ダフロン

2012年02月08日

ヤツの眼鏡は伊達じゃない/浅野大志

4798603473ヤツの眼鏡は伊達じゃない (HJ文庫)
浅野 大志 朝倉 はやて
ホビージャパン 2012-01-30

by G-Tools

生徒会副会長の二上衛一郎は「SS級オタク」「伝説の男」と呼ばれる凄腕のオタク。彼の眼鏡の光るところ、もはや敵なしとまで言われていた。そんな衛一郎を一方的にライバル視する、幼馴染の桐ケ谷百合の差し金で、次々と刺客が襲いかかる。

 オタクのみぞ知る世界

 伝説のSS級オタクと彼に挑むオタクたちの前代未聞のオタクバトル学園ラブコメ。

 とてつもない作者の眼鏡への愛を感じた。なんという眼鏡無双。めがねのちからってすげー!
 SS級オタクの称号を持つ主人公・衛一郎が、学園中から集ってくる様々なジャンルのオタクたちと評判を賭けて知識勝負やゲーム勝負を繰り広げるのですが、サブカルの参考書のようで勉強になった。
 これを読んで私も同じ眼鏡使いのオタクとして自信が持てるようになりました。

 父親はアニメ監督、母親は漫画家というオタクのサラブレットに生まれつき、新旧アニメの製作現場の裏話まで精通し、最新の洋ゲーからレトロゲームまで幅広く網羅するまさにSS級のオタクでありながら、生徒会副会長という肩書きと、成績は常にオール5、おまけにイケメンで美少女の幼馴染他、周囲に攻略対象が多数って、この眼鏡なんてエロゲ主人公? プラチナうらやましい(;´Д`)

 そんな彼のオタクとしての評判を聞きつけた挑戦者が次々と勝負を挑んでくるのですが、まあよくもそんなスラスラと知識が出てくるものだと感心するオタク討論とチート級のゲームの腕前でなみいるオタクたちのプライドをヘシ折っていく光景が痛快でした。っていうか、この学校オタク多すぎじゃね!
 最強のライバル・百合との勝負も、イチャイチャしてるだけでしたし。リア充でオタクとか反則だわ。

 勝負に勝っても負けても、そこは同じオタク同士。好きなアニメを語り合い、ゲームに興じる和気藹々とした雰囲気がよかったです。オタクに勝ち負けはない、最後まで楽しんだものが勝ちなんだろうなぁ。
 作中に登場するサブカル作品は、一応「架空のものです」となっているが、モデルはきっとアレだろうな、コレだろうなと思いを巡らすと面白いかもしれないし、笑えないネタすぎて虚しくなるかもしれない。
posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | HJ文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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