零崎軋識の人間ノック 西尾 維新 竹 講談社 2006-11-08 by G-Tools |
【殺し名の第三位に列せられる殺人鬼の「零崎一賊」。『愚神礼賛』こと零崎軋識。次から次へと現れる殺し名の精鋭たちの死闘の行く末にあるものは一体!?】
ロリショタがいっぱいだw
零崎一賊の釘バット、『愚神礼賛』こと零崎軋識。
あろうことか零崎一賊を狙った策士・萩原子荻の策略に、
零崎人識、零崎双識と共に立ち向かっていきます。
でも、見所は軋識より脇役のはずのロリショタキャラたち。
≪期待の人間シリーズ二人目は釘バット! ただし中身は戯言キャラの同窓会≫みたいなっ!
序盤は人識に先達者としての貫禄をみせていたものの、
あっさりと人識の異常性にビビらされてしまう零崎軋識。
その後も、鉄火面メイドてる子さんに敗北を喫してしまったり、
横からしゃしゃり出てきた人類最強に振り回されたりと、
主人公なのに踏んだり蹴ったりな役割を演じます。
零崎一賊の零崎軋識として、また≪チーム≫の式岸軋騎として、家族と玖渚友どちらが大切なのかと自問自答したり、
あの独特の語尾もキャラ作りだったというのが笑えます。
零崎なのにやたらと普通の人間っぽいヘタレキャラでした。
萩原子荻、西条玉藻、匂宮出雲、凪萌太、そして哀川潤。
戯言シリーズのキャラたちのオールスターバトルですね。
とくに子荻ちゃんと双識の運命の出会いはよかったw
それまでクールでニヒルな自分像を持ってた子荻ちゃんが、
変態殺人鬼・双識のペースに流され、後半ぐだぐだになっていく様が面白すぎて可愛すぎて悶えます。双識兄ぃ最高っ!
次回は『少女趣味』こと零崎曲識のお話ということですが、
また懐かしのキャラたちの再登場が見られるのでしょうか、
そしてなんとしても再び子荻ちゃんの大活躍を見せねばファンが黙っていませんよ!
もしくは萩原子荻の謀略シリーズの新刊立ち上げを・・・。
ときにおまけのTCG。哀川潤、ちょwwwナニコレwww!!