ソラにウサギがのぼるころ〈4〉mad tea party side:hell 平坂 読 メディアファクトリー 2006-12 by G-Tools |
【赤月祭が大いに盛り上がる中、ユウと陽子、陽子と聖司、藤堂とくおん、御厨と芙深の仲も進展(?)し、聖司の気持ちも少しずつ変わっていく。一方、祭りに乗じて潜入した者たちが動き始めて・・・】
「うるさいうるさいうるさい! 俺をツンデレと呼ぶな──────っ!!」
どうみてもツンデレです、本当にry
吸血鬼とツンデレだらけの学園祭、血みどろ地獄編。
いつもの無気力ぶりとはうってかわり、メイド喫茶に精力的な聖司、そして武闘大会での決戦に闘志を燃やす槐とくおん。
平和なラブコメの裏で、ついに傭兵部隊≪ジャバウォック≫が動き出します。コメディから一瞬にして殺し合いへ叩き落す。
やることが実にエグイ。さすが僕らの毒作家・平坂読だ。
今度こそ、読者の期待の斜め45度上をカッ飛んでましたね。
なんでしょう決勝戦、くおんちゃんの初耳設定のオンパレは、
『ホーンテッド』を読んでいたせいで、彼女の剣へのこだわりを見誤っていた・・・。完璧に騙されたよこにゃろうめ。
殺されちゃったのは、まあ予想範囲内として、最後の「アンダーヘア確認しますか」発言は・・・(生えてたんだ、ちょとショック!)
それにしても変態姉妹のイカれっぷりは凄まじかった・・・。
朱雀のファック乱れ撃ちに妙な興奮と絶頂を感じましたよ。
「ファック」という言葉にこれほど多くの想いが込められていた
とは驚きと感動を隠せません。ファックは世界共通語ですね。
これから挨拶は「おはようございまファック!」言ってみるよ。
あざといことに、全バカップルにエロスフラグが立ちました。
藤堂とくおんちゃんの小学生恋愛がリアル身を結ぼうとしているのは言うに及ばず、槐と芙深も保健室のベット上で交渉前知とってるし、ツンデレ聖司もようやく過去を吹っ切って陽子を受け入れる体位に持ってきてます。
次回、どれだけエロシーンを描くつもりなんでしょうかこのファッキン作家は・・・。期待ageです、ボス!