ダフロン

2011年10月04日

ログ・ホライズン 4 ゲームの終わり(下)/橙乃ままれ

4047275433ログ・ホライズン4 ゲームの終わり(下)
橙乃ままれ
エンターブレイン 2011-09-30

by G-Tools

モンスターの大量発生は、異常事態に発展。チョウシの町を救うべく急ぐ新人チーム、大遠征軍を指揮する“狂戦士”クラスティと参謀の“腹ぐろ眼鏡”のシロエ、そして貴族の誇りをすて声をあげる〈大地人〉の姫。異世界の危機に、〈冒険者〉と〈大地人〉が手を取りあった共同戦線がはじまる!!

 義を見てせざるは勇なきなり

 オンラインゲームの世界に閉じ込められたプレイヤーたちが世界を変える冒険に挑むファンタジー。

 オンラインゲームの一番の見せ場ともいえる多人数vs多人数の大規模戦闘の光景に胸が躍る!
 モンスターの大量発生により存亡の危機を迎えたイースタルの都市連合を守るべく、アキバの街の冒険者たちが立ち上がり、戦闘系も職人系も一丸となって挑む総力戦が燃えに燃えて大興奮祭り!
 地位や金などでは飼いならすことはできない、自由を何よりも尊ぶ冒険者たちの心意気に惚れます。

 冒険者だからといって、誰かを助ける理由もなければ義理もない。けれども、助けたい気持ちはある。ただ強いだけでなく、その思いを知ってこそミノリとトウヤは真の<冒険者>になったんじゃないかな。
 自分たち新米プレイヤーたちでは、襲い来るゴブリンの群れから村を守り切れない。しかし、そこで諦めずに勝てる作戦を見出したミノリは、さすがはシロエの弟子。まったく中学生は、最高だぜ!

 一方、この危機にも政治争いをしている貴族連中には、ほとほと呆れ果てる。
 一言、「助けてくれ」と言えばいくらでも助けに行く用意はあるのに、すべてをアキバの街に押し付けるかのような、身勝手な言い分を振り回されたんじゃあ、シロエたちだって苛立つし、もどかしいよなぁ。
 そんな停滞した状況をひっくり返したぐうたら姫・レイネシアの行動は痛快だった。

 普段は貴族らしくない彼女が、一番貴族としての魂を備えていました。そんな彼女がその身を張った懇願だからこそ、アキバの街の冒険者たちの義侠心に火が点いたんじゃないかな。
 死を軽く考えがちだった冒険者にも死の重みがのし掛かってきましたが、それでも彼らは危険への冒険に挑み続けるのだろうなぁ。死ですらも、彼らの自由なる意志は侵せない。そう信じている。

posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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