![]() | 神様とゲーム ハレ/クモリ/アメ/ニジ 宮崎 柊羽 角川書店 2006-08-31 by G-Tools |
【「さぁ、ゲームを始めよう!」って、毎度腹黒な土地神“かのう様”の持ち込むやっかい事。今日俺たち生徒会に持ち込まれたのは、切断された手を使っての宝探しゲーム!?】
さすがボケの神
こっそりと人気の「神様ゲーム」もついに短編集。
相変わらず秋庭の演説が熱い「ユメデハレタラ」。
かのうの出した宝探しに尾田が挑戦する「ドンテンガエシ」。
嘘つきの色男に羽黒が見込まれてしまう「アメノチウソツキ」。
そしてバレンタインデーを目前に美名人が奮闘する書下ろし「ニジイロチョコレート」。
いつもの生徒会の面々がそれぞれ話の焦点に、
例によって鈴木くんは行く先々で頭痛の種です。
やはり、神様は神様でもボケを司る神なのか。
それならこの大ボケオンリーな世界にも納得だ。
四話の中では「ドンテンガエシ」が本編の3、4巻と絡む重要な伏線となっていますが、
あえて表題にすべきとすれば、クールビューティー美名人がチョコ作りに乙女心を燃やす「ニジイロチョコレート」。
戦いに挑む戦士の如く、剣の代わりにチョコへ魂を込める彼女の迫力はまさに戦乙女。
お笑い日本人形、東雲さんや偲ぶ会の面子といい。
叶野学園のみならず近隣住民の面白キャラ率が高いな。
かのう様の正体や過去についても、これからの展開への布石が置かれていました。
シリーズ全体からみると、ちょうど折り返しといったところ。
さて、ゲームに負けてしまった羽黒は、果たして"嘘つき倶楽部"を再建できるのか。


