![]() | 蟲と眼球と愛の歌 日日日 メディアファクトリー 2006-08 by G-Tools |
【グリコは、「仲間」になった殺菌消毒・美名、不快逆流・蜜姫と共に、鈴音を元に戻せる『一人部屋』を探しはじめた。一方『一人部屋』は、とある人物と、奇妙な同居生活を送っていた。】
「エロ、グロ、ナンセンス」
どの口でそう言えるのかと
究極の創造器官『一人部屋』と伝達器官『破局』。
そしてついに正体を見せた臆病者の感覚器官『涙歌』。
仲間となった殺原姉妹は仲良く血の花を咲かせ、
飼い犬プレイを受け入れ始めた梅は心臓ペネトレイト。
そしてグリコは嬉々としてカニバリズムに大興奮。
うわ、なにこの残酷ワールド! グロスwww
旧キャラどころか、新キャラまで躊躇なく血の海に沈んでいきます。想像すると、ちょっとシュールでワロタw
捨てキャラを見限るの早いよ日日日・・・。
役立たずなわりに愚龍がしぶといのが不思議です。
主人公の一人なのに2巻以降、さっぱり活躍してねーやん。
教え子の部屋に引き篭もるニート教師ですか。
今回は竜ゑすら登場しないのは非常に残念であります。
まあどうせ原因は、日日日がキャラに飽きたんだろう。
日日日のキャラ回しは、飽きたらあっさり殺されるか、
仲間になってやっぱり殺されるかどっちかですね。
殺原姉妹もそうだけど、前巻に比べ『涙歌』も意外な立場の逆転だなぁ。狙ってやってるわけじゃなく即興なんだけど。
ストーリーはまたもや新キャラを投入することで一冊分のエピソードを無理矢理稼いでる感じです。
世界の認識云々の話は、涼宮ハルヒの『世界五分前説』で飽き飽きしているラノベ読者が多数でしょう。
それよりも毎度狂った考察レポートをかましてくる芥川白雪はいい加減何者なのかとそちらの方が気になって仕方ない。
きっとまたあのボロアパートの住人だ! 間違いない!
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