ダフロン

2006年11月01日

パラケルススの娘 5 騎士団の使者/五代ゆう

4840117098パラケルススの娘〈5〉騎士団の使者
五代 ゆう
メディアファクトリー 2006-10

by G-Tools

【19世紀末ロンドン。ローマ教皇庁の密命を受け『シオン騎士団』と呼ばれる者たちがやってきた。クリスティーナを狙う彼らの企みに巻き込まれ、遼太郎は彼女に秘められた事実を知ることに・・・】
「──そうだ。僕は彼女の<家族>だ」

よくぞいったあぁぁぁああ!!

いつもと様子の違うクリスティーナに不安を覚える遼太郎。
おまけに突然、訪問してきたシヴィルに連れられ、レギーネと共にどこかへ出かけてしまった。
その晩、主不在の屋敷に彼女を狙って襲撃者が現れる。
<聖なる血>の秘密を知ってしまった遼太郎の想いは。
クリスティーナの本心は。今日もレギーネのニーソが(以下略

久しぶりに男の意地を見せてくれた遼太郎に燃えです。
無力でも、大切なもののために命を張らなくては男じゃない。
理不尽に立ち向かうには、自分の身体ひとつあればいい。
いつの間にか逞しさを感じるようになった彼に胸キュン!です。
まあ遼太郎がパッとしないのは、いつもクリスティーナが美味しいところを後から全部もってくからだが・・・。

いつになく照れて不機嫌なクリスティーナがちょっと可愛い。
まあ身体は別人で中の人は所詮、男なのだろうけど。
クリスティーナの正体は、かなり前からバレバレでしたが、
そこに遼太郎の謎パワーも関わってくるとは思わなかった。
レギーネが妙に先を読んでいるかのような言動をしてたのが気になります。なんだろう、三位一体でもしたいのか作者。

最近、復刻された『骨牌』シリーズの重厚感と比較すると、
『パラ娘』は物語としての起伏も平坦で薄っぺらだったのが、
ストーリーへのバックボーンがしっかり描かれていたお陰か、
ようやく少しは読み応えを感じるようにはなってきた。

ただ、またもやヒロインの存在価値が中途半端ですね。
出番があっても、ジンジャーしかまともに活躍してないという
表紙の美弥子さんにも頑張ってもらいたかったのだけど・・・。
そしてバ(略)が出てたのに、名前すら出なかった人が一名。

さようなら、リース警部。

(骨牌使い)の鏡 (3)(骨牌使い)の鏡 (3)
五代 ゆう

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posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(4) | MF文庫J | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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[五代ゆう] パラケルススの娘5 騎士団の使者
Excerpt: 買出しに追いやられ、大荷物を抱えながら帰宅しているとき、遼太郎はひとりの女性に出会った。何を言っているのか意味が分からなかったが、その話をクリスティーナに告げたとき、珍しく彼女の表情は固くなった。何か..
Weblog: booklines.net
Tracked: 2006-11-02 09:08

パラケルススの娘5 騎士団の使者
Excerpt: 相変わらず忙しい日々を送る遼太郎は美弥子らに言いつけられた買い物の途中で少女に出会う。「『彼女』は必ず返してもらう。神のみ技を汚すのみならず、尊いその血を盗んで逃げた者には、必ず神の裁きがくだるでしょ..
Weblog: 読了本棚
Tracked: 2006-11-06 19:51

パラケルススの娘五巻/著:五代ゆう【MF文庫J】
Excerpt:  いまんところ毎日ペース。久しぶりやなぁ、こんなに読んだのは。  新章突入のようですよ。  今回はシオンの騎士団という四人組がパラケルススの娘ことクリスティーナ・モンフォーコンに襲い掛かっ..
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Tracked: 2006-11-11 05:54

[書評][五代ゆう][パラケルススの娘][神秘/奇跡/魔法][洋風][★★★★]パラケルススの娘(5) 騎士団の使者
Excerpt: パラケルススの娘〈5〉騎士団の使者 作者: 五代ゆう 出版社/メーカー: メディアファクトリー 発売日: 2006/10 メディア: 文庫 いよいよですよ。 いよいよ話が回転し出したって感じたのがこ..
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Tracked: 2007-06-20 00:02
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