ダフロン

2006年10月20日

ねじまき博士と謎のゴースト/樹川さとみ

4086008289ねじまき博士と謎のゴースト
樹川 さとみ
集英社 2006-10

by G-Tools

【リーのために雇った家庭教師メアリー。“動物に育てられた”というリーの自己紹介に面食らった彼女は、他にも多くの謎を持つアレックス邸に不気味さを覚えてしまい・・・】
きみひとりを死なせるぐらいなら生きていけない。

いやもう、素直になれよw

ひねくれ少年博士アレックスと野生少女リーの物語。
リーにつけた家庭教師が屋敷の中で幽霊を目撃したり、
離婚したアレックスの母親がやってきてひと悶着あったり、
バカンスに出かけた先で二人して遭難にあったりと、
リーの周囲で巻き起こる騒動は後を絶ちません。
女の子らしい格好をしたリーに「気持ち悪い」って、ひどッ!w

博士は相変わらずのツンケンした毒舌と偏屈ぶりですが、
手がかりすら掴めないリーの両親の無責任さに憤ったり、
友人オリビエのお見合い話では、普段はバカにしているはずの彼を擁護してやったりと、高慢なようでいて本当は友達のために怒ることができるイイ奴です。
ははは。これはよいツンデレさんだ。博士かわいいよ博士。

リーよりもアレックスの方がツンデレ可愛い。
口いっぱいに広がるメルヘン分がいいですねぇ。
だんだん女の子らしくなってくるリーを苦々しく思いながらも、
意識せずにはいられないアレックスの戸惑いぶりが手に取るようで、ついついニヤケがとまらなくなる美味さ。

博士のお母さんや双子ちゃんといい、女は強いですな。
キャサリンとオリビエのかけ合いは、お似合いだったのに振られてしまったのは残念です。
博士とリーはもうラブフラグ十分ですね。
くそぅ、うらやましい! どちらかというと、むしろリーが!w

最近はこういう、ほのぼの日常系のシリーズが珍しいので、
二人には余計なものを背負わせずに気楽に続けて欲しい。


posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(3) | 集英社コバルト文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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