![]() | 声優のたまごが、俺の彼女だったようです。〜ぱんつの中身は大事です!〜 (GA文庫) 花花 まろん 双龍 ソフトバンククリエイティブ 2011-08-12 by G-Tools |
藤崎拓真は、突如起こった怪現象に百瀬まいと巻き込まれていた。普段は眼鏡にマスクの超不審者ビジュアルの百瀬なのだが、いまはとんでもない美少女。そして彼女はNDDという秘密を抱えていたのだが…… ってそれって、なに!? 美少女×俺×NDD=声優!?
声優にいちばん大事なこと
声優を目指して頑張る美少女の偽彼氏になった少年の愛と挫折とド根性のボイスアクターラブコメ。
勿論、ぱんつの中身は大事だけれど、この話では別にぱんつはまったく大事でもなかった。
普段はあか抜けないが、実は美少女で声優のたまごであるヒロイン・百瀬まいと、その秘密を知った主人公・藤崎拓真との、演技力の特訓と称して繰り広げられるイチャイチャが美味しかったです。
声優のお仕事が誤解される部分も多々見受けられるが、ラブコメディですし、スルーできる範囲かな?
すごい美少女なのにひどいネガティブ思考で、ときとして非常に面倒くさいところもある百瀬ですが、自分を優しく励ましてくれる拓馬に小動物のように懐いて、一途に頼りにしてくれる姿がとても可愛い。
いつも後ろ向きで卑屈屋だけれど、努力家で声優になるために健気に頑張っている姿が素敵でした。
百瀬とは真逆に超ポジティブで強気の人気声優キラ子も、時折、垣間見せる弱気のギャップがよかった。
NDDだの、SGHだの、ヒロインたちの周囲に起こる超常現象についてですが、声による集団幻覚の類じゃないのかな。本人たちにとってはアレが地ですが、真に迫った演技は見たものの感情を強く揺さぶるともいいますし・・・・・・。とりあえず、そういう解釈で無理矢理自分を納得させておく。深くは考えたくない。
「俺の脳内スキャン」のくだりは、最初の一度きりならまだしも、何度もやられてイラッ☆っときました。
発売前当初から、改題騒動で話題になっていたこの作品ですが、確かに読後でもこのタイトル名はピンとこないかなー。ひらがな四文字系で『ぼいレコっ!』のほうが、まだキャッチーじゃないかしら。
エロ描写についても担当の意見らしいですが、それも必ずなくてはならないというものでもないですし。ラブ寄せで関心を引きたいのであれば、もっと拓馬、百瀬、キラ子の三角関係の修羅場を描くべきだった。
キャラクターは魅力的なんだけど、話の展開の膨らませ方、盛り上がり方がいま一つなのが残念でした。



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