![]() | 私のKnightになってよネ! 2 佐藤 了 石田 あきら エンターブレイン 2006-08-30 by G-Tools |
【「私の『お兄ちゃん』になって!」そのひと言が、御影裕也ら三人をまたもや驚愕の事件に巻き込んでいく。匠の前に生き別れの親子を名乗って現れた男女の正体とは!?】
「女の子には興味がないが、妹には興味がある」
勇者があらわれた!w
妹がいないダメ人間ほど、妹を欲しがるダメ心理学。
今回は裕也の相棒、何があっても飄々と微笑むスタイルを崩さない小林匠が少女のKnightになるお話。
裕也×恭子カップルはわりと端役です。邪魔者です。
本当の家族がいない匠の秘めた孤独感と、
裕也とはまた別の強さ、絆の力を彼には見せてもらいました。
どこか壁を感じていた彼のキャラも、柚里との本物の絆を繋いだことで、ようやく共感できる親しみがわいてきた。
この二人の進展にも楽しみです。
話の中でもちょっと振られてましたが、
お約束だと、裕也の婚約者話が来る流れなんだけどな。
恭子の能力については、さらにマインドコントロールの域にまで覚醒。もう予知能力じゃないじゃんよソレ強すぎ・・・。
大鹿と大熊を止めるシーンは、ちょっとわざとらしかった。
前巻ではラブコメの中にもミステリー式の駆け引きがあり、
よくも悪くも終盤のドンデン返しが印象的だったのに比べ、
スケールの大きさや話の盛り上がりにも欠けていましたか。
ストーリーの構成要素が単純化してしまったように思う。
二巻を出す予定が本当に無かったのか、話に繋がりがなく、
いまさら物語設定を練り直している様子も伺えます。
自分たちの最悪の敵『ALES』って、悪の組織は『MALLS』の方じゃないのかよ。
本筋はあくまで学園ラブコメであって欲しいのですが、無闇に『異なる人々』がいっぱい出てきて力押しな対決だと萎えそう。
もはや恭子がツンデレでもなんでもなくなったのがイタイ・・・。


