ダフロン

2006年12月16日

みずたまぱにっく。/ハセガワケイスケ

4840236453みずたまぱにっく。―This is MIZUTAMASHIRO!!
ハセガワ ケイスケ
メディアワークス 2006-12

by G-Tools

【水玉シロー。13歳。中二。ジャージとタオル頭が標準装備の一般人。バイト代につられて始めたのは、由緒正しき超名門校の女子寮の“お手伝いさん”で…】

・・・・・・はげしく、びみょー


13歳にして苦学生の水田マシロと女子寮に住む変態さんたちとのハートフルなラブコメディ(?)
ボサボサ頭でいつもジャージのさえない子が、メイド服を着たらそりゃもうすごいんですよというシチュは御馳走様でした。

それまで他人に無関心で人間関係に冷めているマシロが、
学院の人気者、お嬢様4人組の秘密を知ってしまい、メイド業を通じて次第に仲間として心を開いていく流れはいいな。

まあその"お嬢様4人組"については、ネタバレになるので具体的には言えないが、なんだろうねコレ?っていう・・・。
まさに裏をかいて意表をつくキャラ設定ではあるんだけれど、
そんな属性を持たせて、なにをしたいのかさっぱりわからん。
"それ"さえなければスタンダードに良質なヒロインであるのに、あえて変なキャラにする意味がないでしょうが。

ハセガワケイスケの文章って、いつも心理描写に入ると時間の流れが遅くなるんですが、そのせいで後半ダルい。
『しにバラ』なんかそれが待ち味だし、場面を広く感じるのは良いんですが、そりゃー時と場合によりけりでしょう。
結局、マシロの孤独癖も治ってはないし、お嬢様たちの事情も明かされないままで、なんともぶつ切りチックなエンディング。

テンポがスローすぎてストーリーを一巻にまとめきれてない。
前もって話の上で提示した伏線はちゃんと回収してください。
読んでいる側にとって、話を盛り上げておいてロクな説明もないまま勝手に終られてしまうのは非常に不愉快ですよ。
曖昧にされたままの部分が喉に引っかかって気持ち悪い。

とても投げやりな結末ですが、続きは出るんでしょうか。
一応、「volume:01」とか1ページ目なってるし大丈夫か。
あまり次きを読みたいとは思えない引きだったけど、読まないでいてもなんだか気分が晴れないなー。


posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(3) | 電撃文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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