ダフロン

2011年08月27日

アキハバラヴァンパイアナイト/七位連一

4840142068アキハバラヴァンパイアナイト (MF文庫J)
七位連一 Anmi
メディアファクトリー 2011-08-24

by G-Tools

半吸血鬼だが特別な力のないカズマの部屋に、突然吸血鬼の兄妹が押しかけてくる。日本が吸血鬼たちの居住地として適しているか調査する斥候員だという。そのわりにアニメやマンガに興味津々な様子の二人は、カズマの幼馴染で真性オタ娘の雫と意気投合してしまい。

 アキバの夜は、萌えているか

 アキバオタクな吸血鬼兄妹と同居生活を過ごすことになった少年の泥沼非日常生活ラブコメ。

 誇り高き吸血鬼と萌えアキバ文化の異色のコラボ。よりによってどうしてこの二つを混ぜたし・・・・・・。
 ドイツからホームステイにやってきた吸血鬼の兄妹を預かることになった主人公・カズマ。ところが、幼馴染の少女・雫はヴァチカン公認の魔物ハンター。お互いに真性のオタク同士で打ち解けあうも、狩る者と狩られる者との間で秘密を抱えて板挟みになるカズマの狼狽えぶりが可笑しかったです。

 吸血鬼の兄・クルスが重度のオタク。マンガやアニメ、メイド喫茶まではともかく、虎穴の18禁コーナーで荒ぶるな!w しかし、ここまでアキバを満喫してくれると、それはそれで見ていて気持ちいい。
 妹のクレアも表面では無関心を装っているが、兄よりも知識量がディープな隠れオタク(コスプレ系)なのは間違いなくて、自分をオタ娘と認めたがらないちょっと照れ屋なところがとっても可愛い。

 カズマ本人はオタクではないものの、パワフルな兄妹たちに流されてアキバを連れ回され、目当ての宝物へと暴走していく二人が巻き起こす騒動のフォローで散々な目に合うのですが、次第にそれが吸血鬼の兄妹との友情を深める楽しい思い出となっていく光景には心が温まりました。
 アキバの名所はひと通りコンプリートしてましたが、西口方面だけで満足してもらっては困りますぜ。

 コミカルな描写に多くを割くのはいいのですが、ラブ要素やアクションもあっさりしすぎかなという印象。
 前半と後半の落差が極端。吸血鬼モノというとラノベの王道と言っても過言ではないジャンルですが、そこにアキバ文化を混ぜたら吸血鬼とか、どうでもよくなる謎の現象が発生している。
 アクションはいらないので、もし続編が出るなら、もうちょっとラブ寄せに期待したいところ。

 ときに現実主義的な読者は、雫みたいな女子高生なんていねーよ!ともーじゃん?
 残念だが、美少女現役女子高生公認エクソシストは実在している!!!!

 現役女子高生による「美少女ぞろいの悪魔払いチーム」が世界で大活躍

 バチカン市国ハジマタ! あとはドイツ政府が吸血鬼の存在を認めるだけだな!

posted by 愛咲優詩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(1) | MF文庫J | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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