ダフロン

2012年01月03日

レイセン 4 サマーウォー/林トモアキ

404426628Xレイセン File4:サマーウォー (角川スニーカー文庫)
林 トモアキ 上田 夢人
角川書店(角川グループパブリッシング) 2011-12-28

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夏期休暇に入ったある日、ヒデオにかかってきた女性からの電話。それが、ヒデオの人生に新たなピンチをもたらす!! 精霊、巫女、警官、自衛官、ついでにAIの美少女も!? 熱過ぎる、ひと夏のサバイバルが始まる!

 夏は思い出の生まれる季節

 宮内庁神霊班に勤めだした元ニート青年の波乱万丈の第二の人生。

 普段はどんなに情けなくともここ一番の見せ場で放つ啖呵が格好良かった。全員俺の嫁(キリッ!
 お盆の季節になり忙しかったヒデオにもようやく夏期休暇が訪れたものの、美女の誘いにホイホイ着いて行った先で旧家の揉め事に巻き込まれてと、どこにいてもやっぱり不運がついて回る姿が可笑しい。
 性格に問題アリの人外とイロモノ揃いの女の子にモテモテなヒデオはこのフラグを回避できるのか?

 花果菜の従姉妹アカネの許嫁の座を巡って、IT業界の御曹司ウィリアムとゲーム勝負することになり、密かにお互いに隠している情報を賭けた勝負でも、フェアな試合に拘るヒデオがよかったです。
 ウィリアムは本当は誰かと遊びたかったんじゃないかなぁ。恵まれた者故の孤独を味わってきたウィリアムと、引きこもり故の孤独を味わってきたヒデオの間で友情らしき絆が芽生えていたのが微笑ましい。

 その後日談というか、ヒデオの部屋に当然リアル妹ちゃんが乱入し、ヒロインたちにむかってハーレム宣言をしたヒデオには大笑いしたw どうしてこういう時にいつものハッタリが効かないんだ!w
 とっさの嘘に付き合う女性陣も、嘘半分本気半分と言った感じで、まんざらでもないような仕草が可愛かった。普段の扱いは酷いけれど、それでもヒデオにとってはかけがえの無い仲間なんでしょうね。

 そしてまたやっぱり本編が進んでない。ヒデオのハーレムが拡張しただけじゃんかー。
 いやまあ、それはいいんですけど、水面下では"組織"に関係する人々が、着々と準備を進めていそうなのが気にかかりますね。マックルも現状では敵になるのか味方になるのか立ち位置が不透明だし。
 ヒデオを巡る5人の女性陣の争いも表面は静かですが、一触即発の危険性もはらんでいて今後の見所です。



posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(2) | TrackBack(1) | 角川スニーカー文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
個人的には3巻の時点では「組織」そのものにもそれが与える影響にもそれほどの危機感を抱いていなかったんですが(何せ澱の世界から見れば児戯にも等しいというか文字通り一蹴されていましたので)、それが4巻で天白キョウジが出てきたことで一気に危険度が増したような印象が・・・。
この男、澱の世界にズブズブだった「お・り・か・み」で唯一勝ち逃げした悪役というか、もちろんみーことかに目を付けられたらどうなっていたかは分かりませんけどそれでもなんか底知れなさ・得体の知れなさみたいなものを感じさせていて「ただの小悪党」と切って捨てるには存在感がありすぎたので、そいつが今後絡んでくるとなると・・・・。

ニート宣言のエルシア様が(自分の妄想の中で)イイ顔し過ぎてヤバイです(笑)
Posted by おたおた at 2012年01月05日 19:55
>おたおたさん
エルシア様の正妻オーラやばいですw
レイセンはまだまだシリーズとしての方向性が見えてきませんね。
組織と衝突しないまま、敵味方に新旧入り混じってキャラが増えていっているので間延びした感じがしてなりません。
両者の激突を今か今かと待ってるんですけどねぇ。
Posted by 愛咲優詩 at 2012年01月09日 17:36
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Excerpt: レイセン File4:サマーウォー (角川スニーカー文庫) 作者: 林トモアキ,上田夢人 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング) 発売日: 2011/12/28 メディア: 文庫..
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