![]() | ガーゴイルおるたなてぃぶ 田口 仙年堂 日向 悠二 エンターブレイン 2006-07-29 by G-Tools |
【駆け出しの錬金術師ひかると相棒の自動人形のガー助。明るいビンボー生活をしている彼らの前に、この世のものとは思えない巨大生物が現れいきなりピンチに!?】
「俺は鳥屋のガーゴイル。
ただの駆け出しのヒーローさ。」
ひよっこってことか
本家のガーゴイルとはまったく違う。
とても鈍くて非力で、到底すべてを守りきれないガー助。
それでも鳥屋のガーゴイルとして、人々の手助けとなるため。
力不足でも、誰かのために精一杯になるガー助とひかる。
他の錬金術師を知らないからこそ、既存の型にはまらない発想をする、いままでにないタイプの錬金コンビ。
東宮やヒッシャムならず、高原喜一郎までサラリと登場。
「吉永さん家のガーゴイル」の世界のもう一つのガーゴイル。
新米錬金術師と駆け出しのヒーローのコンビの勢いがよい。
なにかと優れた本家のガーゴルとガー助を比較してご満悦の喜一郎ですが、本当のところガーゴイルラブなんだろうな。
ツンデレ忍者が
以前、購入特典として配布されてた小冊子の続巻。
田舎なんで、残念なことに配布本は入手できなかったので、
文脈から前後のあらすじを推測するしかないのですが、
時系列でいうと本編10巻と同時期の物語。
ガーゴイルには、お気楽ご近所コメディを求めているので、
今回は、ちょっとばかしストーリーの起伏が単調すぎたか。
一冊の大半が古科学者との戦闘シーンがメインですし。
妙に気安いヤクザやら、元・銃工の花屋のおいちゃんだとか、
ノーブルなダチョウなど面白キャラは出てくるのですが、
シリアス分にほのぼの分が競り負けてしまってちょい固め。
ガーゴイルはもっとゆるゆるとして、まったりしてないと。
本編とは別に「おるたなてぃぶ」も続きを書いてくっぽいですが、いつか本家とカップリングする日も来るんでしょうか。
そして二期目のため、萌えキャラは投入されるんでしょうか。
双葉はまだダメというなら、そこで和己ですよ!