![]() | ぴぴぴ! 神代 明 集英社 2006-10 by G-Tools |
【火事でアパートから焼け出された鳴瀬川螢とひよこのぴよ。そこへ現れたのは、祖父が受けた恩返しをしたいというお嬢様・真鶴。彼女の屋敷で、螢は居候を始めることに】
・・・鳥って、そんな構造だっけ?
本当はピッチパッチという線も
なぜかメイド服でお世話をしたがるお嬢様・真鶴と、
どこにでもいる普通の庶民の女の子・螢との友情物語。
積極的に螢の周りのお世話をかって出るも、まったく役に立たない真鶴が愛らしくてほのぼのとしてこれはよい天然さんだ。
ほぼ全編にわたって女の子同士のイチャイチャな空気を発散させています。ああ、毎度お馴染みの神代明女学園だ。
本職メイドさんたちの真鶴に対する溺愛っぷりも和みます。
序盤では、邪魔者である螢を追い出そうと嫌がらせをして。
たとえ、気に入らなくともお客にその態度はないでしょうと、
メイドの誇りを小一時間説教してやりたくなる奴らでしたが、
要は、使用人なんかじゃなくて、みんな家族なんですよね。
主人と使用人の立場なんて所詮は見掛けだけ。
どんなことがあっても自分たちのお嬢様が心から大好きで、
大切で、大切で仕方がないという想いが伝わってきました。
徐々にうち解けて個性が見えてくると面白い。とくにマチカ。
『ジェンツー』と『ヒゲ』ってなにさw前もって打ち合わせとけw
後半は財産を狙う親戚の雇った暗殺者の魔の手から、
真鶴を守るサスペンス風味な展開へと代わっていきます。
信用していた相手に裏切られ、ピンチに陥ったりしますが、
最後には思わぬ人情感あふれる結末が待っている。
登場時からあの人の真鶴デレはバレバレです。天然萌えめ。
ほぼ予定調和でしたが、まったり楽しめました。
世間知らずな真鶴がちょっとだけ強くなっていったり、
螢と二人お互いに友達になって孤独感を満たしていく光景が温かくて、照れ屋な女の子っぽく可愛らしくてよいです。
この後も続けるにしても、このストロベリー分はかかせない。
そして大活躍の謎生物ぴよが一番可愛いです。
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