 | ぷいぷい3! 夏 緑 メディアファクトリー 2006-10 by G-Tools |
【GWがやってきた！陣は聖櫃の手がかりを求めて伊勢神宮へ。んがしかし！お約束のようにシエラと遭遇、暇をもてあましていた彼女に振り回されてしまうはめに】
「あなた『が』！わたし『に』！ついてくるのよ、わかった？」
メイド株の下落がとまらない
あいかわらず座堂シエラの極悪ぶりは急上昇。
一人旅をするはずが、何故かシエラがくっついて来てしまい、
なぜかなりゆきで二人だけの小旅行へ。
そして若い二人の長い夜が始まります。なにこのエロ展開。
にしても帯ないと買えないぞこの表紙。黒ニーソ（・∀・）ｲｲ!!
学生寮だと、いつも邪魔に入る夕也や右京もいなく、
旅先の部屋でのびのびと寛ぐシエラ。あ、いつものことか。
自分に全然なびかない陣に苛立ちを募らせるシエラに、
そのくせやけに無防備な彼女の寝姿に、内心ドキドキの陣。
お互いに意識しまくりなのに、意地っ張りなシエラと朴念仁な陣のじれったさにやきもきしっぱなしでした。極上のベタです
水族館の一コマでは、シエラの意外な一面が現れていて、
やっぱりワガママだったり目立ちたがりなのは、寂しいからなんだろうなと思います。ってか、シエラの両親は最低だ･･･。
陣に振り向いてもらおうと、アルフに対抗して料理を学び始めるも、そんな自分へ必死にいい訳している姿がまた美味！
まったくもって優良ツンデレ！ 夏みーたんＧＪ！！
どちらかと言えば、ジャケ買い要素が強かった1,2巻にくらべ、
中身も格段に面白くなってるのは確か。
キャラになれてきたというのもあるんだろうが、1つの場面に何人もごちゃごちゃしてたのが、人数を絞りこめてきたカンジ。
伊東家にも投稿できないようなトリビアの数々はともかく、
キャラのボケとツッコミのノリのよさはハネ上がっている。
陣の持つ『鍵』を狙い不穏当な空気を漂わせはじめた聡子。
シエラに宣戦布告したアルフとの間で勃発した三角関係。
むしろソロモンのお話はいらないんで、ベタベタな日常パートをがっつりやってくれたほうが読者は嬉しいと思います。
そして三つ編みメガネっ娘ツンデレメイドという多重要素を獲得してしまったシエラの更なる進化を期待しようか。
