ダフロン

2006年09月10日

私のKnightになってよネ! 2/佐藤了

4757729138私のKnightになってよネ! 2
佐藤 了 石田 あきら
エンターブレイン 2006-08-30

by G-Tools

【「私の『お兄ちゃん』になって!」そのひと言が、御影裕也ら三人をまたもや驚愕の事件に巻き込んでいく。匠の前に生き別れの親子を名乗って現れた男女の正体とは!?】
「女の子には興味がないが、妹には興味がある」

勇者があらわれた!w

妹がいないダメ人間ほど、妹を欲しがるダメ心理学。
今回は裕也の相棒、何があっても飄々と微笑むスタイルを崩さない小林匠が少女のKnightになるお話。
裕也×恭子カップルはわりと端役です。邪魔者です。

本当の家族がいない匠の秘めた孤独感と、
裕也とはまた別の強さ、絆の力を彼には見せてもらいました。
どこか壁を感じていた彼のキャラも、柚里との本物の絆を繋いだことで、ようやく共感できる親しみがわいてきた。
この二人の進展にも楽しみです。

話の中でもちょっと振られてましたが、
お約束だと、裕也の婚約者話が来る流れなんだけどな。
恭子の能力については、さらにマインドコントロールの域にまで覚醒。もう予知能力じゃないじゃんよソレ強すぎ・・・。
大鹿と大熊を止めるシーンは、ちょっとわざとらしかった。

前巻ではラブコメの中にもミステリー式の駆け引きがあり、
よくも悪くも終盤のドンデン返しが印象的だったのに比べ、
スケールの大きさや話の盛り上がりにも欠けていましたか。
ストーリーの構成要素が単純化してしまったように思う。

二巻を出す予定が本当に無かったのか、話に繋がりがなく、
いまさら物語設定を練り直している様子も伺えます。
自分たちの最悪の敵『ALES』って、悪の組織は『MALLS』の方じゃないのかよ。
本筋はあくまで学園ラブコメであって欲しいのですが、無闇に『異なる人々』がいっぱい出てきて力押しな対決だと萎えそう。

もはや恭子がツンデレでもなんでもなくなったのがイタイ・・・。
posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(5) | ファミ通文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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