![]() | 七人の武器屋―戸惑いのリニューアル・デイズ! 大楽 絢太 富士見書房 2006-12 by G-Tools |
【究極の武器屋を目指し盛り上がる七人。だが、イッコが突然ドラゴンキラーになることを宣言し!? 夢と仲間と恋と。悩みながら成長する少年少女を描く経営ファンタジー第5弾!】
「違う……ただ建て直すだけじゃ、意味が無いわ。アタシ達が建て直すのは、まったく新しい、ニューエクス・ガリバー──目指すは、究極の武器屋!」
エクス・ガリバーよ、永遠に!
七人の個性あふれる少年少女が武器屋を営む冒険繁盛記。
「天下一武器屋祭」での報奨金で、ようやくエクス再建のメドが立ち、七人で「究極の武器屋」を目指し始めたのもつかの間。
イッコがドラゴンキラーになるためエクスを辞めると言い出したことで、盛り上がっていた七人の気持ちはバラバラに。さらにマーガスまでレンジャーにスカウトされて、波乱の最終巻。
夢やロマンよりも実利を取った選択は好みではないのですが、まあそれがイッコさんらしいといえば、らしい。
エクスのメンバーの中では、唯一イッコとマーガスの選択に賛同するノンは、同じくエクスを辞めることへの苦悩を一番最初に経験していたからでしょうね。
自分勝手なイッコに憤るジャンも、本当は自分のやりたいことが見つからずにイラだっていたのか。
息が合ってるのか合ってないのか、最高に微笑ましいケンジの誕生会や優柔不断なマーガスの一世一代の告白もあり、
イッコがサンク・マリカの購入にこだわる理由も明かされ、
パワーアップしたマイ・ウェポンズの極悪な性能、そしてビックバン・ソードは伝説に・・・。何度も惚れ直したよイッコさん!
まとめるべきエピソは綺麗にまとめましたが、なんだかなぁ。
なんていうか、ここで打ち切る理由が理解できない。
私がいつもお邪魔させて頂いてる目利きさんたちの書評をみても、「終わらないで欲しい」という意見で満場一致でした。
コミック版の連載開始して、これからシリーズを盛り上げていかなきゃいけないんじゃないですかい? なのにナニコレ?
富士見F文庫は、本当に作品を殺すのが好きだな!!
いつもドン底からの逆転劇が痛快なシリーズでした。
「バカバカしいを通り越して、感動した!」の一言ですね。
次回作も同じテイストを引き継いで欲しい。
そして可能ならば、こちら戻ってジャンとドノヴァンが表紙の「究極の武器屋」編を描いてください、お願いします!
それでは、最後はやっぱりあのセリフで。
サンキューエクス・ガリバー!(一度、言ってみたかった!w)


