 | 天使のレシピ〈2〉 御伽枕 メディアワークス 2006-08 by G-Tools |
ＦＡＫＥ
【演劇が大好きな兄が大好きな妹。許されない想いを抱える彼女は兄に本当の気持ちを告げようとするが】
偽りの愛などない！
なんかもう妹がいじましくて可愛かった。
兄をどれだけ想っていても、好きな人に迷惑をかけられない。
だから自分の感情を押し殺して演技にしてしまおうとする。
けれどダメだと思うんですよそういうの。
どんな愛でも自分の大切な気持ちを偽物にしてはいけない。
ぶっちゃけいいじゃん。愛があればナッシング無問題ですよ。
古今東西、禁断の愛は恋愛小説の定番です。ロマンです。
妹萌末期患者に少しぐらいロマンをくれたっていいじゃんね。
相談員
【彼氏に悪い虫がついた。我慢のできない千波は、相手の彼氏に相談を持ちかけるが】
何、濡れてんの・・・
なんかもうヒロインが凄まじくエロかった。
興奮するのはいいが、パンツ濡らす場所は選べと。
全裸で携帯を叩き割って、彼氏をボコる妄想はワロタ。
ってか、どこが"気が合ってる"んですかアンタら・・・。
意思疎通がまったく伝わっていないじゃありませんか。
「好き」と言ってるわりに思いやりがないよ、敬之。
彼女が嫌がることは、納得できずとも止めよーや。
彼女がやりたいことがあるなら、やらせてみよーや。
自分が先になんでもやって、恋人には努力すらさせない。
そういうのも恋人を束縛してるっていうんじゃね？
千波の独占欲は別に構わないんだ私としては。
あれくらいのワガママは可愛いもんじゃないですか。
まあ私が千波だったら、あんな人と会話もできないような
ガキっぽい彼氏はごめんこうむるけどな。
それはともかく、いつ４Ｐが始まるのかとｗｋｔｋしてた。
実習生
【予備校であっ三つ年下の彼女。俺は未熟な彼女に恋を教えることに】
いや、それ洗脳じゃ・・・
なんかもうヒロインがやっぱりエロかった。
「ドキドキするから近寄らないでくださいっ！」はキた。
自分の気持ちに戸惑う弥生の仕草が初々しい。
なのに不精髭のおバカ！ その状態をキープするんだよ！
身体は無防備フルオープン、心はちょっぴり未発達。
そんな時期こそ熟し頃、そんな君こそマイフェイバリット！
自分好みに女の子を刷り込める機会なんて滅多にないんですよｺﾞﾙｧ！ 微妙にマニアックな洗脳しやがって・・・。
源氏物語を読みやがれ貴様あぁぁああ！！
テンシヲサガセ
【都市伝説『恋の天使』を追う新聞部員。そんな彼女の前に本物の天使が訪れて】
なんかもう天使がまた意味不明っぽかった。
今回は男の子の天使シオンの登場する比率が高いよです。
しかし相変わらず、この二人は人の役に立ってるのか、ただ弄んでるだけなのかケースバイケースで見極めにくい。
この調子で続けるシリーズみたいですが、ちょっと読み辛い。
男性キャラが難点なんだよなぁ。どいつも情けなくて。
