ダフロン

2006年12月05日

翼は碧空を翔けて 1/三浦真奈美

4125009619翼は碧空を翔けて〈1〉
三浦 真奈美
中央公論新社 2006-11

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【天真爛漫に育った王女・アンジェラだが、最近は縁談やら開戦の噂やらでうんざり気味。そんなある日、飛行船が王宮に不時着。心魅せられた彼女は、大空へと飛び立つ】

王女と飛行船の冒険ロマン!

窮屈な王族の身分でも自由奔放に育った王女アンジェラ。
ある日、王宮に飛行船が不時着し、興味津々の彼女はなんとその船に密航。そして外の世界の広さを知っていきます。
名作『女王陛下の薔薇』、『アグラファ』の三浦真奈美と、
C☆ノベルスにも進出した絵師、椋本夏夜のコラボレート。

船長の青年実業家セシル・マクレガー、蕩れ。
国内唯一の飛行船会社の経営者であり、地元の名士。
政府にもパイプを持ち、偉ぶってるわりに叔母さんに弱かったり、皮肉屋でツンツンして大人げないのが逆にいい。

反面、主人公でありヒロインであるアンジェラはどうにも好きになれなかったり・・・。
王女様らしく世間知らずで始終タカビーなのは許すとしても、
(というか、そんなぐらいじゃないとキャラが立たない!)
無自覚に周囲を引っ掻き回して事態を進んでややこしくするような彼女の言動が正直、かなりウザかったりする。

そんなアンジェラにメロメロな従僕少年ランディは、彼女のために自らの身体を張ったり、色々と頑張りはするけれども、
つまりそれは行き当たりばったりで無計画なアンジェラの尻拭いなワケで、まったく釣り合いが取れていないのが哀れだ・・・。
まあ可愛い女の子に振り回されるのは男の宿命だよ。

少しは冒険をして経験値を稼いだつもりでも、
遥かにセシルは大人で、アンジェラはまだまだ子供。
顔を合わせば口喧嘩ばかりのセシルとアンジェラだけれど、
まあこの二人がこの先なんやらでラブコメってくんだろうなぁ。
いや、ランディがセシルに負けない頼れる男に成長してくれるパターンも美味しそうで、それはそれでありです。

次回、一時帰国したアンジェラが、どれくらい成長して帰ってくるかが楽しみです。
posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(2) | C★NOVELS FANTASIA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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[三浦真奈美] 翼は碧空を翔けて 1
Excerpt: 教師の言葉を退屈しながら聞き流していたら、突然、部屋が暗くなった。窓の外をばかでかい建造物が動いているのだ。何がおきたのかと、部屋の外へ飛び出したアンジェラに説明したのは、次期国王である兄のフランツだ..
Weblog: booklines.net
Tracked: 2006-12-07 09:02

翼は碧空を翔けて1
Excerpt: ロートリンゲン王国の王女アンジェラは、つまらない授業の最中、突如窓が巨大な幕に
Weblog: 忘れられないモノたち@ココログ
Tracked: 2006-12-24 18:15
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