このライトノベルがすごい!2007 「このミステリーがすごい!」編集部 宝島社 2006-11-21 by G-Tools |
ほい。遅まきながら「このラノ!2007」の話です。
(なぜに発売から一週間以上も間が空いたのかというと、協力者は発売前に出版社から献本してもらえるのですが、「献本は受け取らない!」というヒネクレた信念から、オロカにも断わってしまい、折りしもリアルの仕事が忙しく、今日まで買いに行けませんでしたツンデレぶった俺がスマンかった!!)
すっごい今さらだけど語らしてクダサイ・・・お願いぷりーず。
■総合ランキングベスト10
1位/狼と香辛料
2位/涼宮ハルヒの憂鬱
3位/戯言シリーズ
4位/半分の月がのぼる空
5位/キノの旅
6位/とらドラ!
7位/終わりのクロニクル
8位/「文学少女」シリーズ
9位/空ノ鐘の響く惑星で、
同9位ある日、爆弾が落ちてきて
狼伝説! ここに極まりッ!
Web上のラノサイ杯、2chラ板大賞に続く三冠。
ハルヒ勢をかろうじて抜き去りヒロイン部門もホロが栄冠に。
巡回しているブログ群の情報から結果は知っていましたが、
やはり実際に最初のページを開いて眺めてみると、この作品へ1位票を投じた私の感慨も"ひとおし"というヤツです。
ちなみに私の投票した作品は以下。括弧は本誌の順位。
1位(1)/狼と香辛料
2位(8)/「文学少女」シリーズ
3位(55)/ラジオガール・ウィズ・ジャミング
4位(16)/紅
5位(67)/月の盾
1〜3位は鉄板。『紅』は、さらなるロリを祈願して。
『月の盾』は、泣かせてくれやがったからです。この俺様を。
最後まで4、5位票の枠を『とらドラ!』と『学校の階段』にするか迷ったのですが、結局、個人的嗜好を優先させました。
一口コメントはヒロイン部門4位の『天野遠子』と、作品部門で
同じく「文学少女」シリーズへ2つ採用されてます。嬉しい。
どうでもよいが、また極楽トンボさんのコメントの隣だw
「文学少女」シリーズは、協力者のプッシュが多いですね。
編集部によるランキングまとめを見てみると、[協力者]と[モニター]との票の格差が面白い。
お前ら裏で結託しているんかと疑われるくらい、[協力者]はみんな同じ動きをしていたみたいですね。末期だよな俺ら・・・。
■このタイトル&ジャケットがすごい!
投票した作品。
・タイトル
1位(4)/メイド刑事
2位(9)/ネクラ少女は黒魔法で恋をする
3位(-)/「とくまでやる」シリーズ
・絵師
1位(-)/学校の階段/甘福あまね
2位(16)/薔薇のマリア/BUNBUN
3位(-)/ぷいぷい!/霧本なもり
『メイド刑事』は、あからさまに狙ったタイトルに釣られ、若槻葵の燃える乙女魂に撃沈した。正直この発想はなかったわ。
『ネクラ』は、もうタイトルからすでににじみ出る暗黒面が・・・。
絵師については、BUNBUN以外はノータッチだなぁ。
『学校の階段』の1巻の九重ゆうこ以上にコケティッシュな八重歯は見たことがないですよ・・・。
『ぷいぷい!』は、アレは誰でもジャケ買いしますよね?
みんなシャナや長門さん一筋ですかそうですかそうでつか。
■目利きが選ぶ注目の作家&作品
ここで川口士の名がないのに河屋一を数名推している人がいるのが私的に笑える。やっぱ薦めるなら河屋一の方だよね。
燃え作品の得意な三浦勇雄や松野秋鳴も、目利きやベテラン勢に可愛がってもらっているようでなにより。
ただ、藍上陸、こばやしゆうきが挙がってるのは納得イカネ。
私が今年のオススメ新人作家として3匹挙げるとすれば、
1位/支倉凍砂、2位/深山森、3位/北山大詩でしょうか。
それ以外に「続巻を早く読みたい!」と思わせた新人は、
"ロリ界の新星"こと神崎リン、"本番エロス"こと御伽枕、
そして"熱血ギャルゲクリエイター"こと櫂末高彰。
頭の悪い二つ名は俺の命名です。間違っちゃいめぇ?
本誌のレビュアーは以上。
少々、腑に落ちない結果もありましたが想定範囲内。
大筋は予想通りというか、期待通り文句なしの内容でした。
今年のライトノベル界も、これで綺麗に気持ちよく締められたと思います。
というか、11/30が大晦日でいいよもう。
12月なんて、ラノベラーの体感暦の上では翌年ですよ。
ってか、あと一ヶ月も労働したくねぇ・・・orz
ああ、のべ子さんの壁紙は早いとこDLした方がいいですよ。