ヒドラ HYDRA〈1〉 吉田 茄矢 富士見書房 2006-07 by G-Tools |
【雪に閉ざされたルルブの山中で、難破した飛行船から双子の少女ウミとハナを助けたアラタ。吹雪を避け駆け込んだ収容所で、奇妙な水疱を発疹し死亡するという事件が起きて】
つまらない
本日の感想は以上です。
これより正確に表せる言葉は私にはないですな。
ストーリーがありふれてるとか、薄っぺらいとかでなく。
ただ普通に面白味がない、という意味での『つまらない』。
先の展開に期待をもたせてくれるような旨みを感じなかった。
ぶっちゃけキモい
まずヒロインが気持ち悪い。
ヒステリックな姉と依存症の妹。
両者とも他人と意思疎通ができてるのか意図不明で、
親しみがわかないどころか、かなりの不気味ちゃん1号2号。
そしてナカミチを始め、主人公らも愚図でダルイ。
無駄な文章が多くて、作者の意図がわからない。
「描きたいこと」をうまく整理できてないんじゃにゃーかね。
そしてその「描きたいこと」も、はたして読者が楽しめるようなシロモノなのかも疑問でありまする。
これがホラーというものなのかも知れませんが、
ストーリーから漂うオーラが根暗で陰湿で、不毛感バリバリ。
三角アゴばかりで婀娜臭い挿絵も胸焼けしてきます。
これを上下巻として、次も読ませようとするのは無謀だな。
まだ三流米ドラマの方がマシだったよ。
サウス・ギャング・コネクション―BAD×BUDDY〈2〉 吉田 茄矢 by G-Tools |