![]() | 純情感情エイリアン (1) 地球防衛部と僕と桃先輩 こばやし ゆうき 角川書店 2006-07-29 by G-Tools |
【部活紹介で壇上に上がった麗しの桃先輩。彼女に運命を感じた僕は、すぐにその地球防衛部へ入部した。とってもハードな訓練でも桃先輩がいるからガンバれるよね。】
「卵管なんか生えてる俺の屈辱がお前らに解るか」
そりゃワカラナス!www
高校入学早々、二年の桃先輩に一目惚れした赤城。
彼女のいる地球防衛部に入部届けを出したものの、
そこは生真面目にエイリアン訓練やら、細菌兵器の講義を繰り返すやたらとハードな謎の部活。
下心とエロスまみれの主人公、赤城がなんのかんのあり、
虫男に変身したりして本物のエイリアンと戦うわけですが、
卵管卵管うるせぇ!
卵管連呼するなエイリアン! ちょっとニヤケたw
けどエイリアンの実在が明らかになる場面があっけない。
フラットに非日常パートへ突入して頭の切り替えができない。
赤城も簡単に受け入れすぎだから。人間に卵を産みつけるエイリアンだよ? もっとリアクションはないのかよ!
部員たちも、それぞれに未知への好奇心や探究心、
充実感を満たそうと集まっている姿は青春だなとは思うが、
宇宙人といえど虐殺して良心の呵責を感じないのか・・・。
モンスターはいくら殺しても問題ありませんかそうですか。
ゲーム脳って怖ぇ
いたる箇所で話が出来杉くん。
宇宙船を作れる技術があるのに、エイリアンの攻撃ときたら
生身の自分の卵管(毒針)でブッ刺してくるだけ。
普通の火炎放射器や液体窒素で全滅したり情けない。
取り逃がした野郎は探さなくとも自分からのこのこ出てくるし、
オマエラ宇宙を渡ってきたんだろう、ショボすぎるぜ。
桃先輩は何もせずとも最初から赤城にフラグ立ってるし・・・。
ラブコメだって、ご都合主義は逆に萎えるだけですよ。
いくらなんでもスト−リーにリアリティが感じられない。
設定の細かい『詰め』が白紙か、まるでハリボテ。
それに地の文が口語体で非常に気に入らない。
一人称の好き嫌い以前の問題で、作者が心理描写と背景描写というものをごっちゃにしているじゃないかこれ。
最近の角川靴では珍しく文章が微妙な新人が出たなー。
まあ濡れ場だけは褒めてもいい。君はエロ路線でいきなさい。


