミングで交される登場人物たちの掛け合いが笑えます。
ただもうネタ切れなのか、少し楽しみにしていた薀蓄話がなくなっちゃったのは物足りないかも。
物語としてはイベント巻でしたが、暗躍する人はしてました。
シエラの魔法がしばらく使えなくなってしまいましたが、魔法なんかに頼らなくても彼女の良いところはたくさんあるはず。段々と性格も丸く、商魂たくましくなってきた彼女に次回も期待。
ちなみに最近知りましたが、パンの袋を閉じる青いプラスチック片の名前は、『バッグ・クロージャー』って言うらしいですよ。