![]() | 空ノ鐘の響く惑星で〈12〉 渡瀬 草一郎 メディアワークス 2006-10 by G-Tools |
【メビウスの手によって、突如、首都ラボラトリに現れた漆黒の空間―死の神霊を奉る六番目の神殿、“終末の黒い神殿”。この星の命運をかけた最後の戦いが、フェリオ達を誘う】
「我の役目は終わった。
道化の幕には、引き際というものがある。」
お師匠様──っ!!(つω;)
ちょwwwパンプキン師匠大活躍wwwっっ!!!
どこぞの朴念仁王子より随所で主人公してたよ。
セリフのほとんどが場面にピッタリ合った名言です。
師匠はずるい! あんなカッコイイ見せ場の連続を見せられたら、誰しも男なら惚れずにはいられないじゃないかぁ!
そんなパンプキンを的確に表しているのがエンジュの評、
「彼は決して、戦うだけの機械でもなければ、
おどけているだけの道化でもない。
自分なりの美学を持ち、
その美学を明確な指針として生きている」
一見、ふざけているようで、イリスやエンジュを見守り、
登場人物たちの中で唯一、戦いの後のことを考えてました。
物語の〆まで奪って、まるで師匠が世界を救ったみたいに描かれてます。いや、そうだと言っても過言ではないッ!!
なんか本当にフェリオの存在意義がバトルしかなかった。
会議場でのジェラルド暴露話は、勇み足じゃないですか?
確たる証拠となる切り札も持っていないのに、手札を広げてしまうのは、いかにも早計に思いましたね。
黒神殿降臨で上手いことうやむやにできましたが・・・。
まあこのシリーズの魅力は、主人公ではなく脇役。
結局はメビウスも悪人ではなかった。
自分の宿命と立ち向かう方法を、少し間違えてしまっただけ。
ジェラルドも盲目の娘が暮らしやすい国ができれば、それでよかったのかもしれない。わかりやすい悪などはいなかった。
どう頑張ってもシズヤは悪人にしか見えないが・・・(ボソ
最後に、この結末の真の勝者は、周囲の無理解に屈せず、
一人二股エンドを訴え続けてきた俺様です。
渡瀬スレでのウルクリセリナ論争や、まいじゃーさんとこでは
ヒロイン人気投票まで勃発して、盛り上がっていましたが、
わかってない。お前ら、渡瀬のことを何もわかってない。
べ、別に祭りに乗り遅れたからって、僻んでるんじゃないんだからねっっっ!!!
あと、今回まいじゃーさんのとこで、
10/14の22:00から空鐘完結記念チャット開催します。らしい
我こそ空鐘ファンと自負せん者どもは、すべからく集え。



TBありがとうございました!!早速飛んできました☆
パンプキンかっこよかったです!
この話は主人公すら霞んでしまうくらい、脇役たちに魅力がありますよね(^^)
最後、まさか二人とも娶るなんて・・・(=◇=;)びっくりでした。
やるなフェリオ。。。と思いました(笑)
パンプキンを筆頭に、ライナスティとディアメルなんかも最後までいいカップルでしたよねぇ。
アルセイフメンバーにも、ちょっとは出番を期待していたのですが・・・。
ウルクリセリナ論争については、正直、若干ウルクがリードしていたように思います。
ラストはカップルだらけで満足ですが、ハーミットとシルヴァーナのその後が気になるところではあります。