BLACK BLOOD BROTHERS 6 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 九牙集結― あざの 耕平 富士見書房 2006-09-20 by G-Tools |
【吸血鬼暴走事件から半年。フリーの調停屋として活動するミミコと望月兄弟。しかしコタローに異変が起きる。変調をきたしたジローは、”血”の命ずるままゼルマンと闘うことに!?】
二人と一緒なら、それだけで笑顔になれる。
幸せになることができる。
こんなに嬉しいことってない───なのに、なぜだろう。
意味深な言葉ヤメレ!!
ミミコ失業から半年後。
ジローとの仲が微妙な彼女と、様子のおかしいコタロー。
米国からの『赤い牙』の乱入で揺れるカンパニー上層部。
体制が整わぬ中、ついに『九龍王の血統』の九姉弟が集結。
しかし、なんだこのさっぱりハードボイルドになりきれない、
愉快きわまる連中は・・・。ここにもお気楽極楽姉弟がいるお。
今回注目の対戦カードはジローVSゼルマン。
自らの血統の宿命と、何より愛する女性のため、
我が身を殉じる覚悟のジローもたいがい不器用ですが、
闘争の中でしか死に場所を見出せないゼルマンも、
これまた面倒な血統を背負ってしまったものです。
その辺の柵を断ち切るようサユカさんには期待したいな。
改めて言えることは、やっぱり龍殿は強かった。
ゼルマンが手も足も出ないほどのレヴェルなのか。
戦力順でいうと、セイ>ゼルマン>ケイン≧ジローってとこ?
実は兄者弱いのか・・・。そうだよな、弱点多すぎだもんな。
だから好き嫌いはよくないとあれほ(ry
何気におっさん連中の活躍も注目度が上がってきました。
部下が問題児ばかりで、そう分かってても頼らざるを得ない
尾根崎さんの最高管理職とは思えない気疲れにニヤケ。
尾根崎、張、バドリックの振り回されトリオの活躍も楽しみ。
けど陣内部長が・・・俺の理想の上司ダンディ陣内さんが・・・。